楽しいむ〜さん一家

【板宿】 鉄道模型ファンの聖地「日乃電」

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板宿の鉄道模型バー「日乃電」。商店街の再開発に伴い数年前に移転し現在の場所で繁盛中です。む~パパ、移転時にご紹介したいと思っていたのですが、ほどなくコロナ禍でアルコールが出せなくなり時機を逸してしまいました。世の中が元に戻りつつあるので、そろそろ書いても良いかな?と思います。お忘れになった方は以前の記事をどうぞ。
以前の記事はこちら → 2014.5.30 板宿商店街「佃煮屋さん」だと思ったら実は鉄道模型店!?
            2016.7.7 【板宿】商店街の鉄道模型バー「日乃電」

いつも活気にあふれる板宿商店街のアーケード。
「板宿きたいちば」の表示が目印。奥まで入って左に曲がると・・・。
電車の顔と懐かしいバイク「ラビット」がお出迎え。鉄道模型バー「日乃電」へようこそ!
入口が電車の正面貫通路になっています。ガラスの大きなこの電車は阪神881形を模したもの。実物はこの特徴ある貫通扉のデザインから「喫茶店」と呼ばれていました。
お店の中にはこの阪神電車がOゲージ(縮尺45分の1)で再現されています。851形と861形。小型車がたくさんつながって走っていた、かつて阪神電車で活躍した代表選手です。
店内はHOゲージの線路が敷かれ、持参した模型を走らせることが出来ます。取材したのは8月4日(阪神の日)で、阪神電車の模型ばかりを持ち寄り走らせる特別な日でした。手作りの阪神車両が大集合。
こちらは4月の「神鉄の日」神戸電鉄の自作車両が大集合しています。
こちらは3月4日「山陽の日」。山陽電車の模型が大集合!
「雷鳥」が混ざっていますが、それ以外は四国の気動車が集まった「四国の日」。
模型だけでなく貴重な鉄道関係の蔵書もあり、自由に閲覧することができます。酔わないうちに読みましょう。
阪神電車の前頭部に設置された本物のマスコンは神戸電鉄のものとか。
ど~んと実物の信号機。JRのものでしょうか。神戸電鉄の実物部品も多く展示されていますね。
カウンターにも鉄道部品が・・・。みなさん楽しく鉄道談義に花を咲かせています。

実はこのお店、日本全国の鉄道模型関係者に知られる存在で、いろいろと秘密の会合が開かれているそうですよ(笑)。もちろんお酒と模型を楽しめるお店ですので、板宿にお越しの際は是非お立ち寄りくださいね。

【地下化】西代~板宿間の地上線路跡は今

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地下化工事の完成直前に阪神・淡路大震災で被災、そのまま地上線から現在線に切り替わった西代駅~東須磨駅間。ついこの間と思っていたのも四半世紀前となり、あの付近で地上を走っていた山陽電車の姿も記憶からも薄れつつあることでしょう。今回はその頃の痕跡がどこかに残っていないか、探索することとしました。

今日の起点は板宿(神戸市須磨区)。いつも賑やかな板宿商店街の南端出口に地上時代の板宿駅がありました。写真は地上駅舎跡で「山陽そば」は地上駅舎時代からありました。線路を挟んで南側にも細い駅舎があり、自動券売機が斜めに置かれていたことを思い出します。

板宿商店街の南端入口から東方向。この道路の下に山陽電車が走っています。

地上時代の同一場所。背景のビルは同じで「餃子の王将」が現在もありますが、茶色のビルに入っている「ケンタッキーフライドチキン」が以前は「ミスタードーナツ」だったことが分かります。(写真所蔵:山陽電気鉄道)

Google「過去の航空写真(1979-1983)」から。写真中央が板宿駅。駅から左斜め上へ延びている白い線が板宿商店街のアーケードです。かつて板宿本通りは北出口の手前で左に少し角度が付いていて、アーケードを抜けた先にダイエーがありました。

板宿駅から西代駅方向に歩いてみても、ほとんど鉄道の痕跡はありませんが、かすかに当時の面影を残しているところがあります。

こちらもGoogle「過去の航空写真(1961-1963)」から。左右に通っているのが山陽電車の線路で、左が板宿方向。写真中央に道路が線路を避けるように上部が欠けている区画があります。線路に沿った道路がここだけ一旦住宅地に入り、再び線路際に戻っています。

