楽しいむ〜さん一家

【王子公園】夜桜通り抜け2022(昨年の様子)

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すでに「山陽沿線まちガイド(リンク先へ飛びます)」でもご紹介されていますが、神戸市立王子動物園で4月2日(日)~4日(火)「夜桜通り抜け」が開催されます。今年は桜の開花が例年より早く、神戸ではすでに本日開花宣言。ちょっと通り抜けに間に合うかどうか分かりませんが、今回は昨年の様子(2022.4.5)をご紹介。

18:00頃が落ち着いているとのお話ですが、む~パパ、仕事を終えてから出動した19:20は長蛇の列。王子動物園前をあちこち引っ張り回されますが、それほど長く待たされるわけでもなく園内へ。

いやいや、なかなか見事なものです。みなさん、思い思いに眺めたり写真を撮ったりと、楽しんでおられます。
この日は見事な満開。幻想的な雰囲気の中、憑かれたようにそぞろ歩きます。
桜並木の奥にはライトアップされた「ハンター邸」があります。1889年北野町に建てられた異人館で、北野町内で一度移築されたとのことですが、1963年現在地へ移りました。国重要文化財。
ピンク色の桜と、ライトアップされグリーンに光るハンター邸のコラボレーション。和洋の組み合わせの妙と言いますか、美しい光景です。
もう1枚。素材が良いだけに自分が写真家になったような気分ですが(笑)。
古風な観覧車と桜。

今年の桜は通り抜けに間に合うでしょうか。機会があれば是非お訪ねください。

JR大阪駅に「うめきた地下口」がオープン!(後編)

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前編はこちら→ JR大阪駅に「うめきた地下口」がオープン!(前編)
山陽沿線じゃない!というご意見もありますが、連絡他社線の範囲はお許しください。なにせ関西のビッグプロジェクトですので。

人ごみの中、ようやくホームに降りてきたむ~さん&む~パパ。最近多くなったLED駅名標。スタイリッシュなデザインが新駅に似合います。
そしてもう一つ、今回話題の新設備、21番線に設置されたマルチフルスクリーンホームドア。車両に合わせて開口部位置が変化するというスグレもので、写真に撮るとドア部分が開くだけのように見えますが、案内表示の付いた液晶パネル部分も可動します。む~パパ、どうなっているのだろうとよく見てみましたが、途中で分割されており、いくつかの自由に動く区画を組み合わせて長くしているようです。それにしてもホームドア、ここまで来ますか!
列車の扉位置に合わせて開口部位置も変わるため、乗車口案内はフルカラーLED表示がベルトのように長く取り付けられ、どの場所でも表示できるようになっています。また、カーブしたホームにもうまく対応しています。
うめきたにある新ホームは2面4線。22~24番線にホームドアはなく、普通の構造です。
ホームはカーブしていることもあり、車掌用モニターがこれでもかと取り付けられています。
特急「はるか」「くろしお」のほか、今まで新大阪止まりだったおおさか東線の電車が、この日から大阪駅に乗り入れました。
さて、この地下ホームですが改札内で地上(高架上)のホームと結ばれています。連絡通路の入口にある地上ホームの案内表示。ここから1分なんかで走っても乗れないので、ある程度余裕を見て次表示になるものと思われますが、ダイヤ乱れ時等どのように表示されるのか興味津々・・・。
他の地下部分をくぐるためか、地下通路でも移動は平面ではありません。写真中央は恐らく津波対策の防潮設備と思われます。
どこに出るのかと思ったら、西端部にひょっこり出て来ました。乗換えの感覚からすると東京駅の京葉線地下ホームなんかよりずっと近く、横須賀線地下ホームほど深くもないので、それほど「歩かされる」ものでもないかな、という印象を持ちました。

ちょうど山陽電車のライバル、姫路行き新快速が到着。む~パパ、223系は2000番台ではなく、この1000番台がお好みです。12両揃っていることを期待しましたが、後ろの4両は225系100番台でした。

今回の地下駅、将来なにわ筋線が開通すると南海電車や阪急電車の狭軌新線が乗り入れる計画。とてもにぎやかな駅になることでしょう。そうなると今はあまり縁のない山陽沿線からも、関西空港へのアクセスとして重要な存在になりそうです。

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JR大阪駅に「うめきた地下口」がオープン!(前編)

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関西の鉄道では久々の大きな話題となったJR大阪駅「うめきた地下口」が3月18日にオープンしました。かつての梅田貨物駅の跡地は開発中で、一部がグランフロント大阪として完成していますが、元々の貨物線だった地上線を今回地下化し「新駅」を開業したものです。「新駅」として違う駅名になるのかと思っていましたが、あっさり「大阪駅」となりました。む~さん&む~パパ、開業初日に見学です。

