楽しいむ〜さん一家

【インドアで過ごされているお子さまへ】6000系ペーパークラフトを公開!

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このところ外に出られず暇を持て余している、たくさんのお子さまへ工作のおすすめ。プラレールにかぶせて遊べる6000系ペーパークラフトを大公開!

まずはこちら↓からデータをダウンロード!
プラレールサイズ6002F


画面に表示してみました。3両で一つのファイルになっています。

さっそくプリントアウト!用紙はペーパークラフト用に発売されている厚手の紙か写真用紙を使います。※今回の作例は写真用紙を使用しています。

む~パパが普段使っている道具です。机を傷付けないように敷くカッターマット(百均)。はさみ、カッターナイフ、きり。接着には今回木工用ボンドを使いました。手軽に両面テープを使っても良いですよ。

はさみかカッターナイフで周囲を丁寧に切り取ります。

折り目は裏側からキリでスジを付けるときれいに折り曲げられます。

こ~んな感じ。ここまで来れば完成したも同然!

3両分同じように折り目を付けましょう。プラレールにかぶせる予定のない方はこのままのり付けして組み立てれば完成です。今回は少し進めます。

先頭車は屋根にスイッチがありますので、屋根にスイッチを操作するための穴を開けます。

そのままかぶせるプラレールを裏返してスイッチの穴をシャーペンなどでなぞります。



連結器をよけるため、切込みを入れます。少しオーバーに切り取ったほうが良いと思います。

スイッチの穴、連結器の切り欠きを終えたらのり付けして組み立てましょう。今回6002号ですが「姫路行き」なので姫路寄り先頭車6102号を先頭車としています。

完成です!踏切その他邪魔になるようであれば、床下をすっきり切り取ったほうが良いかも知れません。いずれにしてもみなさんの工夫で自分だけの「山陽6000系」にしてください!

かつて発売されていたGOGOトレインの3000系と並べてみました。

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板宿商店街「佃煮屋さん」だと思ったら実は鉄道模型店!?

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板宿駅北側に広がる商店街。昔から須磨地域の商業中心地として栄えてきました。

この商店街にある「板宿公認市場」を入ると、実は怪し~いお店があります。

「岸日の出堂」という昆布・佃煮・瓦せんべいを扱うこのお店。テレビにも登場したことがあるのでご存知の方も多いことと思いますが、とりあえず近づいてみると・・・。

店頭は特に何ということもない・・・、いや、ある!お店の左右の壁、ショーケースにあるのは、鉄道模型!それも大きい!NゲージでもHOゲージでもありません。これはOゲージ。縮尺45分の1の大型模型です。Nゲージが150分の1ですので3倍以上の大きさですね。

ケースの中には古い山陽電車の姿が見えます。これは1968(昭和43)年、西代~兵庫間の地上区間を最後に走った電車、200形の2両編成です。車体は紙で出来ています。台車のバネの部分が本物と同じように上下左右に動きます。大型模型ならではの構造です。その下にあるのは「こだま型」こと国鉄モハ20(のちの151系)。この模型は実は映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の「こだま号」走行シーンで実際に使用されたもの。リアルに見せるため実物のように汚れた姿になっていますが、当時の国鉄花形特急はこんなに汚れておらず、いつもピカピカだったとのこと。映画的にはピカピカだと玩具っぽいと感じられるためあえて汚したのでしょうか?

そのほかにも、お店のケースには作りかけの電車など、いろんなものが詰まっていて”大きな”子供の夢をかき立てます。

実は店主の岸様は東二見車両工場で毎年開催されている「山陽鉄道フェスティバル」の鉄道模型コーナーに模型を貸し出されています。その作品をここでご紹介しましょう。
山陽電車200形230-231。Oゲージの作品です。店頭に飾られていたものです。

山陽電車800(820)形820-821。HOゲージの作品です。戦後日本初のロマンスカーとして有名な存在。

山陽電車250形250-251。HOゲージの作品です。実物は廃車になったあと250は西代車庫で、251は飾磨車庫でいずれも倉庫として使われていました。251は先日まで残っていたので覚えておられる方も多いことでしょう。

山陽電車2700形2708-2709-2703。HOゲージの作品です。山陽電車で最後まで残った旧性能車の一つです。

山陽電車クモワ5-サホ80-クホ70。懐かしい電動貨車がホッパ車を牽く編成。実物は2編成ありました。
あ、そうそう。最後にむ~パパから。
模型は一つ一つが手作りです。相応の製作期間がかかりますので何でも「作って!」と気軽にお願いしないように。また相当高額(物によっては100万円以上することもあります。)だということも覚悟の上で。でも、自分で模型を作りたいという人の応援はしていただけますから、挑戦したい方は一度お店にどうぞ!
ホームページはこちら→ http://www.hinodemodel.com/index.htm