分かりにくいですが地上時代の当該地点。西代駅方向。踏切から細い道が線路に沿って付いていますが、写真右の自転車に乗った人物が写る付近で道が無くなり、民家が線路際まで迫っているのが分かります。(写真所蔵:山陽電気鉄道)

現在の同所を西側から。左手に黒っぽい車が走っている部分が地上線跡。航空写真で道路が線路を避けて少し折れている部分に当たります。

東側の線路際へ出ていた部分。奥が地上線跡となります。

地上線跡に出てみました。向こう側が板宿方向。元々線路際まで家が建っていた部分だけ歩道幅が狭くなっているのが分かります。この写真では手前の広い歩道部分のうち、右半分は地上線跡、左半分は元々線路際にあった道路ということになります。

過去の航空写真を見ていると、西代から山陽電車に沿っていた道路が、この辺りで左にカーブする線路と分かれ、板宿方向へまっすぐ伸びているのが分かりました。その延長線上が板宿本通りのアーケードが折れている部分と一致しており、妙法寺川に沿って北上する神戸三木線(県道22号線)の旧道であろうと思われます。近年は区画整理により大半が失われ、現在の航空写真ではごく一部が残るのみとなっているようです。

続いて西代駅付近を探索しています。クリックにもご協力を!
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【孤軍奮闘】最後の未更新編成3028号

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旧標準色3030号が定期運用から退き、編成単位で残る3000系未更新車は3028号のみとなりました。すでに代替となる6000系も活躍を開始しており引退も目前と思われます。「Last Run」ヘッドマークも緊急事態宣言下で装着されるかどうか微妙な情勢です。そんな3028号をご紹介しましょう。

地上時代の西代~板宿間を走る旧標準色時代の3028号。2000系改造の3554号を3号車に加えた4両編成で、揃って冷房改造を受けました。3028号は3000形3次型の後期タイプに属するトップナンバーで、貫通路がやや上部に移っているため貫通路にある窓の上部に少し隙間があるのが特徴です。車内も床面と貫通路に段差が復活しています。
(写真所蔵:山陽電気鉄道)

地上時代の板宿駅に進入する3028号。3614号は3000形では3次型ですが前期型に分類され、貫通路が低く正面貫通路の窓と幌枠に隙間はなく、車内も貫通路と床面は面一です。3550形を加えた4両編成は3000系黄金時代の一コマと言えるでしょう。
(写真所蔵:山陽電気鉄道)
地上時代の西代駅を通過する塗装変更後の3028号。比較的早くに塗装変更されており、ヘッドライトケースは原型のままで、車体色のクリーム色が塗られています。3両編成となり普通列車に運用される3028号。現在はこの姿で活躍中です。

あれほどたくさんいた3000系未更新車もとうとう1編成が残るのみとなりました。最後まで応援よろしくお願いします。クリックにもご協力を!
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【神戸・うつりかわる町とくらし展】山陽電車の姿もあります。

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現在開催中の神戸市埋蔵文化財センター企画展「神戸 うつりかわる町とくらし~昭和ノスタルジー~」に行ってみました。恐らく山陽電車の何かもあるはず。期待は膨らみます。
神戸市営地下鉄西神中央駅からほど近い西神中央公園内に「神戸市埋蔵文化財センター」があります。文字通り常設されているのは埋蔵文化財です。

昭和ノスタルジーと副題が付いていますが、最初に目に飛び込んでくるのが「神戸市大水害絵巻」。1938(昭和13)年にあった大水害の様子を当時記録したもので、氾濫した河川と被害の様子がよく分かります。む~パパ、三ノ宮駅前が川のようになり市電やバスが流されている写真を見たことがありますが、山陽沿線も大きな被害を受けた様子。

須磨区付近。中央下の鉄道工場は鉄道省(のちの国鉄)鷹取工場。茶色の濁流が流れる川は右が妙法寺川、左が天井川。よく見ると東須磨の権現さん(證誠神社・・・む~パパの氏神さまです)が描かれています。権現さんの右上にあるのは山陽電車の板宿駅でしょう。

