楽しいむ〜さん一家

近江鉄道に山陽電車のルーツが生きる

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滋賀県彦根市に本社がある私鉄、近江鉄道。

こんな色のバスや電車が走っていたりする、まんま”西武”系の会社なわけですが、かと言って(少々脱線しますが)本家西武の路線バスは実はライオンズカラーではなくて、

この写真にある渋い感じなわけです。1枚目の近江鉄道バス、わざとらしく珍しい3つ扉のある車両を選んで載せましたが、これは元西武バスだそうで西武にいた頃はライオンズカラーではなかったという、ややこしい話になります。

脱線が過ぎました。

本当のところ、む~さん&む~パパ、近江鉄道へはこの写真に写る220形という電車がラストランだというので撮影に行ったのです。路面電車を除けば恐らく関西圏では最後の「吊り掛け駆動」の電車。5月31日の出来事です。

さてさて、では近江鉄道と山陽電車の接点とは何でしょう?大正時代、近江鉄道は山陽電車の前身である宇治川電気の系列だったことがあるのです。不景気による余剰電力の販売先を探していた宇治川電気は山陽電車の前身である兵庫電気軌道と神戸姫路電気鉄道を合併し、こちらは現在の山陽電車の原型となるのですが、当時電化されていなかった近江鉄道を電化して電気を販売しようと考えます。しかし、近江鉄道を電化しても電車がありません。そこで大型のため明石以東に入れず使用中止して今話題の西新町にあった明石工場で眠っていた神戸姫路電気鉄道1形の車体を使い「近江鉄道最初の電車」が登場したのです。

それは1928(昭和3)年のこと。当然当時の車両が残っているはずもありません。

が、しかし。近江鉄道には書類上「何かの車両を改造しました」といった歴史を持つ車両が少なくないとか。

この車両は現在の近江鉄道の主力である800形電車。西武鉄道からやって来た車両です。例えば写真の806号車、書類上は神戸姫路電気鉄道の1形を改造したことになっているそうです。そう、貴重な神戸姫路電気鉄道の”生き残り”ということに・・・、

なるわけがないじゃないですか!

車体も台車も床下機器も、実際全く神戸姫路電気鉄道の車両部品は使われていません!あくまで書類上のお話。

でも、書類だけになっても「神戸姫路電気鉄道」の社名が、遠く離れた地でまだ生きていることに、ある種の感慨を覚えるむ~パパでありました。

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【西新町】小学生が歩いた高架化完成記念ウォーク

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14日、「西新町駅付近高架化完成記念ウォーク」が開催されました。参加できないむ~パパに代わってむ~さんが全力取材!小学生が見たウォークの様子をお伝えしましょう!

直前まで雨の予報を見事に裏切り、時折晴れ間も見える天候になったこの日、集合場所となった大蔵谷駅西側、黒橋のたもとには大勢のウォーク参加者が集まりました。広場があふれて黒橋へ並んだむ~さん、眼下の人たちを撮っていました。

受付でルートマップをもらったので、妹に持たせてパチリ。

そうそう、この参加証が無いとせっかくの高架上を歩けません!

道ばたにはあじさいが咲いていたようで。6月ですね~。

山陽電車の線路沿いを歩いていきます。人丸前駅を過ぎたところに小さなお社が。白龍神社というらしい。元々明石城の守りとした建立されたそうですが、山陽本線(現JR)や山陽電車が境内を通過したため移転、平成15年に元の地(完全に同一かどうかはちょっと分かりませんが・・・。)に戻って来られたそうです。

道標と新しい高架線路。いよいよ”巨匠”む~さん、本領発揮です!

現在線と高架線とを直通特急を絡めて撮っています。この光景もあと1週間で見納め。

いよいよ高架上へ!

