楽しいむ〜さん一家

【意外に近くで】山陽バスOBの活躍!

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つい先日、高速道路のSAで休憩していたところ、1台の貸切バスがやって来ました。「あれ?」む~パパ、何となく記憶していることがありました。「確か某県の観光バス会社が山陽バスから移った車両を山陽バスカラーのまま使っていたけど、後日塗り替えた」ことを。そう言えばこのバスはその観光バス会社のものだったかな?路線バスは各社の個別仕様があるのでOBになって全国に散らばっても最初にいた会社が判ることがありますが、観光バスタイプの車両は仕様が似通っていて判らないことが多いのです。

それが、このバス。三菱ふそうの「エアロバス」です。バンパーの形状などから平成元年排ガス規制、いわゆるUハイフン車(マニアック過ぎますが・・・)であることが分かります。たぶんU-MS826Pあたりなのでしょう。
※ここでは社名・ナンバーを伏せさせていただきます。
後ろから。内装は山陽バスと同じ赤系。というか、山陽バスそのままのようです。ますます怪しい。ということで、バスマニアのむ~パパ、あっさりフレーム番号(シャーシ番号)を見てしまいました。クルマを所有されている方はご存じ車検証にも書いてあるもので、1台1台違います。「どこに書いてあるの?」という方もおられると思いますが、教えません!(外から覗けば見える場所に書いてありますが、普通は見ないところですので・・・)とにかく、このバスの場合は”ここ”っていうのがあるのです。
分かったことは三菱ふそうのU-MP826P型というバスで、シャーシ番号は「*****(ここでは公開しません)」ということでした。間違いなく山陽バスOBです。

これが山陽バス時代の姿。社番8327。1993年式です。最終所属は神戸山陽バスで、貸切用途のまま2006年に廃車となりました。

山陽バス引退後8年、今もなお貸切バスとして活躍していました。久しぶりの再会にちょっと感動!(←変人)。

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明石のラヂオ塔

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ラジオ塔ってご存知ですか?
昭和初期、まだまだ高級品だったラジオを普及させようと公園や神社の境内などに建てられた建造物で、中に受信機とスピーカーが付いており放送が流れたそうです。関西を中心に全国に460基あったようですが、戦争とラジオの家庭への普及で存在意義を失い、忘れられた存在となってしまいました。ネット情報の受け売りではありますが、現在24基が残っており、そのうちの1基が明石市にあります。ちなみに兵庫県内ではあと一つが諏訪山公園にあるとのことです。む~パパ、少し前のことになりますが、このラジオ塔を訪ねたことがあります。

こ~んな感じで建っています。場所はどこかって?

後ろは明石市役所。中崎遊園地と呼ばれる緑地の一角です。

全体にコンクリートで作られているみたい。高さは3mくらいでしょうか?もちろん現在ラジオは付いておらず、恐らくラジオが付いていたと思われる塔の上部はがらんどうでした。この空間には元々スピーカーが付いていたのでしょう。

西側と南側の側面には「ラヂオ塔」の文字が付いていました。それも右から書いてあります。まさに戦前!って感じですね。書体も当時はモダンだったのでしょうが、今となってはレトロ感満載です。

残りの面には「明石市」の文字が。やはり右から書いてあります。明石市が建設したのでしょうか・・・?

いろいろと調べてみたのですが、1937(昭和12)年頃に造られたもののようです。ラジオの普及を物語る貴重な遺構ではありますが、正直注目されることもなく、ひっそりと建っているように思います。昨年国の登録有形文化財指定を受けたとのことで、もっと注目されても良いのかなと思ったりもしますが、歴史遺産というには時代が新しすぎるのか観光スポットとして登場するわけでもありません。にしても兵庫県下に2基しか残っていない非常に珍しいものですし、文化財指定を受けるまで数十年、よくぞ残っていたものだとは思います。もしラジオの音が流れていればどんな感じだったのでしょうか?



明石市役所方面へお出かけの際は、是非「ラジオ塔」にもお立ち寄りを。その前にクリックにご協力願います!
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【模型発売】山陽3050系ってどんな電車?②(3072の場合)

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山陽電車のNゲージ模型化プロトタイプとして選ばれたもう一つの車両、3072号についてご紹介します。
須磨駅に到着する3072号(3072-3073-3541-3641)
S特急は朝の上りと夜の下りしかないので、撮影するには早起きして上りを狙うしかありませんね。

3000系のうち、いわゆる3050系アルミカーとは1981(昭和56)年以降に製造された車両のことを指します。「日本初大型押し出し形材を用いた新工法のアルミカー」として世に出ました。最初に造られた3066号はアルミカーではありますが、神戸寄り2両がアルミ製、姫路寄り先頭車3638は鋼鉄製、付随車3508も他編成から組み込まれた鋼鉄製だったため、塗装されていました。(のち付随車はアルミ車体で新造した3538に置換え)現在は神戸寄り3両がアルミカーとなっていますが、鋼鉄製の車両と同じ色に塗装され、銀色ではないので、アルミカーとは気づきにくいでしょう。(車内には「アルミ車」のプレートが付いています。)
アルミカーながら塗装されている3066号(3066-3067-3538-3638)(的形~八家間)

3066号編成の姫路寄り先頭車3638は、今のところ山陽電車で最後に造られた鋼鉄製の車両です。他の3両とは側窓回りや車体断面、内装などが異なります。(伊保~曽根間)


続いて製造された3068号(3068-3069-3539-3639)から無塗装となりアルミ本来の銀色に輝く姿となりました。登場当時「ニューアルミカー」と呼ばれていたことも懐かしい思い出です。(伊保~曽根間)

その後、毎年1~2編成ずつ1985(昭和60)年まで増備されました。今回の3072号は4本目にあたります。毎回仕様変更されたので、どれも一見同じに見えますがそれぞれが微妙に違っていて趣味的には面白いグループです。

どう面白いのかって?

次回、クイズにしましょうか?当たっても賞品は出せませんが・・・。

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