こちらは絵巻の左端。濁流は須磨寺方向から流れてきています。駅は須磨寺駅か須磨駅と思われます。ポールを付けた1両の路面電車のような車両が描かれていますが、これが当時の山陽電車の姿でした。

1919(大正8)年の神戸市街地図も数点。山陽電車は当時兵庫電気軌道。明石まで開業した2年後の地図で、明石~姫路間はまだ開通していません。この地図によると兵庫駅起点の次の「大開通」、権現さんの裏にあった「大手」、「一の谷」「敦盛塚」「東塩屋」など、現在は無くなった駅がたくさんあります。

神戸市電。1971(昭和46)年に全線廃止。真ん中の模型は700形ロマンスカー。1935(昭和10)年に長田工場で製造され「東洋一の市電」の不動のものとした名車です。

神戸の過去の鉄道の一つ、臨港線。廃線跡取材も進めていますので、またご紹介しましょう。

この他にも山陽電車兵庫駅や地上時代の板宿駅など、貴重な写真や地図資料が数多くあり、なかなか見ごたえがありました。


昭和の給食。む~パパ世代の間で今でも話題になる「クジラ肉のノルウェー風」!

3月7日(日)まで。入場無料。月曜日休館。

おススメです。ぜひどうぞ。クリックにもご協力ください。
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【板宿】商店街の鉄道模型バー「日乃電」

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以前ご紹介した板宿の怪しい佃煮屋さんのお話
忘れてしまわれた方は↑↑↑をクリック!

この「岸日の出堂」さんが、夜は鉄道模型バーになったというので行ってきました。というか、すでにむ~パパ「入り浸って」ます。

はい。外観は元の「岸日の出堂」のままのようですが・・・。

おお~!カウンターが出来てる!というか上にHOゲージ鉄道模型の線路が!

店の奥には展示ケースが。昔の山陽電車がたくさん。懐かし~い。

さてさて、カウンターに座ったらお酒を注文します。珍しいサッポロラガーを置いています。ツウなら「赤星」と頼みましょう。軽いおつまみがオススメです。

箸置きはもちろん、地元山陽電車!お客さまにも好評だとのこと。

カウンター上にある鉄道模型のコントローラー。飲みながら運転(飲酒運転!?)できます。持ち込み前提ではありますので、自慢のコレクションを走らせるのも良し、自分で作った車両の試運転をしてみるのも良し。模型のことで相談があれば、ご主人が対応してくださいます。

そうそう、これは常連さんの作られた山陽6000系の模型。運がよければ、こんな作品に会うことが出来るかも知れませんよ!

営業は17時頃~23時30分頃 木曜定休(詳細はこちら
「会員制」とありますが、模型や電車のお話をしながら飲める方なら歓迎します、とのこと。お店が小さいので大人数は収容できません。あしからず。

地下鉄へ乗り換えの合間に立ち寄られては?クリックにもご協力願います。
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【ローソン初】板宿駅に電車型コンビニが登場!

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1月27日、板宿駅に「電車型コンビニ」が登場するというので、開業前から期待が高まるむ~パパ。

ちなみに開業前日に(1月26日)撮影。「電車型コンビニ」は壁に覆われ中の様子を伺い知ることはできません。表ではローソンの店員さんがビラを配っていたりします。

いよいよオープンの日がやって来ました。

うわっ!すごい。まさに「電車」です。それも最新車6000系。そもそも6000系って実物もまだ走っていないのですが。ヘッドマークがローソンのマーク、「SANYO ELECTRIC RAILWAY」ロゴのところに店名が入るなど「分かっている」デザインです。思っていたよりマニアックな出来。

ポンタって立体になると意外に可愛いですね。にしても電車側面の出来もハンパでない。乗務員室の手すりまで(絵ではありますが)再現されています。

おお~、特徴ある赤い扉が!でも、これはダミーで実際には開閉しません。残念!

運転台に当たる部分には「撮影コーナー」があり、制帽をかぶって記念撮影できるようです。電車グッズ販売コーナーもでき、以前の売店時代より広々としています。

さてさて、ローソンだけかと思ったら、

駅の広告を流すディスプレイにある「駆け込み乗車は危険です」アニメーションの図柄も6000系に変わっています。誰か気付いた方はおられますか?

