楽しいむ〜さん一家

3026号に「Last Run」ヘッドマーク

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4月は電車の話題が連発です。

6000系3編成の増備により代替されると思われる3000系は3026・3028・3030の3編成。そのうち3026号が4月28日に引退ということで、恒例の「Last Run」ヘッドマークが取り付けられました。


今回取り付けられたヘッドマーク。1号車3026側。登場時の非冷房・列車無線無し・方向幕使用前のスタイルを再現しています。行先看板は「山陽-阪神」


3号車側3613号。「山陽-阪急」になっています。姫路側は当時貫通幌が取り付けられており、少々いかめしい印象でした。3613号は登場時は3026号ではなく、他の編成に組み込まれていました。(いずれも画像提供:山陽電気鉄道 ※商用利用はお断りします。)

有名撮影地で撮るのは面白くないので、今回は趣向を変えて国道2号線沿いで撮影しました。自動車が写らないよう撮るのは、まさに賭けというべきです。(西舞子~大蔵谷間) 何とか自動車に遮られずに済みました。
その後、戻って来る上り列車を狩口東踏切東方から。午後ゆえ逆光気味・・・。

国道2号線沿いですが、歩道がないので路肩で撮影。上り列車を後追い撮影するのに向いています。通行する自動車には十分注意が必要です。(西舞子~大蔵谷間)
下り直通特急5000系。電柱や道路標識をどう処理するかは撮影者のセンスと言えます。む~パパの苦手な分野・・・。
今一つ納得できなかったので、後日に再度撮影してみました。(月見山~須磨寺間)

いよいよ3000系未更新車に終焉が迫ります。クリックにもご協力を!
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【西舞子~大蔵谷駅間】旧大蔵谷駅の痕跡を訪ねる。

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5年前、大蔵谷駅の西側に残る明石高女前駅跡を訪ねました。
その時の記事はこちら→  明石高女前駅を訪ねる。
少々時間が経ってしまいましたが、今回は旧大蔵谷駅を訪ねてみようと思います。最初の駅は朝霧川橋梁の上にあり、その後東詰に移ったとのことで、1948(昭和23)年に現在地に移っています。そもそも開業時はこの辺りから国道の南側を走っていたとのこと。半ば路面電車だったころのお話ですね。この旧大蔵谷駅、まだ痕跡があるという情報を得たのですが、車内から見てもよく分からなかったので、現地に行ってみました。

(出典:Googleマップ)

黄色の線が山陽電鉄本線。朝霧川の東ということで「旧大蔵谷駅跡」と記したところへ。「明石高女前駅跡」は前回(5年前ですが)取材した場所です。

上の地図で、大体この辺かなと思う場所にやって来ました。北側に並走するのはJR神戸線。221系の活躍もあと僅かと思いますが、山陽電車を待っていると熱中症になってしまうので、とりあえずお許しください。手前2本が山陽電車の線路です。

この付近。線路両側に古いコンクリートの壁のようなものがあります。ホーム構造物の痕跡と思われます。明石高女前駅と同じスロープのようなものが残っています。

真横から見ると、上下線の同じ場所にスロープ痕のようなものが・・・。明石高女前駅ほどはっきり残っていませんね~。
コンクリートの上に古レールが埋め込まれています。今より線路の高さが低かったのでしょうか。ホーム柵の痕跡でしょうか・・・。

さて、上地図で赤線を引いたところがあります。山陽電車から斜めに離れていく道路がありますが、一説によると神戸~明石間の山手を結ぶ「神明急行電鉄」の予定線であったとか。この予定線、弾丸列車構想、神明道路・・・。神戸市営地下鉄妙法寺駅の近くに謎の橋台があったのは覚えています。

どこまでが本当で、どこからが都市伝説なのか?ちょっと調べてみたいですね。

人丸前駅付近高架化前は旧遊園地前駅もはっきり残っていたそうですよ。クリックにもご協力を!
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【西新町】小学生が歩いた高架化完成記念ウォーク

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14日、「西新町駅付近高架化完成記念ウォーク」が開催されました。参加できないむ~パパに代わってむ~さんが全力取材!小学生が見たウォークの様子をお伝えしましょう!

直前まで雨の予報を見事に裏切り、時折晴れ間も見える天候になったこの日、集合場所となった大蔵谷駅西側、黒橋のたもとには大勢のウォーク参加者が集まりました。広場があふれて黒橋へ並んだむ~さん、眼下の人たちを撮っていました。

受付でルートマップをもらったので、妹に持たせてパチリ。

そうそう、この参加証が無いとせっかくの高架上を歩けません!

