楽しいむ〜さん一家

【伊保港】暖かい日はカメラを持って撮影地へ

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まもなく3月。まだまだ寒い日が続きますが、時おり春のような暖かい日がありますね。そんな日はカメラを持って外を歩きましょう。む~パパ、なにせメタボなので休みの日はなるべく歩くよう心掛けています。
さてさて、今日は伊保港にでも行ってみましょうか。伊保駅を降りて踏切を北側に渡り、駅前の小さな商店街を抜けたら少し東へ。山陽電車の洗川橋梁に出ます。洗川と言いますがこの川は法華山谷川といいます。東岸にある洗川東踏切を渡って港のほうへ出てみます。
漁船を手前に電車を撮影できる有名撮影地の一つ、伊保港。山陽電車関係の写真集などには、たいていここの写真が載ってますね。この写真は漁港敷地外から撮影しています。敷地内には無断で立ち入ってはいけません。
まもなく見納め、復刻旧標準色。昔の電車の写真集を見ているようです。
4両きれいに入るな、とシャッターを切りました。あっ、頭が影にかかってる・・・。
もう少し河口を海の方へ歩いてみました。防波堤にはいっぱい黒い鳥が・・・。カワウでしょうか・・・?


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【廃止から50年】神戸市電1103号を久しぶりに見に行く

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1971(昭和46年)3月13日限りで全線廃止となった神戸市電。廃止から今年でまもなく50年となります。かつては「東洋一」と呼ばれた市電のことを記憶している人も少なくなり、保存された車両も多くがスクラップとなってしまった今、わずかに残る車両は非常に貴重な存在となっています。そんな1両を兵庫区の御崎公園に訪ねて来ました。

1103号。5両が製造された1100形の1両です。市電廃止後、広島電鉄に移り2002年まで活躍、神戸に里帰りしました。当時、神戸市電は長田に車両工場を持ち、電車を自家製造していました。1103号は1954(昭和29)年に製造された最後の長田車両工場製車両ということで、広島での廃車後、幸運にも神戸で保存されることになったものです。(1100形はその後も1104・1105が神戸市電最後の新造車として登場しますが、こちらは地元神戸の川崎車輌製でした。)
1935(昭和10)年、「ロマンスカー」700形で確立した”神戸市電スタイル”。流麗なデザインは最後まで変わりませんでした。


ただ、保存当初は広島時代のスタイルのまま(クーラーは外していますが)でした。


保存当初のスタイル(2008.4.26撮影)。現在の写真と比較していただければ分かりますが、方向幕が大きく、正面窓にはひさしが付き、バックミラーがあり、尾灯も2つ付いています。広島に移ってから改造が加えられたものですが、2018年から2019年にかけて原型に復元する工事が行われ、神戸市電時代の姿を取り戻しました。

と、思いきや写真の反対側は広島時代のままです。

む~パパ、思うのですがこの車両は神戸で17年を過ごしたものの、広島では32年を過ごし結果として広島時代のほうが長くなりました。その間、多くの広島市民の足となって活躍したわけですので、ファンとしては神戸市電としての完全再現を望む声も多いとは思いますが、広島時代の顔をこうやって残すことも必要ではないか、と。

いずれにしても、片側とは言え原型に戻そうと尽力された関係各位に深く敬意を表します。


ちなみにむ~パパ、市電廃止より後に生まれました。クリックにもご協力を!
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【神戸・うつりかわる町とくらし展】山陽電車の姿もあります。

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現在開催中の神戸市埋蔵文化財センター企画展「神戸 うつりかわる町とくらし~昭和ノスタルジー~」に行ってみました。恐らく山陽電車の何かもあるはず。期待は膨らみます。
神戸市営地下鉄西神中央駅からほど近い西神中央公園内に「神戸市埋蔵文化財センター」があります。文字通り常設されているのは埋蔵文化財です。

昭和ノスタルジーと副題が付いていますが、最初に目に飛び込んでくるのが「神戸市大水害絵巻」。1938(昭和13)年にあった大水害の様子を当時記録したもので、氾濫した河川と被害の様子がよく分かります。む~パパ、三ノ宮駅前が川のようになり市電やバスが流されている写真を見たことがありますが、山陽沿線も大きな被害を受けた様子。
須磨区付近。中央下の鉄道工場は鉄道省(のちの国鉄)鷹取工場。茶色の濁流が流れる川は右が妙法寺川、左が天井川。よく見ると東須磨の権現さん(證誠神社・・・む~パパの氏神さまです)が描かれています。権現さんの右上にあるのは山陽電車の板宿駅でしょう。
こちらは絵巻の左端。濁流は須磨寺方向から流れてきています。駅は須磨寺駅か須磨駅と思われます。ポールを付けた1両の路面電車のような車両が描かれていますが、これが当時の山陽電車の姿でした。
1919(大正8)年の神戸市街地図も数点。山陽電車は当時兵庫電気軌道。明石まで開業した2年後の地図で、明石~姫路間はまだ開通していません。この地図によると兵庫駅起点の次の「大開通」、権現さんの裏にあった「大手」、「一の谷」「敦盛塚」「東塩屋」など、現在は無くなった駅がたくさんあります。

