楽しいむ〜さん一家

【4連】3000系未更新車を追え!

投稿日:



現在、6000系に置き換え・引退予定の3000系未更新車は編成単位では7本(4両編成5本・3両編成2本)が活躍しています。川崎重工では今も6000系が製造されており、ますます未更新車の引退が進むと考えられます。最近撮影をサボっていたむ~パパ、久しぶりに本腰を入れて撮影に臨むこととしました。狙いはズバリ、「4両編成の未更新車」です。

さて、昼前から出動したむ~パパ、最初は天川(山陽曽根~大塩駅間)へ行こうと思っていたのですが、すでに上りが逆光になっていると分かり、急遽飾磨~姫路間へと作戦変更。午後に上り列車を順光で撮影できる区間としては順当な選択です。

飾磨~亀山間の延沢踏切から3054号。開業時、神戸姫路電気鉄道時代の架線柱(アングル柱)が残っている区間です。日は照っているのですが、何やら黒い雲がもくもくと発生してきました。む~パパ、以前ここで撮った時も天気が悪かったような・・・。相性が良くないのかも知れません。

ちなみに延沢踏切は上下列車が離合する危険がありますが、今回はうまく3052・3054号の並びを撮れました。同時に竣工した姉妹車です。

それにしても何か天気悪いよな~、と亀山駅方向へ歩いていると「ポツ、ポツ」と何かが空から・・・。「ウソでしょ~」と亀山駅へ急ぎます。ポツポツはそのうちサラサラになり、む~パパが駅にたどり着く頃には「ザーザー」になっていました。あと一歩遅ければずぶ濡れになるところでした。ここでさっきの3052号が折り返して来るのを待ちます。

亀山駅の屋根の下から3052号。空は一部晴れているのに雨はなかなか止みません。ここは雨も風情として割り切りましょう。

飾磨駅を後にする3032号。どうやら3050・3054・3052・3032の順で、未更新車全4編成(3030号は旧塗装に変更中で入場しています。)が順番に走っていることが分かりました。これはラッキーです!

今度は下り列車を撮るため滝の茶屋駅へ移動します。

先ほどまでとは打って変わった好天の滝の茶屋駅。3054号が下って来ました。山側に日が回り込むのはこの季節だけ。少々暑いですが海を背景に順光で撮れる貴重な場所なので、しばし粘りましょう。

3050号も下って来ました。この車両は山陽電車初の冷房車で1972(昭和47)年に登場しました。並行するJR(当時は国鉄)にはまだ冷房車は走っていなかった時代のお話です。登場時は3050系と呼ばれていましたが、現在は3000系に統一されており、あえて言うなら「3050形」と呼ぶのが良いのでしょう。

見習いの方でしょうか?女性の車掌さんを見かけました。

改札を出て山側の道路から。3052号です。次々未更新車がやって来るので効率良く撮影が進みます。

上の写真から少し塩屋駅方向に歩いた場所にある撮影ポイントで3032号を。海が入りにくいですが、視点が低いので迫力ある構図となります。

走っている4編成が運良く全部走っていたため、効率良く捕獲?することが出来ました。

撮影はマナーを守りましょう。通過列車に注意しホームでは黄色い点字ブロックの内側に下がってください。また利用されるお客さま・沿線のみなさまに迷惑をかけないよう、お互いにご協力をお願いします。

クリックにもご協力を。
にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 兵庫県情報へ
にほんブログ村

【札幌】北の大地に生きていた山陽バス

投稿日:



突然ですがむ~パパ、急に思い立って北海道に行ってきました。と言いつつすでに2か月前の出来事なのですが・・・。

札幌駅。少し歩くと大通り公園なんかがあります。ここに山陽バスからの移籍車両が走っているかも知れないということで(実際は山陽バスのために札幌に行ったわけではないので・・・)、少し北海道中央バスのターミナルそばで立ちんぼしていました。

が・・・。


次々に来るのは新しいバスばかり。元山陽バスどころかキュービックバスさえ1台も発見出来ませんでした。北海道に移ったのも8年前。大曲営業所にいるとのことですが、そこまで足を運ぶ時間的余裕はなく「もう廃車になっているよな~。」と自分であきらめて帰って来ました。

しか~し。その1か月後。北海道に遊びに行っていた後輩から・・・。

札幌のホテルの前に止まっていました。これ山陽バスですか?と送られてきた写真。

山陽バスです!


