たーさんが「コワイエ展」に行きたいと言っていたな~、と記憶をたどるむ~パパ。「コワイエ」って誰だろう?そんな画家知らんな~、と、ある時。その展覧会が「怖い絵」展であることを知り、む~さん・た~さんと一緒に兵庫県立美術館にやって来ました。
「怖い絵」展。相当人気があるようで美術館だけでなく周辺駐車場は満車状態。こういう時こそ電車で来なければなりません。
「怖い絵」って何なんでしょうね~。
これは、ドイツ文学者の中野京子さんによる美術書のベストセラー「怖い絵」シリーズの世界を本物の絵画により実際に体感しようという展覧会で、内容はみなさんに実際に体験していただくとして、大変な人気らしく会場は大勢の人、人、人。人気の絵を見るには長蛇の列という状況です。もちろん中で絵を撮るわけにはいきませんが、代表作から。
会場入口にある記念撮影コーナー。「オデュッセウスに盃を差し出すキルケー」。このコーナーではキルケーの後ろにある鏡にギリシャ神話の英雄オデュッセウスが映っているわけですが、足元の四角く囲った部分に立つとオデュッセウスの代わりに自分が映ります。た~さん、その盃を受けると豚になるぞ!
会場正面にはこの展覧会の目玉作品が。
「レディ・ジェーン・グレイの処刑」。16歳の王女がまさに断頭台に誘われる姿を描いたもので、日本初公開だそうです。ムンクやセザンヌ、モローなど著名な画家の作品も展示されていますが、この処刑シーンの大作が本展覧会の目玉であることは言うまでもないでしょう。
この他にも背景を知れば「怖い絵」で占められた展覧会。人間の内面に潜む闇を味わってみませんか?兵庫県立美術館での公開は9月18日まで。是非ご観覧ください。
日本初公開作品もあります。次は東京で開催。クリックにもご協力を!
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