参加証の改札。昔懐かしいパンチが登場!こういうのって普段はどこに保管してあるんでしょうね~。

真新しい高架上は大勢の参加者で賑わっています。ヘルメットの係員さん、いろんな質問に回答中。大忙しって感じです。さすがに開業後はまず歩けないだけに、みなさん貴重な体験になったことでしょう。

”巨匠”何か狙っておられるようです!視点の低い子供ならではの構図です。

ホームへ上がる仮設階段から。この角度からは開業後絶対撮れません。なかなかやります、む~さん。

ゴール後に仮駅で。新駅との対比が面白いですね。

いよいよ開業まで1週間を切りました。とても楽しみです。クリックにもご協力を。
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【今年も子連れで】明石まちなかバル!

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む~さん・む~さん妹の運動会を終えた6日土曜日の夜、む~さん一家、明石へお出かけ。今年も「明石まちなかバル」に参戦するのだ!

18:18 まだまだ明るい明石駅前。

駅前にはチケット販売所が。

お店を物色する人々。まだ18時ですが、すでに「売り切れ」になっている店もあります。なかなか盛況のようです。

18:30 とりあえず、いつも満員御礼で入ったことのない「」さんの前まで行ってみました。予想通り長蛇の列です。待てば入れそうな感じもするのですが、なにせお腹が空いていたので他の店を探します。

18:40 前回もやって来た「もんじゃ屋多幸」さん。しばらく表で待っていたら、テーブル席のお客さんが出て来られたので、運良く入れました。

今回は厚切り牛タンです!む~パパ、とりあえずビール!1軒目終了。

19:10 2軒目。「レストランバーオオタニ」さん。事前にチェックしていたお店ですが、初めて入ります。

もちろん、小学生が入るようなお店ではありません。む~パパ、む~さんはどこかに預けて、む~ママと二人でデートしたい気分ではありますが・・・。

イベリコ豚のロティでございます。まったくぅ~、子供にはまだまだ早い!

19:40 3軒目。魚の棚にある「Pasta Bar」さん。む~さん「樽の店」と呼んで毎回来てしまってます。普段でも来てみたいのですが、なかなか機会が無く・・・。

毎回なかなか洒落たおつまみを出していただけます。

20:15 なにか洋風続きで口の中をあっさりさせたくなり、4軒目は「漁師めし新浜」へ。

海鮮サラダと小鉢が2つ。ここは日本酒で。

21:30  バルとしてはチケットを使い果たして終了だったのですが、満腹とはいかず、結局玉子焼で締めとしました。まあ、明石にふさわしい終わり方と言えましょう。

明石まちなかバル、なかなか遊べます。もっと参加店舗が増えれば良いですね~。
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【定点撮影】阪神・青胴車も追え!(後編)

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今回も「恐らく今年度から徐々に消えてゆく(であろう)青胴車」をご紹介します。一口に「青胴車」と言っても現在3形式が活躍しています。

西灘駅で。5331形。1981(昭和56)年、当時非冷房で残っていた5231形を置き換えるために登場しましたが、台車とモーターは5231形のものを流用していますので、足回りはだいぶ年代モノですね。

こちら大石駅で。5131形。1981(昭和56)年登場。外観は5331形と全く同じで、台車とモーターも5231形の流用です。実はこの2形式、制御器のメーカーが違っていまして、5131形が東芝、5331形が三菱なんです。5131の百の位「1」が東芝の「とう」、5331形の百の位「3」が三菱の「三」であるというウワサがあります。

いや~、これって”都市伝説”ですよね~。


大石駅と言えば、阪神神戸三宮駅行きの山陽電車が、折り返すためにやって来る駅でもあるんですよね。この日は貴重な5000系の4両編成。姫路方面へ折り返して行きます。

前回もご紹介した5001形がやって来ました。実はこの5001形は2代目で、初代があるわけなんですが、それはまたご紹介するとして・・・。写真の「5032号」。32両ある5001形のラストナンバーとなります。

同じく5001形ですが、ヘッドライトがLEDに交換されている5013編成(5013-5014-5015-5016)。1000系や8000系に付いているLEDヘッドライトとは違う形状のようです。

ジェットカーの青胴車。普通に見られる今を記録しておくことが必要かと・・・。
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