秋も深まりつつあるこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちは、山陽沿線歴史部の内膳正です。
三宮神社前

秋の昼下がりに訪れたのは三宮神社。
賑やかな都心にあるこちらの神社は旧西国街道に面していて、歴史の舞台になったことは以前お話しました。
今回はここから山手に向かって歩いてみたいと思います。
山を目指して

トアロードが開通したのは幕末のこと。神戸外国人居留地と、居留地完成までの間に暫定的に設けられた山手の雑居地との間を結ぶ道路として設けられました。いわば「海の神戸」と「山の神戸」を結ぶ道とでも言えましょうか。古い地図を見てみると居留地から山手に向かって真っすぐ道が伸びているのが印象的です。
北野工房のまち

坂の途中に学校のような建物がありました。こちらは「北野工房のまち」です。学校のような…という印象の通り、こちらの建物は昭和6(1931)年に神戸市立北野小学校の校舎として建てられたもので、平成8(1996)年に廃校となるまで使われていました。そういえば、先日訪れた神戸大学六甲台本館も同世代の建物で、どこか似たような雰囲気があります。
館内の装飾

館内は土産物屋が集まる観光スポットになっていて、多くの観光客で賑わっていました。階段の手すりを見ると、優美な装飾が施されていました。トアロードの雰囲気のせいか、何ともそれらしい感じがします。
観光客で賑わう「北野工房のまち」を後にし、さらにトアロードを上っていくことにしました。
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