かの「ホワイトエンジェル」こと3619号が5月5日限りで引退そしてヘッドマーク(HM)掲示とのニュースに触れ、いわゆる「葬式厨」になりたくない!と思いつつ沿線で撮影してしまういけないむ~パパ。
6017号投入に伴う車両の動きについてまとめてみました。いよいよ3000系未更新車の置換えも大詰め。ここ数年沿線を沸かせた引退ヘッドマークもお終いということになりそうです。
かの「ホワイトエンジェル」こと3619号が5月5日限りで引退そしてヘッドマーク(HM)掲示とのニュースに触れ、いわゆる「葬式厨」になりたくない!と思いつつ沿線で撮影してしまういけないむ~パパ。
6017号投入に伴う車両の動きについてまとめてみました。いよいよ3000系未更新車の置換えも大詰め。ここ数年沿線を沸かせた引退ヘッドマークもお終いということになりそうです。
6000系の新車6017号が今月から営業運行を始めました。最近ウォーキングにハマっていたむ~パパですが、久々に「撮り鉄」行動に出発。
思ったほどうまく撮れなかったので、この列車を追いかけ西へ。
6017号はこの日姫路に到着後飾磨車庫に入庫してしまったとのことで、む~パパが撮れたのはこれだけでした。その後は3619号を狙います。
歩いたり写真を撮ったりするのが楽しい季節になりましたね。
6000系の18本目となる6017号が東二見に搬入され、まもなく運転開始が見込まれます。となると入れ替わりとして動向が気になる「ホワイトエンジェル」こと3619号。今回は突如真っ白になって登場した1983(昭和58年)の写真を交え、この車両を少しご紹介しましょう。
3619号は3000系3次車後期型(3619~3622)に分類されます。昭和50年代には3018号4両編成の3号車に組み込まれ、3018-3019-3619-3609として活躍していました。3000系が3両編成から4両編成になる過渡期には、このように先頭車が中間に入る編成が見られましたが3619号は最後まで中間に残り目立つ存在でした。のち3018号は3連化。編成から外れた3619号は冷房改造されるまで休車状態だったようです。
のち、3050形のコンプレッサー更新により捻出されたHB-2000に交換されています。(2012.8.13 東二見車庫)写真:山陽電気鉄道
3619号の活躍も、もうあと少しと考えられます。機会があれば今後も古い写真を公開しましょう。
6000系増備により編成単位での3000系未更新車は全て姿を消しました。特に淘汰対象となったのは3000形3次車と3050形初期車で、例外的に2次車の一部に廃車が出たものの、未更新だった大部分の車両が姿を消したことになります。結果として現在3000系は未更新車がわずかに残るものの3000形2次車(3004~3020 ※3004は廃車)の更新車と3050形のうち空気ばね台車で登場したものだけとなりました。今回は3000形3次車のうち、去就が注目される「ホワイトエンジェル」こと3619号と、偶然1両のみ更新され残存した3506号をご紹介します。
アルミカー3100号の3号車として長らく活躍している3619号。旧標準色時代は非冷房で、冷房化と同時に現在の白色となったため、鋼製車ですが現塗装をまとったことはありません。アルミ製3500・3501とともに更新工事から外れ、今後の6000系増備により去就が注目されます。なお未更新車には3066号の4号車3638もあり、こちらの動向も気になります。(山陽塩屋~滝の茶屋間)
3060号。写真手前から2両目(3号車)に連結されている3506号。3次車では唯一更新工事を受け、今後も残存すると思われます。(東二見~西二見間)
(参考)3000形2次車の付随車3504号。3050形に組み込まれており、編成では1両だけ金属ばね台車を履いています。2次車は登場時、車外スピーカーが無く片側1か所ずつ後日取り付けられました。床面が低く3050形空気ばね台車編成とは車体形状が揃っているため違和感がありません。(東二見車庫)写真:山陽電気鉄道
こちらが3次車で唯一更新工事を受けた3506号。3500形のうち3506~3508は3次車で、3507・3508が廃車となったためこの3506だけが残っています。車外スピーカーが当初から片側2か所に取り付けられています。また3次車は3050形初期車とともに床面が高いため側窓位置も高く、他の3000系とは印象が異なります。3506号はこのタイプの車体では唯一の更新車で、現在3060編成と床高さを合わせたため屋根が他の3両より低くなっています。上の編成写真でも雨どいが1両だけ低いのが分かります。(東二見車庫)写真:山陽電気鉄道
更新工事のため大阪車両へ向かう3506号。隣の3061号の妻面には有名だった黒いHゴムが残っているのが分かります。(2012.8.6 東二見車庫)写真:山陽電気鉄道
3619号が姿を消せば3506号が唯一の3次車となります。クリックにもご協力を!
にほんブログ村