楽しいむ〜さん一家

山陽バス沿線で深まる秋を撮る!

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今年は「いつまで夏が続くのだろうか」という異常気象でしたが、突然の冬の気配。秋はどこに行ってしまったのかと思いながらも山陽バス沿線を歩いてみました。

かなり以前に撮りに来たことはあるのですが、緑・黄・赤と3色の街路樹が美しい名谷線奥畑付近へ。
ちょっと遅かったかな、と思われる感じでしたが、かろうじて3色が分かる写真は撮れました。
秋の色付いた葉っぱは太陽の光を通したほうが美しいのですが、電車バスを一緒に撮る場合「逆光」。あまり難しく考えないほうが良いようにも思います。少数派エアロスターによく出会いました。
ここから名谷駅方向も赤く色付いた街路樹が続いています。順光で近代的な高層マンションを背景に折り返しのエアロスターを撮ってみました。「奥畑」の地名のとおり、かつて集落があったのはここまで。さらに奥は「龍華谷(現在の「竜が台」)」「神の谷(現在も同じ)」というように地名も「谷」であり、人里離れた竜や神の住処であったはずです。
ループ線を上がって名谷ニュータウンへ。数を減らしている西工96MC-日産ワンステップ。背景の高架に地下鉄が走っていれば良いのですが、1日中立っているわけにもいかないですから。

期待した奥畑付近がむ~パパ的には不完全燃焼気味でしたので、思い切って山陽バスと山陽電車を乗り継ぎ、明舞団地の銀杏並木に向かいます。

JR朝霧駅から神陵台方面へ続く明舞中央線。わざわざ西舞子駅から歩いたので結構登坂しましたが、有名な撮影スポットにやって来ました。

27日付神戸新聞NEXTに先を越されてしまいましたが、明舞センター南側の銀杏並木をむ~パパも撮っています。む~パパ、11月18日・24日の2回行ってみましたが完全な黄色には染まっていませんでしたので、今週末くらいが見ごろかも知れません。写真はS字カーブを南側から。1台しかいない西工96MCノンステップが運良く来てくれました。
少し日が差すと色合いが全然違います。同じ場所で山陽タクシーをうまく捉えることができました。
ちょっとまだ緑っぽいですね~。やっぱり早かったか・・・。
む~パパの運が良いのかこちらでもエアロスターが登場。エルガばかりで少々食傷気味の山陽バスだけに、かなりラッキーなできごとです。
やっぱりきれいなのは逆光側よね!と北側からも撮影。背景の山は淡路島です。

奥畑はもう散ってしまうと思いますが、明舞団地はまだ楽しめると思われます。

明舞団地の撮影地で、道路に三脚を立てて撮影される方が少なからずおられると耳にしています。このような撮影はバスやタクシーはじめ地域の交通を妨害する非常に危険な行為です。絶対にしないよう、よろしくお願いします。

奈良・斑鳩1dayチケットで1日を過ごすⅡ(その3)宝山寺から薬師寺へ

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前回(リンク先参照)石切剱箭神社に参拝したむ~パパ。近鉄けいはんな線に乗って新石切駅から生駒駅へ出て来ました。

生駒駅から大阪方を見ると、左側に奈良線新生駒トンネル、右側にけいはんな線の生駒トンネルが見えます。けいはんな線の生駒側坑口は奈良線の旧生駒トンネル坑口を流用しています。(wikipediaによると旧生駒トンネルのうち395mをけいはんな線に再利用しているそうです。)