他の駅は5000系のままなんですね~。

ちなみに電車型の売店はよくあるようで意外に珍しく、有名なものでは水戸駅の「フレッシュひたち型」と藤沢駅の「80系湘南電車型」があります。

藤沢駅ホームの80系湘南電車型売店。む~パパ、水戸駅に行ったことがないので、フレッシュひたちのほうは撮っていません。

いやはや、地下にあるのはもったいないです。もっと増えれば面白いですね。

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【発掘】山陽電車に乗り入れる阪急電車

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神戸高速鉄道が開業した1968年から1998年まで30年に渡って続いた、阪急電鉄と山陽電車の相互乗り入れ。む~パパ、小学校の時から撮っていた写真が出てきましたので、少し公開したいと思います。小学生ゆえ撮影技術が未熟なのはご容赦を・・・。山陽電車の線内を走る阪急電車の姿です。

「ポートピア81」のヘッドマークが付いていますので、1981年であることは間違いないとして、東須磨駅に進入する阪急梅田行き特急。今は亡き5200系です。阪急初の冷房車で、深い屋根が印象的でした。当時、三宮で連結・解放する運用は6000・7000系に替わっていましたが、昼間は5200系だけでなく、3000系や5100系も須磨浦まで乗り入れていました。

上の写真の続きです。5200系が東須磨駅に到着しています。隣には山陽電車の特急待ちでしょうか?須磨浦公園行きの阪急特急が停車しています。こちらは当時最新鋭の7000系7001号の編成。6両編成で山陽電車に乗り入れていた期間は短く、ほどなく8両編成となり新開地以西には乗り入れなくなりました。

東須磨~月見山間を走る須磨浦公園行きの阪急特急。当時は現在のように貫通扉中央にヘッドマークを取り付けるための器具は無く、「ポートピア81」用に仮設の取り付け枠が設置されていました。写真の7003号の編成は登場直後は6両編成で山陽電車への乗り入れに使用されていましたが、こちらも後に8連化されています。現在は久しぶりの6両編成に戻り、今津線で活躍しています。

今津線で活躍する最近の7003号。山陽電車乗り入れ時代と同じ6両編成に戻っています。屋根部分が白く塗装されて久しいですが、む~パパ個人的に、マルーン一色時代のほうが好みではあります。

地下化工事が進む東須磨~板宿間を走る阪急6000系。1988年の撮影。6000系が山陽電車乗り入れに使用されるようになったのは1977(昭和52)年のこと。1998年の乗り入れ中止まで使用され、山陽電車線内ではお馴染みの存在でした。神戸線の6000系、乗り入れ中止後は宝塚線に転属したり、甲陽線や今津線でのワンマン運転に用いられたりと仲間はバラバラとなり、神戸本線でその姿を見ることも無くなりました。

地下化工事で仮線となった西代~板宿間を走る阪急7000系(1988年)。バブル絶頂期の当時、阪急電車で増備が進んだ7000系の増結用車です。新製直後にはなぜか山陽電車への乗り入れに多用されていました。

須磨浦公園駅で並ぶ阪急と阪神の特急。む~パパ的には、つい昨日のことのように思えるのですが、この光景が見られなくなって17年。若いファンの方には想像も出来ないことなのかと思うと、「オッサンになったな~」と感慨にふけってしまいます。

「ちょっと懐かしい」はずが実は「かなり昔の」光景になってしまいました・・・。
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板宿商店街「佃煮屋さん」だと思ったら実は鉄道模型店!?

