せっつ・はりま歴史さんぽ|山陽沿線歴史部

伊保崎を歩く(前編)

投稿日:



木々にも若葉が萌出るこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。

伊保駅

山陽電車で着いたのは伊保駅
この時は「山陽電車×山陽バス×神戸市交通局 つながるヘッドマークSNSキャンペーン」のヘッドマーク掲出電車がまだ運行をしていました。三社局のキャラクターがデザインされたヘッドマークは賑やかで楽しいですね。

伊保の街並み

伊保駅を出ると伊保の街並みが続きます。もともとの伊保の街は今の駅前の北東に広がり、法華谷川の対岸の今市や中島などの集落と合わせて伊保村を形成していました。

伊保を行く

かつての伊保の集落に入ると、狭い路地が続きます。

現在は住宅が広がっている伊保ですが、中世には「伊保荘」と呼ばれる荘園でしたが、近世には法華谷川と洗川の河口に近いことを生かして特産の竜山石を始めとした物資を運ぶ舟運の拠点となり、栄えたと言われています。法華谷川の対岸は幕領でやはり舟運で栄えた今市で、法華谷川はきっとたくさんの船が行きかい、今では考えられないくらいに賑やかだったのでしょうね。

延寿寺

伊保の街中に鐘楼の載った門が印象的な寺院がありました。
こちらは延寿寺です。古い地図にも寺院が記されていて、地域の中心的な寺院だったのでしょう。

静かな住宅地になった伊保ですが、長い歴史を持った町です。
次回、もう少し歩いてみたいと思います。

ランキングに参加しています。
お出かけ前にクリックをお願いします!
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへ にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。