さてさて、今回は生駒トンネルと切っても切れないご縁がある生駒山の宝山寺を訪ねてみましょう。

生駒駅で一旦改札を出て生駒ケーブル(近鉄生駒鋼索線)へ。今回使用した「奈良・斑鳩1dayチケット」は、実はこちらも乗り放題。生駒(鳥居前)から宝山寺を経て生駒山上へ向かうこともできます。特に途中の宝山寺へ至る路線は日本最古の営業用ケーブルカーとして歴史的にも貴重な存在。通常は「ミケ」「ブル」と呼ばれる写真の車両(写真はミケ)が使用されています。日本最古のケーブルカーを走る遊具のようなデザインにものすごいギャップがありますね。途中数か所の踏切があり、自動車が通行できるものがあるのも特筆すべき点でしょう。
この宝山寺線は複線で2組の線路が並んで敷かれており、途中行き違い設備では4本の線路が並ぶ「複々線」。通常片側は休んでおり「ミケ・ブル」検査日や正月など多客時にもう片方を運行するそうです。む~パパ、どちらかと言えば普段は使われていないこちらの車両に乗ってみたいと思っていますが・・・。なお、ここ宝山寺から生駒山上まで別途山上線のケーブルカーがつながっており、こちらも「奈良・斑鳩1dayチケット」で乗ることができます。
宝山寺の参道。開山は江戸時代で比較的新しいお寺ですが、元々は役行者が開いたとされ1300年を超える修験道場だといいます。参道を抜けると大きな鳥居が迎えてくれるあたり、分かりやすい「神仏習合」の世界観を体感できます。
この角度から撮ると神社のようですが、ここはれっきとしたお寺。神仏分離令が下るまで寺と神社は明確に分かれておらず同じ敷地に同居しているケースが多かったため、そもそもこちらが日常だったのでしょう。現在もお寺と神社が同じ敷地に隣接しているところは多いですが、ここまで雑居しているケースは珍しいと思われます。
修験道場らしい岩場を背景に、瓦葺きの寺院建築と檜皮葺の神社建築が並びカオスの様相を呈する境内。まさに日本の宗教の縮図がここにあるようです。近鉄の前身である大阪電気軌道(大軌)は、社運を賭けた大事業である生駒トンネルを掘ったわけですが、途中で資金が尽き社員の給料を払えないため、ここ宝山寺のお賽銭を借りたというお話が伝わっています。日本初のケーブルカーはそのお礼に敷かれたものとか。都市伝説のようなお話ではあります。
もちろんご朱印、いただきました!
生駒山を下りたむ~パパ。そのまま帰るのはもったいないので奈良方面へ。薬師寺最寄りの西ノ京駅で下車しました。京都・橿原線系統はまだまだ丸屋根に遭遇する確率が高いですね。写真は丸屋根最後の新造車8800系。2編成しかない少数派です。
境内に入る時間的余裕がなかったため、しばらく薬師寺の三重塔をバックに近鉄電車を撮ってみようと思います。
知人からは聞いていたのですが、どうも周囲の木が高くなってしまい線路際で国宝の東塔を見渡せる場所がほとんどなく、昔のように2つの塔と電車を絡めた写真は撮りにくくなったようです。

もう少し早く家を出れば、薬師寺、唐招提寺を両寺とも楽しむ時間はあったかも知れません。出発時は久しぶりに唐招提寺の千手観音を、と意気込んでいたのですが、ここで夕暮れを迎えてしまいました。

奈良・斑鳩1dayチケットで1日を過ごすⅡ(その2)石切剱箭神社

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石切駅に降り立ったからには「石切さん」こと石切剱箭(つるぎや)神社に参拝しないことにはバチが当たるというものです。む~パパ、もちろんお参りしました。

前回ご紹介した石切駅旧駅の階段を下りた位置が有名な参道の入口になります。ちょうどやって来たのは阪神9000系の神戸三宮発奈良行き快速急行。残念ながら石切には止まりません。
さてさて、ここからはずっと下り坂。ぷらぷら歩いて行きましょう。
石切の参道と言えば「占い」が”超”有名。大阪の人にとって石切さんと言えば「でんぼ(できもの)の神さま」であって占い師がなぜ集まるのか不思議な感じはしますが、なにせ関西では最も有名な民間信仰の牙城でもありますので、なんでもあり、も悪くはないです。写真は石切大仏。1980年に建立され「日本で3番目」という触れ込みですが、何が3番目なのか謎です。ちなみに大きさでも古さでも10位圏外だそうで・・・。
さらに進むと石切不動明王が。なんかあちこち寄り道したくなる参道ですね。
当然、立ち寄り水をかける、わけです。ご真言は「のうまくさんまんだ~ば~さらだん(以下、略)」だったかと。
狭い参道に林立するお店。昔から変わらない庶民的な雰囲気が魅力ですが、近鉄けいはんな線(当時は東大阪線)新石切駅開業後は帰り道にそちらへ流れてしまうため、上り坂となる奈良線石切駅へ引き返す参拝者が減ったそうです。ここだけの話ですが、む~パパも実はそうするつもりなんです・・・。
レインボーラムネって何やねん、と思いつつ。こういう駄菓子屋になぜかトミカとか売ってるんですよね~。で、ふと絶版になってる古いやつが混ざってたり。物色していたら神社にたどり着けません。
境内に到着。鳥居~拝殿の部分はこれまた有名な「お百度参り」をする方が大勢おられるのですが、この日はそれほどおられませんでした。
本殿からまっすぐ南へ行くと立派な絵馬殿があります。寺でいうところの山門かなと思いますが、屋根に剣(剱)と矢(箭)が載っており、これが剱箭神社の名を示しているのでしょう。ただ、神社は基本的に南向きであり、こちら側が本来の参道であるように思います。近鉄が通ったからそちらが栄えたのか、そもそも南向きになる前から祀られた生駒山への道の途中にあった神さまが、幾度か焼失するなどしているうちに南向きになったのか、そのへんは研究者の論文をお読みになるほうがよろしいかと。
もちろん、ご朱印いただきました。