道ばたにはあじさいが咲いていたようで。6月ですね~。

山陽電車の線路沿いを歩いていきます。人丸前駅を過ぎたところに小さなお社が。白龍神社というらしい。元々明石城の守りとした建立されたそうですが、山陽本線(現JR)や山陽電車が境内を通過したため移転、平成15年に元の地(完全に同一かどうかはちょっと分かりませんが・・・。)に戻って来られたそうです。

道標と新しい高架線路。いよいよ”巨匠”む~さん、本領発揮です!

現在線と高架線とを直通特急を絡めて撮っています。この光景もあと1週間で見納め。

いよいよ高架上へ!

参加証の改札。昔懐かしいパンチが登場!こういうのって普段はどこに保管してあるんでしょうね~。

真新しい高架上は大勢の参加者で賑わっています。ヘルメットの係員さん、いろんな質問に回答中。大忙しって感じです。さすがに開業後はまず歩けないだけに、みなさん貴重な体験になったことでしょう。

”巨匠”何か狙っておられるようです!視点の低い子供ならではの構図です。

ホームへ上がる仮設階段から。この角度からは開業後絶対撮れません。なかなかやります、む~さん。

ゴール後に仮駅で。新駅との対比が面白いですね。

いよいよ開業まで1週間を切りました。とても楽しみです。クリックにもご協力を。
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【大蔵谷】明石高女前駅を訪ねる。

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大蔵谷駅で電車を撮影すると、目に入るものがあります。
3000(3050)系アルミカーが姫路方面へと走り去ると・・・。

線路の脇に何か穴の開いた壁のようなものが見えますね。
近寄ってみましょう。

これは何か?という話なのですが、ここはかつての「明石高女前駅」の跡なのです。明石高等女学校は現在の明石南高校なのですが、当時は現在の大蔵谷駅のそばにありました。大蔵谷駅は現在地より400mほど東にあったようで、現在地へ移転してきたのは1948(昭和23)年といいます。隣接する明石高女前駅は廃止となりましたが、現在に至るまでホーム跡が残されているというわけです。

神戸新聞総合出版センター発行「山陽電車 駅と沿線100年の旅」P52~P53に大蔵谷駅のことが書かれていますが、写真背景に廃駅となった明石高女前のホームと上屋跡が写っています。(著作権があると思われましたので当該ページは掲載しません。)

こ~んな感じ。上下線ホームの痕跡がきれいに残っています。折しもJR下り線にEF66が牽引する貨物列車が走って行きました。今や国鉄時代に製造されたEF66は貴重な存在!む~パパ、この次の週にも撮りに行きましたが、JR化後の100番台が来てしまいました・・・。残念!

下り線のスロープ跡と同じ場所に上り線のスロープ跡がありました。立派な廃駅跡です!

山陽電車が路面電車だった頃の遺跡です。ぜひチェックしてみてくださいね!
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【1日1本】大蔵谷で寝台特急「北斗星」の機関車を撮る!

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2015年3月14日のJRダイヤ改正では、北陸新幹線開業!トワイライトエクスプレス廃止!といった話題が大きく報じられました。山陽電車のお隣を走る山陽本線(JR神戸線)で大きな変化はなかったものの、この日から1日1往復だけ今まで見られなかった車両が走るようになり、ファンの間では話題となっています。

それは、吹田以西に「EF510」という電気機関車が乗り入れる、という話。
EF510は交流電化区間も走ることができる万能機で、今までは北陸地方から大阪の吹田まで貨物列車を牽いて来て、そこで直流区間専用の機関車に交代していました。それがこの改正で岡山まで直接来るというのです。それも1日1往復だけ。山陽電車の沿線で撮影可能なのは上りだけで、明石付近を通過するのはお昼の12時頃らしい。直流区間用の機関車は青色をしており「レッドサンダー」と呼ばれるEF510の赤い車体はさぞ目立つことでしょう。

すでに大勢のファンがこの1か月、あちこちで撮っておられますが、む~パパ、何とか山陽電車と一緒にカメラに収めることができないかと、大蔵谷駅界隈にやって来ました。上りホームから天文科学館を背景に撮れることは諸先輩方のおかげで分かっているのですが、国道2号線付近から撮れないかな、と西舞子~大蔵谷間の線路際をウロウロ。なかなか安全な場所で撮影することが出来ず断念。

結局大蔵谷駅上りホームに落ち着きました。(というわけで、目新しい構図はありません。やはり撮影ポイントというのは先人の跡をたどるしかないようで・・・。)

人丸前を出発、坂を下って来る3000系。ちなみに4両編成はほとんどが3050形で、3000形は3022と3030の2編成だけ。けっこう貴重な存在です。右隣りにはJRの新快速が迫っています。うまく一緒に収まらんかな、と。