神戸市電。1971(昭和46)年に全線廃止。真ん中の模型は700形ロマンスカー。1935(昭和10)年に長田工場で製造され「東洋一の市電」の不動のものとした名車です。

神戸の過去の鉄道の一つ、臨港線。廃線跡取材も進めていますので、またご紹介しましょう。

この他にも山陽電車兵庫駅や地上時代の板宿駅など、貴重な写真や地図資料が数多くあり、なかなか見ごたえがありました。


昭和の給食。む~パパ世代の間で今でも話題になる「クジラ肉のノルウェー風」!



3月7日(日)まで。入場無料。月曜日休館。

おススメです。ぜひどうぞ。クリックにもご協力ください。
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【鬼滅の刃】「無限列車」神戸駅に出現!

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少々遅すぎた感のある情報ですが・・・。

高速神戸駅と西元町駅の間、JR神戸線の高架沿いに「無限列車」が登場!話題となっています。

実はこれ、元々展示してある「D51(デゴイチ)」形蒸気機関車に「神戸・西元町のデゴイチを守る会」が「無限」プレートを取り付けたもの。同会はこの場所で荒廃していたD51を美しく磨き上げ、元町商店街西部の地域振興にも役立てようと頑張っておられるボランティア団体です。ほんと、ここまで美しくなって感動的でさえあります。

さて「無限」プレートですが、節分に因んで1月31日から1週間限定で付けられたとか。なかなか粋なアイデアですね。本当なら節分を終え2月7日までの予定でしたが、非常に好評とのことで、もう1週間、2月14日まで延長されたそうです!


実際に「無限」プレートが付けられているのは正面のみ。側面には「D51 1072」のプレートが光ります。何気なく街中の一角に設置されているようですが、ここは高架化前の線路が敷かれていた旧線跡だとか。

因みに、野暮な鉄道マニア的にお話をしますと、「鬼滅の刃」に出て来る「無限列車」。時代設定が大正時代ですので、この「D51」ではありません。(「D51」は昭和になって登場したものです。)映画版では大正時代の機関車「8620」形が登場しているようで、実際に九州で保存され走っている8620形にも「無限」プレートが取り付けられていますが、コロナ禍の現在、九州まで見に行くわけにもいかないでしょうから、神戸で気分だけでも味わえる本物の機関車と記念撮影はいかがでしょうか。

あ、そうそう。「無限列車」の本当のモデルである8620形は結構各地に保存されていますが、走っている九州まで行かなくても、現存する一番古いものが比較的近くにあります。
それが京都鉄道博物館に保存されている8630号。現在も走ることが出来る状態です。すでに多くの鬼滅ファンが訪れているそうです。

好評により1週間延長されました!
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【近代建築】内藤多仲が構造設計 商船三井ビルディング

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いきなり内藤多仲と言われて「誰やねん?」と思われる方も多いと思われますが、東京タワーをはじめ全国で多くの塔を設計し「塔博士」と呼ばれた建築構造技術者です。塔で有名なのは言うまでもありませんが、ビルの構造設計にも多く関わっておられ、この内藤博士が構造設計したもので現存する最古の建築が神戸にあります。

それが元町・旧居留地にある商船三井ビル(旧大阪商船神戸支店)。1922(大正11)年に竣工。設計は渡辺節。冬らしい澄んだ青空が美しいです。
この角度からの写真はまさに神戸の近代建築群という感じ。商船三井ビルの隣は海岸ビル。阪神大震災で内部が大きく損傷し、現在は外壁を残して建て替えられています。外壁には米軍機の機銃掃射痕が生々しく残り、戦争の傷跡を今に伝えています。
北側から。当時の7階建は相当な高層建築だったようです。同時期の大規模なオフィスビルは東京の丸ビルや大阪のダイビルがありましたが、いずれも取り壊され現存するのは神戸の商船三井ビルだけになりました。近代化産業遺産に指定されています。
週末にはライトアップされるというので、日没後にまた行ってみました。
海岸ビルとのコラボも良いですね。

昼間とはまた違う石造りの重厚な感じが伝わってきます。って、おお寒~!


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