ここからは前述のとおり、けいはんな線新石切駅が近いです。「奈良・斑鳩1dayチケット」は、けいはんな線の長田~生駒間も乗車可能。まるで石切さんに寄るのも便利!と言わんばかり。早速新石切駅へ。

奈良・斑鳩1dayチケットで1日を過ごすⅡ(その1)孔舎衛坂廃駅

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先日、山陽電車のおトクな「奈良・斑鳩1dayチケット」を満喫したむ~パパ。再び近鉄沿線へ。今回はとある廃駅を訪れてみました。

近鉄奈良線石切駅。石切神社への参拝客でにぎわう南口ではなく、北口へ降り立ちます。
その瞬間、ここ生駒山の麓から遠く六甲の山並みを背景に、大阪の高層ビル群が林立する絶景を見ることができます。夕暮れ時もまた美しく、新海誠作品の絵のような風景です。もちろん車窓からも楽しめますので、奈良行きは左側、神戸行きは右側に注目です。
現在、近鉄奈良線は石切駅から1964(昭和39)年に完成した新生駒トンネルを抜けて奈良県へ到達します。しかし当初はこのルートではなく、もう少し北側にトンネルの入口がありました。写真は住宅地となった旧線跡。
旧線跡を登り詰めると、突然「駅」が現れます。現在も近鉄用地でフェンスに囲まれ立ち入りはできませんが、旧生駒トンネル入口にあった孔舎衛坂(くさえざか)駅跡です。生駒トンネルは1914(大正3)年、近鉄の前身である大阪電気軌道が関西本線(現在のJR)に打ち勝つため、まさに社運をかけて掘り抜いたもので、車両大型化のため現在の新生駒トンネルに切り替わるまで使われていました。その後、現在のけいはんな線建設で旧トンネルの一部は再び鉄道トンネルとして復活しています。
旧生駒トンネルの入口。現在は営業線からの避難路となっています。もちろん立入禁止。
廃駅構内は立入禁止のはずなのですが、大阪方面のホームからしか行けない「白龍神社」へ参拝する場合は入っても良い旨の看板があり、ホームに立つことができました。
鳥居をくぐって振り返ると、大阪の街並みが遠くに見えます。
神社の拝殿には入ることができ、電車が走っていたころの写真が展示されていました。開業当時は日下駅と呼ばれていたそうです。
石切駅も元々は現在地より南側に位置していました。旧石切駅への階段が今でも残っています。