あちこち錆びてお疲れのようですが、これは元山陽バスの車両です。北の大地に移り8年。過酷な環境の中でよくぞ生きていたものです。情報によればこの車両は山陽バス時代は3846号だったとのこと。1998年式いすゞKC-LV280L型です。

山陽バス時代の3846号。正面の社章を挟む黒帯が現在もそのまま付いているのが分かります。(2005.8.23 垂水東口)

ラッピング広告付きの姿も撮影していました。(2007.3.18 垂水駅)

もうそれほど長くは走っていないと思われますが、また行く機会があれば会ってみたいと思うむ~パパでありました。

クリックにもご協力を!
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへ
にほんブログ村

 

【3年ぶり】スルッとKANSAIバスまつり2019

投稿日:



台風接近で2年連続中止になり、3年ぶりの開催となった「スルッとKANSAIバスまつり」。今年は6月に日程を変更して(今までは9月20日の「バスの日」付近)開催。やや天候が不安定な中、京都は岡崎公園に関西のバスが集結!しました。

岡崎公園の入口に据えられた京都市電1860号。元は大宮交通公園にあったものとか。現在は観光案内所となっています。

岡崎公園と言えば平安神宮。「スルッとKANSAIバスまつり」のアーチも今日ばかりは大鳥居の存在感に押され気味。

各社局のバスが並ぶ会場。3年ぶりの開催とあってか大賑わい。ちょっとバスをゆっくり撮影出来るような状態ではありませんでした。

我らが山陽バスはいすゞエルガワンステップの1201号を展示。明石海峡大橋のシャトル線用に準備された車両で、登場時は補助席が装備されていました。側窓も下段が引違い開閉式(他の路線車は上段が引違い式)になっており、外観上の特徴となっています。「平成」ヘッドマークはかつての「後乗り」円板風のデザインとなっていました。

各種グッズを販売する山陽バスブース。

人が多すぎて近寄れない山陽電車ブース。一体何を売っていたのでしょうか~!

なにせ人が多いのでバスをゆっくり撮影することが出来ず・・・。む~パパ的に気になった車両をご紹介しましょう。

阪急バスからは「リバイバル旧塗装」になった高速バス車両を。色使いが今と同じなので、あまり旧塗装という感じはしませんが、丸い屋根が特徴的なモノコック構造のバスが主力だった時代、阪急バスの貸切車はこの塗装でした。

淡路交通の高速車エアロバス。中央部に入口扉が設けられています。高速・貸切車の中央に扉を設けた例は福祉用途を除けば恐らく淡路交通だけの特殊仕様と思われます。

人だらけできれいに撮れませんが・・・。変わったバスがいます。

江若交通の路線バス。日野「ブルーリボン」の路線バス仕様に貸切バス仕様の顔をくっつけた特注車です。それにしても、このブルーリボン観光バスの顔自体、最近ほとんど見ることもなくなりましたが・・・。

各社局のバスに混じって警察のバスが!車内も公開されていました。見るからに日野中型路線バス「レインボー」をベースとしているようです。非常口が無かったようにも思いますが、この型はどうだったかな・・・?

