こんにちは 玄蕃允(げんばのじょう)です。
前回の武家屋敷の発掘調査見学の続きで、明石藩のお偉方の建物探訪もしました。お城のすぐ前の通りの一等地は家老のお宅が並んでいました。明石で唯一武家屋敷の名残を感じられるのは、織田家長屋門跡です。
織田家長屋門跡

キリシタン大名の高山右近が築城した船上城(ふなげじょう)の門を移築したものといわれています。
“この織田家ですが、信長の親戚筋にあたる家系で、信長の父親の弟の血筋となります。国宝の犬山城を築城した家系でもありましたが、徳川家康の次男・秀康(越前松平家)に娘が嫁いだことで、松平家の家老となりました。越前(福井県)松平家が明石に入封され、織田家はこの地に屋敷を構えることとなります。”

↑wikipediaのお力を借りて家系図を作成してみました。
ちなみに明石の町割り(都市計画)は剣豪・宮本武蔵が行ったとされています。
武蔵の庭園

明石城内で武蔵が「樹木屋敷」という城主の遊興所を造った記録もあり、現在明石公園の一角は「武蔵の庭園」と名づけられ、市民の憩いの場となっています。 武蔵の多才さを感じることができます。
もうすぐ桜の季節ということで、ちょうど昨年に訪れた写真があるのでご紹介を
明石城と満開の桜(昨年の様子)

明石公園にお花見がてら足をのばしてみてはいかがでしょうか。
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