交通フェスティバル2024 in 名谷車両基地

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この上ない好天に恵まれた4日(月・祝)、神戸市営地下鉄名谷車両基地で、恒例の「交通フェスティバル」が開催されました。
今回は地下鉄西神・山手線車両が6000系に統一されて初めての開催となりました。車種が少ないのを補うためか「33・44・55」と番号で遊んでおられます。各種ヘッドマークを装着しての展示。神戸の地下鉄と言えば1000系と思ってしまう昭和なむ~パパ。
今年の目新しい企画は、昨年名谷駅で展示された兵庫県内各社のバスがここ名谷車両基地内に集結したことでしょう。ミニ「バスまつり」といった様相で、各社ブースでグッズ販売等が行われていました。写真は本四海峡バス(左)の三菱ふそうエアロエースと淡路交通(右)の三菱ふそうローザ(最新型)。ローザもこのモデルになってから長いですが、初期は丸目4灯でかわいい感じだったのですが、ずいぶん印象が変わり、目付きが・・・。(と、これ以上は言いません)
尼崎交通事業振興(旧尼崎市営バス)と山陽バス。尼崎は2000年式のいすゞエルガを、山陽バスは1両が廃車になり唯一残る西日本車体のノンステップバスを展示。車種選択がちょっとマニアックすぎませんか、ここの2社。
神戸市バスは水素バス、神姫バスは電気バスをそれぞれ展示。未来はどんなバスになっていることでしょうか。
神戸市バスからはもう1両「数字で知る神戸市バス」を展示。このラッピングバスは1両しかないそうで、元々清水が丘所属でしたが廃車前にラッピングし石屋川に移ったとのこと。む~パパ、先日三宮で見かけました。背の低い三菱ふそうエアロスターノンステップ(当時の商品名は「ノーステップ」)は「ペタノン」と呼ばれたりしていますが、そう言えば都市部ではかなり減ってきました。
われらが山陽バスのブース。グッズ販売に余念がありません。
こちらもわれらが山陽電車ブース。シートモケットを使ったペンケースなどなど。同行していた友人がクッションお買い上げ!
帰りに名谷駅で。交通局のマツダボンゴとトヨタハイエース。ボンゴ「かっちょえ~」なんて撮ってしまいました。昭和のオジサン、む~パパ。実は令和の電車やバスは面白くなくなってしまい、こんな社用車が目に付いて仕方ないのですが、それはそれで奥深い世界なのかも・・・。

【衆院選2024】山陽タクシーが大活躍!

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みなさ~ん!選挙には行きましたか?む~パパ、もちろん清き1票、投じて来ましたよ!

と、何気なく投票所に行ってますが、実はその数時間前・・・。
まだバスもない午前5時30分、神戸市の垂水区役所前に集結した山陽タクシーの姿がありました。
区役所の正面入口には選挙を知らせる看板が。

そう、区役所に集合した選挙立会人などスタッフを、午前7時の投票開始までに垂水区内全ての投票所に送り届ける輸送業務を山陽タクシーが一手に担っているのです。

タクシーの行列はそのまま区役所を取り巻くように南へも伸びています。
まさに壮観。選挙の時にしか見ることのできない、なかなか貴重な光景です。
夜が明けてきました。午前6時前になると、一斉に選挙スタッフが区役所から出て来ます。これをどんどん乗せて垂水区内各所にある投票所へ!
次々と出発する山陽タクシー。以前は投票箱を積み込んでいたそうですが、現在は事前に送っているそうで、スタッフのみが乗車するためスムーズに行列が進んでいきます。

というわけで、始発の山陽バスが到着する6時20分までに全てのスタッフを運び終えました。実はこの夜、投票所から開票所へ投票箱を運び、さらに選挙スタッフを最寄り駅や自宅まで送り届ける業務まで一貫して山陽タクシーが担当。選挙の忙しい1日を陰で支えています。

久々に御影公会堂~オムライスは食べていません~

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む~パパ、久しぶりに御影公会堂へ行く機会がありました。御影公会堂と言えば2015年10月の記事「御影公会堂のオムライスが食べたい。(リンク先に飛びます)」でご紹介しましたが、その後2017年に耐震補強工事を兼ねてリニューアルを実施、明るい雰囲気に生まれ変わっています。実はそのあと、もう一度オムライスを食べに行ったとは思いますが、建物はよく見ていなかったので久々に観察です。

全体に明るい雰囲気。壁のツタは取り払われていました。
と、思ったら公会堂に阪神タクシーが乗り入れてきました。よく見かけるクラウン・コンフォートと思いきや3Yエンジン搭載の古参車YXS10型。昔ながらの無線アンテナや幕式のスーパーサインがレトロ感満載です。
少々脱線しました。御影公会堂はリニューアル後の2018年に国登録有形文化財に指定されています。
外観にも見るべきものが多い近代建築ではありますが・・・、
正面玄関を入ったロビー部分。実は以前はレトロではあるものの古臭い暗い空間でしたが、見違えるような明るい雰囲気に変わっていました。
正面ロビーの左右に上層階へ向かう階段。優雅な曲線が美しいです。非常に贅沢な作りですね。
当時の面影を保存しつつ、現代も公会堂としての機能を生かすための工夫が随所に見られます。暖色の照明も良い雰囲気です。
ガラス張りの天井がある階段部分。こんなところがあるとは知りませんでした。
以前レストラン部分でご紹介した南西角の曲面部分。上層階も同じような雰囲気です。こんなところで鉄道模型で遊んでいるなんてなんと贅沢な!というか、む~パパ、運転会に来たんかい!と・・・。(この運転会は非公開です。あしからず。)
部屋の一角には「たけのこの里」が!いや、暖炉が残されていました。何となく外観だけ残されているような気がしますが、稼働できるのでしょうか。