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板宿駅北側に広がる商店街。昔から須磨地域の商業中心地として栄えてきました。

この商店街にある「板宿公認市場」を入ると、実は怪し~いお店があります。

「岸日の出堂」という昆布・佃煮・瓦せんべいを扱うこのお店。テレビにも登場したことがあるのでご存知の方も多いことと思いますが、とりあえず近づいてみると・・・。

店頭は特に何ということもない・・・、いや、ある!お店の左右の壁、ショーケースにあるのは、鉄道模型!それも大きい!NゲージでもHOゲージでもありません。これはOゲージ。縮尺45分の1の大型模型です。Nゲージが150分の1ですので3倍以上の大きさですね。

ケースの中には古い山陽電車の姿が見えます。これは1968(昭和43)年、西代~兵庫間の地上区間を最後に走った電車、200形の2両編成です。車体は紙で出来ています。台車のバネの部分が本物と同じように上下左右に動きます。大型模型ならではの構造です。その下にあるのは「こだま型」こと国鉄モハ20(のちの151系)。この模型は実は映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の「こだま号」走行シーンで実際に使用されたもの。リアルに見せるため実物のように汚れた姿になっていますが、当時の国鉄花形特急はこんなに汚れておらず、いつもピカピカだったとのこと。映画的にはピカピカだと玩具っぽいと感じられるためあえて汚したのでしょうか?

そのほかにも、お店のケースには作りかけの電車など、いろんなものが詰まっていて”大きな”子供の夢をかき立てます。

実は店主の岸様は東二見車両工場で毎年開催されている「山陽鉄道フェスティバル」の鉄道模型コーナーに模型を貸し出されています。その作品をここでご紹介しましょう。
山陽電車200形230-231。Oゲージの作品です。店頭に飾られていたものです。

山陽電車800(820)形820-821。HOゲージの作品です。戦後日本初のロマンスカーとして有名な存在。

山陽電車250形250-251。HOゲージの作品です。実物は廃車になったあと250は西代車庫で、251は飾磨車庫でいずれも倉庫として使われていました。251は先日まで残っていたので覚えておられる方も多いことでしょう。

山陽電車2700形2708-2709-2703。HOゲージの作品です。山陽電車で最後まで残った旧性能車の一つです。

山陽電車クモワ5-サホ80-クホ70。懐かしい電動貨車がホッパ車を牽く編成。実物は2編成ありました。
あ、そうそう。最後にむ~パパから。
模型は一つ一つが手作りです。相応の製作期間がかかりますので何でも「作って!」と気軽にお願いしないように。また相当高額(物によっては100万円以上することもあります。)だということも覚悟の上で。でも、自分で模型を作りたいという人の応援はしていただけますから、挑戦したい方は一度お店にどうぞ!
ホームページはこちら→ http://www.hinodemodel.com/index.htm

A:板宿駅
B:岸日の出堂


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山陽電車の”マニアックすぎる”春の新グッズ

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前回より大幅にパワーアップした山陽電車グッズ第2弾がついに登場!先日より発売されています。ここはむ~パパらしく「マニアック」に紹介します。さてさて、コアなファンのみなさまにも満足できる仕上がりになっているのでしょうか?検証してみましょう。

まずは今回の新アイテム。5030系ペンケースです。1個750円。

どうやら阪神電車や阪急電車で発売されているペンケースの柄違いのようです。山陽電車の1両の長さは阪急・阪神と同じ19mなので、同じ型を使うのは合理的。おまけに以前発売されたもののようにデフォルメされていないため、デザイン的に鉄道車両としての正しいバランスを保っています。阪急・阪神のペンケースと並べても違和感なし。これは3社全部揃えるでしょう!(何に使うのか・・・、そうそう、家族みんなに1つずつとか。)


台車部分のアップです。付随車用KW-94A台車が忠実に再現されています。赤い川崎マークや黄色のブレーキシュー、薄緑色のATS受電器は新造時の姿としてあります。今は全部ねずみ色になっていますので違和感を覚える方がいらっしゃるかも知れませんね。

さて、2つ目の新アイテム、チャームストラップです。電車の顔と側面の行先方向幕がセットになったストラップです。各500円。

このストラップは山陽電車のうち、3000系のクリーム色&銀色と5000系の3種類を発売。細かいことを抜きにすれば今走っている全てのバリエーションと言えます。クリーム色の3000系は、現在1日1本しか走っていない「S特急 須磨行き」です。「S特」の書体まで実物通りに再現されています。直通特急のほうは5030系ではなく5000系になっていますが、これは5030系の側面方向幕がLED式なので、あえて幕式の5000系にしたものと思われます。このあたりマニア対策はバッチリです。

3つ目は駅名看板キーホルダー。1個500円。

今回は49全駅がコンプリートされていますので、みなさんの利用駅がかならずありますよ!。とりあえず最寄駅をゲットしましょう。特急の停まらない中間駅は数が少ないみたいなので、購入はお早めに!

