楽しいむ〜さん一家

【1日1本】大蔵谷で寝台特急「北斗星」の機関車を撮る!

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2015年3月14日のJRダイヤ改正では、北陸新幹線開業!トワイライトエクスプレス廃止!といった話題が大きく報じられました。山陽電車のお隣を走る山陽本線(JR神戸線)で大きな変化はなかったものの、この日から1日1往復だけ今まで見られなかった車両が走るようになり、ファンの間では話題となっています。

それは、吹田以西に「EF510」という電気機関車が乗り入れる、という話。
EF510は交流電化区間も走ることができる万能機で、今までは北陸地方から大阪の吹田まで貨物列車を牽いて来て、そこで直流区間専用の機関車に交代していました。それがこの改正で岡山まで直接来るというのです。それも1日1往復だけ。山陽電車の沿線で撮影可能なのは上りだけで、明石付近を通過するのはお昼の12時頃らしい。直流区間用の機関車は青色をしており「レッドサンダー」と呼ばれるEF510の赤い車体はさぞ目立つことでしょう。

すでに大勢のファンがこの1か月、あちこちで撮っておられますが、む~パパ、何とか山陽電車と一緒にカメラに収めることができないかと、大蔵谷駅界隈にやって来ました。上りホームから天文科学館を背景に撮れることは諸先輩方のおかげで分かっているのですが、国道2号線付近から撮れないかな、と西舞子~大蔵谷間の線路際をウロウロ。なかなか安全な場所で撮影することが出来ず断念。

結局大蔵谷駅上りホームに落ち着きました。(というわけで、目新しい構図はありません。やはり撮影ポイントというのは先人の跡をたどるしかないようで・・・。)

人丸前を出発、坂を下って来る3000系。ちなみに4両編成はほとんどが3050形で、3000形は3022と3030の2編成だけ。けっこう貴重な存在です。右隣りにはJRの新快速が迫っています。うまく一緒に収まらんかな、と。

電柱が多すぎて新快速の顔にかかってしまいました。見事に失敗です。本当は天文科学館が一緒に入れられないかと思ったのですが、この角度では入りません。

というわけで、山陽電車とのコラボはあっさりあきらめ、本来の目的である「機関車」を狙うことに。背景に天文科学館を入れるとどこが良いのかホームで場所調整。ちょうど来た貨物列車が練習台に。どうせ後ろに連なる20両以上の貨車は画面に入り切らないので機関車さえ綺麗に撮れれば文句なし。EF210「桃太郎」100番台初期型(EF210-102)。山陽電車と並走するこの界隈では最もポピュラーな機関車と言えましょう。

鳥取へ向かう「スーパーはくと」。JR四国2000系をベースとした制御振子付きのディーゼルカーです。いろんな車両がやって来て面白いです。

その間もやって来る山陽電車を望遠レンズで狙います。天気が良いので大蔵谷駅西方にある黒橋の影が車体に掛からないよう、6両編成は気を使います。なぜか日台姉妹提携ヘッドマークが装着されていない5018がやって来ました。

と、構図を決めたりしたりしているうちに、練習タイムの1時間が過ぎ、いよいよ目的の列車が現れました。

おお~、来ました来ました。あれ、青いじゃないですか!これは500番台といってJR東日本がブルートレイン「北斗星」牽引用として製造した車両ですが、現在一部はJR貨物に移籍して赤い0番台に混じって活躍しています。う~ん、気分的には赤い機関車のほうが良かったのですが。まあ、いつ赤色に塗り替えられるか分からないし、これはこれで貴重な記録になるでしょう。

と、EF510を撮ることができて、む~さんと共に満足して互いの写真を見せ合いっこしていたところ、下りの貨物列車が「ガーッ」と通り過ぎました。先頭はEF210ではありますが、黄色いラインの300番台。山陽本線瀬野~八本松間の急こう配で貨物列車の後押しをする補機として造られた機関車で、わずか3両しかありません。予期せぬ登場に前から撮れず・・・。

EF510の赤いヤツは次の宿題ということで・・・。どこかで山陽電車と一緒に撮れないかな~。

次回、このあたりにある鉄道遺産をご紹介。
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快走!官兵衛号【名残の桜編】

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今年の桜は短かったですね~。満開になったと思った週末が荒天おまけに花冷え。気がついたら散ってしまっているではないですか!「いつ花見するねん!」という感じですが、こればかりは仕方ありません。

む~パパ、今年は「山陽電車と桜」の写真を撮るぞ!と気合を入れていたのですが、結局何もしないうちにままになってしまいそうな・・・。世間でも花見はもう終わりみたいな雰囲気の中、貴重な満開の場所が見つかりました。林崎松江海岸駅から西側の線路際がいけそうです。

4月12日(土)の様子。散りかけてはいますが、まだまだ大丈夫。この桜を背景に「官兵衛号」シリーズ第2回目の写真を撮ることにしましょう。

林崎松江海岸駅ホーム西端から狙います。順光ならば午前しかありません。側面は昼頃にならないと日光が回り込みませんが、仕方ありません。 遠方から望遠で。桜並木が綺麗に写りました。いかがでしょう?

もう1枚。踏切脇の1本がひときわ大きく目立ちますので、強調してみました。

官兵衛号の撮影は終わったので、しばらくその辺を散歩してみました。


西松江踏切を南側から。暖かい春の空気を感じる写真になりました。(桜の木の下にいるのはむ~さんです。)


こんな感じはいかがですか~?(上の写真にいる場所からむ~さん撮影)


菜の花も綺麗に咲いています。

と西松江踏切に来てみると、そこにはカメラを構えた「同業者さん」が。「おはようございます!」ということで、いろいろとお話をしました。そこで教えていただいた撮影ポイントで梅田から戻って来た官兵衛号を撮ったのが下の写真。 桜と菜の花と官兵衛号。なるほど~。
沿線のファンの方は長い時間をかけていろいろな撮影ポイントを開拓しておられます。一朝一夕に撮れるものではありません。む~パパ、これからも出来る限りそうした諸先輩方にお伺いして自分で足を運び、撮ってみたいと思っています。

同業者さんと楽しくお話をしているうち、またまた官兵衛号が姫路から上ってくる時刻。今度は南側から後追いで狙ってみました。この日の天候は一応晴れでしたが、ぼんやりと薄く曇った感じで、実は順光も逆光も関係なく撮れたわけで・・・。



最初で最後の桜と官兵衛号の取り合わせ。気に入った方はぜひクリックを。
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