空襲と震災を乗り越え、後世に残す方針となった御影公会堂。内部を見る機会があれば是非お訪ねください。

学園都市駅でバスを撮る!(神戸市バス編)

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友人を待っている間、バスの公式側が順光で撮れる時刻にいた学園都市駅で、久しぶりにバスを撮っているむ~さんパパ。今回は神戸市バス編です。あくまで短時間のお気軽撮影です。

493号。いすゞエルガワンステップ(PDG-LV234N2 2007年式)清水が丘に配置。元は中央営業所におり、神戸北町線に投入するため少し長め(標準尺)の車両です。神姫バスではこれが標準なのですが、山陽バスや普通の神戸市バスを見慣れると、長くてスマートな感じがします。クーラーはサーモキング製ですね。
同年式の492号も来ました。少し見上げるような視点で撮影するとカッコ良くみえます。昔は車両メーカーごとに局番が決まっていたのですが、現在は車庫ごとに割り当てられてており元中央営業所車のため300~500の枠に入っています。そもそも中央営業所はいすゞ車配置だったので、ある意味車両と局番が合っているとむ~パパ、勝手に思っています。(意味の分からない方はスルーしてください。)
727号。山陽バスが運行を担当する清水が丘営業所に新車として投入されたいすゞエルガノンステップ(2RG-LV290N4 2024年式)最近は垂水営業所より数が多くなっているという話ですが、舞子線には神姫バスが運行を担当する神戸市バス西神営業所の車両も走っており、乱戦状況です。
711号。いすゞエルガノンステップ(2PG-LV290N3 2019年式) 垂水営業所の車両で、神戸市本体が運行する神戸市バス(ややこしいですが)です。ふなっしーのラッピングがむ~パパお気に入りで、見るたびに撮ってしまう・・・。前は朝霧駅で撮ったかな・・・。
後ろからもバッチリ撮ってます。
455号。いすゞエルガワンステップ(KL-LV280N1 2004年式)清水が丘所属で、こちらも元は神戸北町用の標準尺車。山陽バスではすでに消滅したKL-車で、V8エンジンのサウンドが聞ける最後のグループと思われます。クーラーもすでに山陽バスでは見られなくなったゼクセル製のもの。ファンは4枚のものでしょう。写真は非公式側から。
455号の後ろ姿。ナンバー灯がKLの特徴を示しています。この頃の神戸市バスは補助ランプも付き賑やかな感じでした。台数がそこそこいるのでよく見かけますが、そろそろ引退時期と思われます。

今回のおまけ。神姫バス5583号 三菱ふそうエアロスターワンステップ(PKG-MP35UM 2009年式)一時期の神姫バスを代表するエアロスターで、かなりの台数が現在も活躍しています。この日は乗務員の教習車として学園都市駅に現れました。

気が付くと結構車両が入れ替わっていました。たまにはバスも撮ったほうが良さそうですね。

学園都市駅でバスを撮る!(山陽バス編)

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友人と学園都市駅で待ち合わせをしていたむ~パパ。バスの公式側(前から見て扉が付いている側)が完全に順光できれいに撮れそうだったので、友人が来るまでの間、ちょっとカメラを向けてみました。実は現在走っているバスにはむ~パパ、趣味的な関心はないのです・・・。ここで熱心に撮っていたのは、かれこれ40年前。ゆえに型式等はネット情報の受け売りであることをご了承ください。AやBといった用途記号はややこしいので省略します。