無事開催できて良かったですね。クリックにもご協力を!
にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへ
にほんブログ村

もう見ることが出来ない!現塗装時代の3030号

投稿日:



いよいよ7月5日に復活デビューを果たす山陽電車の旧塗装。山陽沿線で生まれ育ったむ~パパ、高校生までこの旧塗装に親しんだ世代のため、もう「刷り込み」状態。誰が何と言おうと死ぬまでに一度は見てみたいものの一つ(全部ではないですね、さすがに。)でした。旧塗装となる3030号は、すでに工場で塗装作業をしているそうですので、そう、もう二度と現塗装の3030号を見ることは出来ないのです!今日はむ~パパが撮りためた現塗装時代の3030号を披露しましょう。

林崎松江海岸~藤江間の桜並木を走る3030号。(2014.4.12)

伊保駅に進入する3030号。3000系の3次型に当たる車両ですが、3両目の3505号は2次車で床面高さが低いため、窓も低い位置に付いています。この角度で写真を撮ると1両だけ窓や車体の裾が少し下がっていて、4両がきれいに揃っていないのがよく分かります。なお3次型のうち3028号以降は後期製造タイプで、貫通路位置と連結器左右の形態が前期製造分とは異なります。(2014.4.12)

3030号の姫路寄り先頭車3615号は3次型のうち前期製造タイプ。連結器左右に水切りがあります。姫路寄り先頭車3600形は電動車より先行して製造され、当時は2次型の編成に組み込まれていました。(2016.5.15 滝の茶屋~東垂水)

垂水駅に停車する3030号と3064号。3064号は当初より冷房付きで登場した3050形(当時は3050系と呼ばれていました。)。3056号以降は空気ばね台車を履いています。この2編成を見てもヘッドライトケースや幌枠の形状に細かい差異が見られます。一見同じように見えて多くのバリエーションがあるのが3000系の魅力と言えるでしょう。(2016.5.28)

阪急神戸三宮駅で折り返す3030号。一時的に3両編成となった姿です。(2017.11.18)

廃車となり東二見車庫の奥に押し込まれた3555号(2006.2.18)。3030号は冷房が無い時代から3号車に2000系から改造された3550形3555号を挟んでおり、冷房化~塗装変更はその4両編成(3030-3031-3555-3615)で過ごしています。厳密には旧塗装時代に現在の編成で走ったことは無いはずですが、実現可能な最高の姿で再びみなさんの目の前に姿を現すことでしょう。

その日が来るのが待ち遠しいです!クリックにもご協力を。
にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 兵庫県情報へ
にほんブログ村

3058号の前面帯位置を検証する。

投稿日:



昨年6月に「きちんと撮っておきます」とお約束してそのまま1年。3058号の前面帯位置が変わった写真をようやくご用意できましたのでお届けしましょう。もはや何の話か分からなくなってしまったと思いますので、前回記事をまずお読みいただいてから・・・。

「帯の位置が変わった!3058号」

というわけで、とりあえず3058号の何が変だったのかを。
まずは正常位置に付いている3060編成3635号(左)と3058編成3634号(右)。3634号の帯が少し下に付いているため、マニア的には「少し間の抜けた表情」をしていました。
(2017.11.18 西二見駅)

ここまではお分かりいただいたとして・・・。

同じ3058号の写真で変化を見てみましょう。左が変更前(2016.5.28)、右が変更後すなわち現在(2019.5.19)。車番の取付位置は同じですので、車番と帯の間隔が変更後は狭くなっているのがお分かりいただけますでしょうか。

はい、これが現在の姿。引き締まった表情が戻りました。(2019.4.6 霞ヶ丘駅~舞子公園駅間)

ここで秘蔵の写真を・・・。

リフレッシュ工事を終え、東二見車両工場に運び込まれた直後の3058号。140KVAの真新しいSIVが床下で光っています。この時から間の抜けたお顔になりました。撮影は2008年3月とありますので、10年の時を経て前面帯が元の位置に戻って来たことになります。(2008.3.7 写真提供:山陽電気鉄道)

にしても、何かの機会に元の場所に戻そうとされていたのでしょうが、よく10年間も覚えておられたものです。山陽電車はそういった車両工場の皆さんの愛情にも支えられています。

1年越しの宿題を済ませた気分です。クリックにもご協力を!
にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 兵庫県情報へ
にほんブログ村