電柱が多すぎて新快速の顔にかかってしまいました。見事に失敗です。本当は天文科学館が一緒に入れられないかと思ったのですが、この角度では入りません。

というわけで、山陽電車とのコラボはあっさりあきらめ、本来の目的である「機関車」を狙うことに。背景に天文科学館を入れるとどこが良いのかホームで場所調整。ちょうど来た貨物列車が練習台に。どうせ後ろに連なる20両以上の貨車は画面に入り切らないので機関車さえ綺麗に撮れれば文句なし。EF210「桃太郎」100番台初期型(EF210-102)。山陽電車と並走するこの界隈では最もポピュラーな機関車と言えましょう。

鳥取へ向かう「スーパーはくと」。JR四国2000系をベースとした制御振子付きのディーゼルカーです。いろんな車両がやって来て面白いです。

その間もやって来る山陽電車を望遠レンズで狙います。天気が良いので大蔵谷駅西方にある黒橋の影が車体に掛からないよう、6両編成は気を使います。なぜか日台姉妹提携ヘッドマークが装着されていない5018がやって来ました。

と、構図を決めたりしたりしているうちに、練習タイムの1時間が過ぎ、いよいよ目的の列車が現れました。

おお~、来ました来ました。あれ、青いじゃないですか!これは500番台といってJR東日本がブルートレイン「北斗星」牽引用として製造した車両ですが、現在一部はJR貨物に移籍して赤い0番台に混じって活躍しています。う~ん、気分的には赤い機関車のほうが良かったのですが。まあ、いつ赤色に塗り替えられるか分からないし、これはこれで貴重な記録になるでしょう。

と、EF510を撮ることができて、む~さんと共に満足して互いの写真を見せ合いっこしていたところ、下りの貨物列車が「ガーッ」と通り過ぎました。先頭はEF210ではありますが、黄色いラインの300番台。山陽本線瀬野~八本松間の急こう配で貨物列車の後押しをする補機として造られた機関車で、わずか3両しかありません。予期せぬ登場に前から撮れず・・・。

EF510の赤いヤツは次の宿題ということで・・・。どこかで山陽電車と一緒に撮れないかな~。

次回、このあたりにある鉄道遺産をご紹介。
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人丸前~大蔵谷界隈を歩く

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今日は大蔵谷の宿場町をご紹介します。「せっつ・はりま歴史さんぽ」みたいじゃないか!マニアネタ、酒はどうした?と聞かれそうですが、いやまあ飲んでばかりもいられませんので、しばし街歩きネタでお付き合い願います。

さてさて。人丸前駅を降りて南下すると「大蔵交番」という交番があります。

手前が大蔵交番。天文科学館をイメージした形をしていますが、この角度から撮ると後ろにある明石人丸教会の建物が目立ってしまって影が薄い・・・。でもこの写真、奥にひっそりと天文科学館も写っていますよ。大蔵交番の右に小さく写っている細長いものは石碑です。近寄ってみましょう。

碑文に「大日本中央標準時子午線通過之識標」とあり案内文も掲出されています。要するに明治21年に明石を通る東経135度の子午線が日本標準時に定められたにもかかわらず、一般の人々の認知が今ひとつ、ということで明石郡の先生方がお金を出し合って建てた碑、だそうです。なるほど~。

本当は山陽道の街道筋を東へ向かうべきなのですが、街道の入口が狭くなっていて見つけられず、そもそも大蔵交番の手前なのですが行き過ぎ、探しているうちに中崎公会堂まで来てしまいました。

・中崎公会堂 明治44年建築以来、現在も公会堂の機能を果たしています。せっかく来たので撮影・・・。

いや、こちらは寄り道でして。

いや、この写真も寄り道の1枚。壁は銅板葺きのようです。銅器で有名な高岡(富山県)ではよく見る感じだと思いますが、明石ではどうなのでしょう。

本来の街道筋を発見したので、ようやく東へ。

稲爪神社から旧山陽道方向。ここも落ち着いた昔ながらの街並みが広がっています。稲爪は「いなづめ」ですが、「いなづま(稲妻)」がなまったものでしょう。


さて、現在は国道2号の南側になりひっそりとした旧山陽道街道筋ですが、ご覧のように宿場町の面影を残す建築物がぽつぽつ残っています。建て替えられたりマンションになったり取り壊されて駐車場になったり、街並みとして残っているわけではありませんが、む~パパ、実はこういった残り方が自然で心地よいと思ったり。いつかは消えていくものなのでしょうが・・・。


そうした1軒の「卯建(うだつ)」に本当に「卯」の装飾がありました。ウサギが立っているから「うだつ」なのでしょうか。何やら縁起の良い飾りのように思います。今年が卯年であればタイムリーなんですが、そうは問屋が卸さない、と。

A:人丸前駅
B:大蔵交番
C:中崎公会堂
D:稲爪神社
E:卯のうだつがある建物


大きな地図で見る

人丸前に降りたら天文科学館。駅の南側もちょっと歩いてみませんか?
今度、歩いてみようと思われた方はクリック!
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