2958号。いすゞエルガ・ワンステップ(PDG-LV234L2 2009年式)山陽電鉄時代に投入された車両で、名谷線2000番台の車番を付けていますが、舞子線でも使用されています。クーラーはデンソー製。
5214号。いすゞエルガ・ワンステップ(LKG-LV234L3 2012年式)山陽バス分社化後は1000・2000・3000番台は統合され新たに5000番台が付番されました。もはやむ~パパ、排ガス規制は3桁になってから全く理解していませんが、それなりに進化しているのでしょう。クーラーはサーモキング製。いかつい10穴ホイールがたまりません。
5214号の後ろ姿。後ろから撮った場合はこの角度が「公式側」でしょうか。順光で撮れるのはありがたいところ。広告が全く付いておらず美しい姿を保っていました。
6302号。路線車だけで100両以上在籍していることもあり、当然5000番台だけでは足りず6000番台に突入。いすゞエルガ・ノンステップ(2KG-LV290N4 2023年式?)現行エルガもずいぶん増加しました。N尺というのがむ~パパ、釈然としないのですがエンジンが4気筒と小さくなり後輪が後ろに寄って低床面が広くなったという理屈は理解しつつも、なんか「カッコ悪くなった」と思います。2024年式だと思うのですが2023年度に入ったらしく、社番からは2023年式のような感じもします。前年あたりから白いLED表示を採用。登場後ほどなくしてヴィッセル神戸ラッピングが施されています。
後ろもきれいに撮れました。
旧タイプのヴィッセル神戸ラッピングをまとう5767号。いすゞエルガ・ノンステップ(2DG-LV290N2 2017年式?)2018年式とも言われていますが・・・。ヴィッセル神戸のロゴに変更があったらしく、今年のものとは書体が異なっています。

新旧ヴィッセルラッピング。入る文字が違いますが、よく見ると市章山・錨山の高さが違っていますね。これはまさに「まちがい探し」です。

2956号。日産ディーゼルRA・ワンステップ(PKG-RA274KAN 2009年式)西日本車体96MC B-Ⅱ。山陽バスの日産車はかなり昔にはいましたが、もう神話時代といっても良いくらい前の話です。西日本車体(西工)の路線バスは山陽バスとしては珍しい存在でしたが、すでに廃車が始まっており姿を消す日も近いと思われます。
順光ではないのですが、貴重な西工96MCの後ろ姿を。
5548号。三菱ふそうエアロスター・ノンステップ(QKG-MP38FK 2015年式)山陽バスの少数派エアロスターの新しいほうの顔が来ました。神姫バスや阪急バスにもいますが山陽バスのこのカラー、結構似合っています。最近エルガばっかりなので、たまには入れてみてはどうでしょう?
エアロスターの後ろ姿。以前より天井が高くなりワンステップと同じようなスタイルになっています。後面全体のラッピング広告は最近人気があるそうですよ。

短い時間でしたが、いろんな車両が来てくれました。次回は神戸市バス編です。

神鉄トレインフェスティバル2024

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10月14日の「鉄道の日」にちなみ、10月は各地で鉄道関連イベントがてんこもりですが、秋晴れというには暑すぎる快晴に恵まれた6日(日)、神戸電鉄鈴蘭台工場で「神鉄トレインフェスティバル2024」が開催されました。

開場前の状況。入場を待つお客さまの列はどんどん延び、最後尾は鈴蘭台駅近くの踏切まで到達していたとのこと。混雑しすぎて入場制限する状態にもなりました。
各社のブースが並び、我らが山陽電車も出店!オリジナルグッズを販売していました。
例年どおり電車撮影会は見津車庫で開催され、特別列車で行く必要があります。工場内で撮影可能だったのは、関西万博ラッピングが施されたこの6000系でした。
工場の建屋内ではデ101を模したデザインのモーターカーと綱引き大会が開催されたり・・・、
台車トラバーサの試乗があったりしました。
鉄道模型コーナーは粟生線活性化協議会やその他のみなさんの協力により、大きなスケールの車両模型やぬいぐるみなども展示。神鉄愛にあふれた作品に心を打たれます。
架線作業を行う軌陸車の作業台に乗って約10mの上空へ。む~パパ、高いところは苦手なのでご遠慮しました・・・。
元デ101号。解体の危機を逃れ「デ101まもり隊」のクラウドファンディングにより、原型への復帰を目指します。純粋に入換車としての姿を見られるのは今回が最後で、片方の妻面と側面を原型に戻す作業が間もなく始まります。
閉場間近、撮影会会場から戻った車両が並び、鈴蘭台で神戸電鉄のオールスターキャストが並びました。これを見られた人は幸運かも。
その夜、密かに板宿の鉄道模型バー「日乃電」に集った神鉄ファンの面々。写真は戦後の規格型電車デ201と戦前の流線形気動車を改造したク151のペーパーモデル。今宵の神鉄談義はほろ酔い気分で板宿の夜は更けてゆくのでありました。

山陽鉄道フェスティバル2024は10月26日(土)に開催!