A:板宿駅
B:岸日の出堂


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【ペーパークラフト】姫路城をわが手に(その1)

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姫路城をわが手に!といっても征服するわけじゃありません。絶賛修理中でまもなくその姿を現す天守閣ではありますが、今回はミニチュアのお話。プラモデルではありません。「姫路城を紙で作ろう!」という企画です。もちろん1から作るのではなく、インターネットで見つけたペーパークラフトを作っちゃおうというものです。

今回、利用するのはキヤノンさん(「ヤ」は小っちゃな「ャ」じゃないんですよ!←もちろん受け売りですが。)のホームページに公開されている無料のペーパークラフト。わが姫路城がラインアップされています。(名古屋城や大阪城もあります。)

キヤノンさんのペーパークラフトページはこちら。 http://cp.c-ij.com/ja/contents/1006/

む~パパ、最初はむ~さんに作らせてその模様をここで紹介しようと思っていましたが、ちょっと小学生に作れるレベルではなさそう。まさに「オトナの工作」の領域だと分かって、む~パパ直々にチャレンジすることにしました。

まずは印刷です。   
 
説明書(中央)は絶対必要です。これは普通のコピー用紙か何かに印刷すれば良いです。カラーにする必要はありません。しかし、本体はきれいなインクジェットプリンタ専用の厚紙を使いました。一般的にはペーパークラフト用みたいな感じで売られています。クルマなど、つやのあるものは写真用紙を使っても良いのですが、今回の姫路城はつや消し(マット紙と呼ばれるもの)を使うべきでしょう。

それにしてもA4にして12枚。ちょっと大変な作業になりそうです。

次に工作道具を用意します。
ペーパークラフト作成用具
まずはカッターマット。机を傷付けないために必要です。切る道具はカッターナイフとはさみ。はさみは有名メーカー品を使います。”弘法は筆を選ぶ”ものです。快適な工作には良い道具がどうしても必要になります。接着にはスティックのりが適していますが、強度を必要とする箇所には木工用ボンドも併用します。スティックのりは紙が伸びませんが、木工用ボンドは水分で紙がふやけるので、少量を要領良く使うことが必要です。最後に千枚通し。折り目を付けるときに使います。先は鋭くなくて良いので、インクの出なくなったボールペンも有効です。


準備が出来たら工作開始!
説明書によると上層階から組み立てるらしいです。説明図には従いましょう。勝手に作ると後で部品が付けられなくなったりしますので、これは重要です。まず部品を切り抜きますが、最初から線に合わせて切るのではなく、写真のように周囲を大まかに切り取ります。


細かいのりしろはカッターナイフを使って丁寧に切ります。カッターナイフは切れ味が鈍ったらすぐ刃先を折って、常によく切れるようにしておきます。もちろんカッターナイフの刃は予備を常に用意しておくと安心です。

のりしろなどの折り目に千枚通しでスジを付けているところ。

本当は裏面からスジを付けるほうが表面の印刷を傷付けなくて良いのですが、なかなか難しいので、はっきりと分かるところだけ裏面から付けるのが正解だと思います。

正直言ってシャチの切り取りは難しいです。ちょっと部品が小さすぎて腹ビレなんぞ「どうやって切るんだ!」状態。写真のように屋根はこのような構成です。いきなり接着せず、部品の合いを確かめます。この部分には唐破風(からはふ)が付いています。「唐破風って何?」という方は下の写真を・・・。


というわけで、直線的な千鳥破風よりカーブした唐破風のほうが難しいであろうとは容易に想像が付きます。これ、大天守に8箇所、小天守にもあります。もう勘弁してください・・・。

上の写真は何をしているかと言うと、紙の断面が白く目立つので灰色のペンで塗っているところです。これをするかしないかで、実は出来上がりに大きな差が出ます。それにしてもカーブしている部分、難しいな~。

部品を合わせてみます。接着する手順を考えましたが、まず正面を先に付けて左右は後から接着するほうが良さそうです。
最上部の屋根が半分完成しました。屋根瓦はもっと緩やかなカーブを描いてつながっているはずなのですが、紙でそこまで要求するのは難しいです。

ここまでで1時間経過。このペースだといつ完成するか分かりませんが・・・。

(以下、続く・・・。不定期連載になりそうです。下のバナークリックにもご協力を!)
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