以下は前回発売されたグッズのバリエーション展開です。
ICカードケース「タッチアンドゴー」(各600円)。第1弾の5632号に続き3000系アルミカー2種を。3066号はアルミカーなのに1編成だけクリーム色に塗装されている珍しい編成です。イラスト的にこの2種は「色違い」なのですが、正面中央部の車体下部とか、正面窓下の手すりなど3074号とは細かい違いがあり、単なる「色違い」ではないコダワリを感じさせます。ちなみに、このカードケース、む~さん本人のICカード紛失防止に役立っています。

フェイスタオルも「板宿」「滝の茶屋」が登場。各1,000円。

なんと、今や全国的に有名となったブランド「今治タオル」を使用しています。

いかがでしたか?
これらのグッズは山陽電車の駅売店などのほか、阪神コンテンツリンク・オンラインショップでも販売しています。

ファンも満足できる山陽電車グッズを是非お求めください。クリックもよろしく。
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月見山から山の手を(後編)

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傾斜15%の坂を下ったむ~さん一家、さらに東へ。大手町と呼ばれる東須磨駅山手を散歩していきます。このあたりも昔からの住宅地ですが、月見山とは違いやや庶民的な空気と言えます。狭い道がくねくねと続いています。現在は板宿と東須磨を結ぶ太い車道が通じており、多くの古い家が取り壊されて雰囲気が変わってしまいましたが、以前はクルマでは入れない地域でもありました。

これは平家物語ゆかりの勝福寺の門前で見かけた民家。玄関周りの一部がいわゆる洋館のような感じになっています。別棟になっていたりする場合もありますが、多くは和風建築に付属して一部が洋風になっていたりします。この手の建物は戦前に流行したもので、のち建物の中に取り込まれ「洋室」となっていくものです。む~パパも知人の家がこのスタイルをしており、その部屋だけ鍵も洋風だったことを思い出しました。取り壊す前に写真を撮っておけば良かったと・・・。

勝福寺から南下する道はかつて山陽電車の大手踏切道に通じていました。

鉄製の電柱です。電車の鉄柱みたいな形ですね。

・大手踏切道跡(写真の突き当たりのところ)
かつて踏切の東側上り線にプラットホームが残っていました。これは大手駅の跡で1943(昭和18)年ごろまで使われていたそうです。山陽電車の地下化工事まで長い間残っていましたが、今ではその痕跡もありません。

・大手踏切道と旧大手駅プラットホーム(1990年ごろ)

・地上時代の板宿駅を出て大手踏切道を通過する阪神電車(1990年ごろ)
写真に写っている踏切の南側の森、「須磨の権現さん」として親しまれている證誠(しょうせい)神社です。実はむ~パパの氏神さまです。はい。この神社の真北、線路を挟んだ住宅地に妙な神社を見つけました。

・住宅地に突如出現する異空間。ただし背面です。

・こちらが間違いなく正面。どうやって参拝するのでしょう?
大物主とかいくつかの石に彫られていまして、一応神社らしいのですが北側の道路に接した部分に入口がありません。基本的に神社は南面しているものがほとんどなのですが、正面と思われる南側の鳥居がすぐに住宅に接しており、とても正面から拝める状況にないです。以前はここも権現さんの敷地だったのか、土地の神様として祭られていたものを集めたのかよく分かりませんが、特異な形状であることは確かでしょう。このあたり一帯はかなり昔から開けていて集落も形成されていましたので、何らかの経緯はあるのでしょうね。
子供たちを公園で遊ばせながら、のどが渇いたむ~パパ、缶ビールで休憩、休憩・・・。

A:須磨裕厚病院
B:旧大手踏切道へ向かう鉄柱のある坂道
C:大手踏切道跡と旧大手駅ホームがあった場所
D:妙な神社
E:證誠(しょうせい)神社

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東須磨から板宿へ。山陽電車で路上観察!
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