JR大阪駅から北側、グランフロント地下へ連絡するエスカレーターを降りたら左へ向かいます。
すると突き当りに「うめきた地下口」改札への連絡通路が出来ています。
通路を抜けるとうめきた改札口へ。開業初日とあって大勢の人が見物に訪れています。
「一体ここはどのあたりかな?」と思い、改札口から地上に出てみるとそこは工事現場。囲いに阻まれ大阪駅桜橋口の北側に誘導されてしまいます。もちろん旧地上線に沿っているだけなので大体の位置関係は分かりますが・・・。梅田スカイビルが見えていました。
周囲にはどんどん新しいビルが建設中で、非常に活気があります。何といっても関西の中心地、元気になってもらわないと困ります。
さて、改札口に戻って来ました。今回話題になっているのが実証実験中の「顔認証改札機」。事前に登録しないといけないようで、セキュリティゲートのようでもありますが、む~パパ、普通にICカードをかざして入場してみました。む~さんが通ると、側面に大きく「定期券が切れています」と表示されました。なるほど、というか通常の改札機でも表示される「あれ」ではあります。処理未了になるように瞬間タッチで通って出る表示を見るというのも面白かったかも。(周囲にはひんしゅくを買いますが・・・。)
うめきた北口は従来の大阪駅とは番線が分けられ、21~24番線が割り振られています。地下ホーム完成により今まで大阪駅を通過せざるを得なかった「くろしお」「はるか」が停車するようになり、梅田エリアからの関空・南紀方面への利便性が大きく向上しました。
ちなみに、この案内表示は全て液晶モニターがはめ込まれており、番線表示や乗換え案内に切り替わっていくようになっていました。
このほか、キャッシュレス専用の駅弁自動販売機があったり・・・、
壁を使って映像を流していたり・・・。

ホームに降りるまでにうろうろと楽しんでしまいました。(後編へ続きます)

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【廃線跡】旧兵電明石駅付近で古レール現る!

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1月末、yahooニュースに以下の記事が載りました。(リンク先へ飛びます)
フェリーに乗れずぶらぶらしていたら…世紀の大発見!? 更地に古いレールが→戦前に栄えた駅の痕跡か
どうやら旧兵庫電気軌道(現在は山陽電車の明石以東)明石駅の遺構が見つかったというもの。昨年このあたりはこのブログでもご紹介していますので、調べてみることにしました。

元記事(リンク先へ飛びます)【廃線跡】兵庫電気軌道時代の明石駅を探す

現在の山陽電車明石駅。旧神戸姫路電気鉄道(神姫電鉄)明石駅の位置にあります(高架化の際JR線にくっつけたので、正確には元より北側ではあります。)。旧兵庫電気軌道は現在の国道2号上にあった「明石駅前」を経由し、播淡汽船明石港の前に「明石駅」を設け、淡路連絡の便を図っていました。詳しくは以前の記事(上記リンク先)をご覧ください。
前回とは反対側から撮った写真を。本来はこのカーブが線路のカーブを残していると思われます。この先は明石城の堀になっており、堀もここでクランク状になっていました。堀を埋め立てて線路を敷いたとの話です。現在の国道2号線はまだありませんでした。
(再掲です)江戸時代初期の地図に線路を落とし込んだものですが、現在も基本的に町割りは変わっていません。
このあたりにはわずかではありますが古い商家建築が残っています。戦前から建っているものと思います。
道路部分が旧線路で、浜国道手前で終わっていました。その先に播淡汽船(現:ジェノバライン)の乗り場があります。今回線路が出てきたのは、写真中央左の工事現場です。
この辺まで来ると見えるのですが・・・。
確かに古レールが顔を出しています。見えているのはこの一つだけで、他にあるかどうかは分かりません。レールに詳しくはないのですが、現在の鉄道に使われているものより細く貧弱な印象です。むしろ当時路面電車として開業した兵庫電気軌道にふさわしいかも知れません。

ここ旧明石駅が開業したのが1917(大正6)年。廃止が1931(昭和6)年ですのでわずか14年しか存在しなかったわけです。兵庫電気軌道は路面電車区間が多かったので溝付きレールが使われていて、この形のレールではなかったと思いますが、明石駅周辺の「堀を埋めた」上に敷かれていたレールは専用軌道だったかも知れないので、路面電車用ではなく写真のような普通のレールになっていたのかも知れません。構内の写真でも出てくれば良いのですが・・・。

む~パパとしては、これが兵庫電気軌道のレールであるというのは、少~し無理があるのではないかという印象を持っております。

【連接バス】神戸ポートループに乗る!

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神戸市初の連接バス(2車体で1台となるバス)で運行される「神戸ポートループ」。山手の異人館方面と元町・三宮を周遊する「シティ・ループ」とは異なり、浜手の新港地区やハーバーランドと新神戸・三宮を周遊しています。ちょっと乗ってみましょう。

三宮・神戸阪急前に現れたポートループ。黒と青を基調とした都会的な色彩ですね。日中は20分間隔。運行はシティループと同じく神姫バスが担当、車両は日野ブルーリボンハイブリッド連接バス(KX525Z1)で、いすゞエルガデュオの日野版です。国産の連接バスは兵庫県初お目見え。乗車定員112人は一般的な路線バス1.5倍の輸送力となります。
車内も黒と青を主体としており外装と同じく渋い感じ。バスとは思えないのはその長さです。
神戸税関を背景に「日本で一番短い」国道174号を走るポートループ。三宮からフラワーロードを南下、レトロな倉庫街へ向かいます。
国道2号線に戻り、旧居留地をかすめて走ります。
旧居留からメリケンパークへ左折。む~パパ、バスらしからぬ屋根の機器類や配管に「萌え萌え」。
ポートタワー方面へ出発するポートループ。後部デザインは「エルガ」と同じですね。連接バスはカーブを切って折れ曲がる姿が魅力的です。
車内から撮ってみました。前の車両の挙動が楽しいです。実は前の車両に乗ると「普通のバス」ですので、む~パパ的には後ろの車両に乗ることをオススメします。

改装工事中のポートタワーとポートループ。ポートタワーの覆いが少し残念ですが、今しか見られない光景でもあります。

ウォーターフロント観光に便利な連接バス「ポートループ」。乗るだけでもなかなか楽しめます。ぜひご利用ください。