楽しいむ〜さん一家

【山陽電車模型の聖地】レールクラフト阿波座

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山陽電車の鉄道模型は、まもなく発売されるというマイクロエース製品以外では一般的なお店では発売されていません。残念ながら山陽電車は日本の鉄道の中では実はかなりマイナーな存在であり、鉄道模型になりにくいという事情があります。大手私鉄はともかく、地方ローカル私鉄の電車までが次々と模型化されて店頭に並ぶ現在、山陽電車や泉北高速、北大阪急行といった「準大手私鉄」が全く見向きもされないというのは、本当のところなぜなのか?む~パパ、一定の回答を持っているのですが、今日はその話をしているのではありません。

さてさて今回は「レールクラフト阿波座」という鉄道模型店をご紹介します。山陽電車や泉北高速といった、今まで模型化されていなかった車両を積極的に発売することでマニアさんには有名なお店です。

大阪市営地下鉄阿波座駅。3番の出口を出ます。そこから少し東方向へ。

とあるマンションに「レールクラフト阿波座」の看板が掛かっています。

1階のマンション入口から入り、一番奥の部屋。このドアを開ける勇気はありますか?「営業中」の看板が見えますね!

中は普通の模型店。基本的にNゲージ専門で、いろんなパーツの取扱いもあります。

これがレールクラフト阿波座の自社開発製品、山陽電車3000系アルミカーと5030系です。5030系は「姫路菓子博2008」のラッピング車両を再現。3000系のアルミカーは冷房化後の最近の姿(下)と、非冷房時代の姿(上)を。よく見ると台車も時代によって違うことが分かります。いずれも基本的には組立キットの状態で発売。このような完成状態の模型は1編成10万円以上(!)もします。

山陽電車3000系アルミカーの屋根。山陽電車の特徴である赤い配管が見事に再現されています。す、素晴らしい!量産品ではなく、手作りの工芸品的な良さが感じられます。

店のガラスケースには、かつて活躍した歴代の山陽電車が飾られていました。(非売品)今や、このカラーリングが「山陽電車」であると感じられる方が少なくなる中、模型でもこうした車両に会えるのはうれしいことです。

もちろん、山陽電車だけではありません。神戸市営地下鉄や近鉄ビスタカーの姿もありました。



珍しい山陽電車の鉄道模型がたくさん!是非足をお運びください。
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桜と山陽電車

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天気に期待できなかった今年の花見。予報に反して晴れた4日の土曜日、む~パパ思わずカメラを持って撮影に出かけました。「山陽電車と桜を撮る!」1年にただ1度の機会。本当は週末の天気が悪くてあきらめていたのですが、朝起きたら青空が広がっていたのだから仕方ありません。昼からは下り坂との観測にあまり撮影地を探し回る暇もなく、結局やって来たのは「林崎松江海岸!」昨年と同じ場所でした。

駅を出て西へ。昨年とは違うアングルを探します。どうやら昨年撮った場所では菜の花がまだ咲いていなかったので、同じ黄色い花、カタバミと桜を合わせて何とか撮影に成功。そこから西松江踏切まで線路の南北を歩き回ったのですが、今一つ良いアングルが得られず、最終的に林崎松江海岸駅の下りホームにやって来ました。

駅の北側にも桜が植えられ、手軽に桜と電車の組み合わせが楽しめます。

駅の西側は山側に桜並木があり、ホーム西端から望遠で狙うとこのように桜と山陽電車が撮影できます。沿線でこのように撮れる場所はここぐらいでしょうか。

一番手前の桜をバックに。昨年「官兵衛号」で撮ったのと同じ構図です。電車は3000系ですが3200形と呼ばれる2000系のモーターを流用した車両。全てワンマン対応で主に網干線で使用されていますので、本線で見かけると撮っておくのが良いでしょう。この辺は昼前後が順光のようで、午前だと側面まで光が回り込まないようです。

タイミングによってはすれ違う電車の姿も撮れました。下り3000系アルミカーとすれ違う上りの阪神1000系直通特急。写真の1208号編成は前照灯がLED化されています。

ちなみに桜とは関係ありませんが、下り列車はカーブを曲がって来るカッコ良い姿が撮れます。昼ごろは逆光ですけどね。5000系+5030系混成の直通特急。

予報通り、だんだん曇ってきたので、そろそろ退散しようと思っていたら3000系のトップナンバー「3000ちょうど」の編成がやって来ました。もちろん、これは撮らねばなりません!

明日も雨。この週末はもうお花見は楽しめないでしょうね・・・。また来年といったところでしょうか・・・。
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(もう冬ですが・・・)山陽電車 秋のKIDS向けグッズ

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山陽電車”秋の”新グッズ。ご紹介しようと思っているうちに冬になってしまいましたが、特に季節感のある品物ではありませんので問題ないでしょう。さてさて、現在発売中のグッズは前回のような「やたらマニアック」なものではありませんが、しかしコダワリを感じる部分もあります。

今回、山陽電車初登場の「ハシ鉄」(600円)。電車の形をしたお箸で、新幹線などを中心にかなり多くの種類が発売されています。実はむ~さんも「700系」や「こまち」のハシ鉄を愛用していたりします。近年の鉄道グッズとしては”定番”とも言えるでしょう。

新幹線はその造形で勝負するわけですが、山陽電車などの「ふつーの四角い」の電車は中の絵で勝負です。この「ハシ鉄」、それほどマニアックな絵にはなっていませんが、なかなかリアルに5030系(実車とは異なる4両分)を再現しています。にしても、箸が先に向け細くなっているのを、遠近法に利用するとは素晴らしいアイデアです。他の「ハシ鉄」を持っているという皆さま、コレクションにお加えください!


こちらはスプーンをフォーク(各500円)。「ハシ鉄」と同じコンセプトの商品です。

イラスト部分は「ハシ鉄」と同じですが、さすがに箸のようにスリムには出来ず少々ずんぐりむっくりです。イラストそのものは「ハシ鉄」と同じもの。5030系が再現されています。

こちらは歯ブラシ(400円)。5030系の顔と側面の一部をイラストで。消耗品ですので使うのはもったいないですね。



今回唯一マニアックなイラストが描かれているプラコップ(450円)。5030系の前面と山側(北側)側面が印刷されています。これはクリアファイルなどに描かれているものと同じイラストです。

最後に「鉄プクシール」(350円)。プクっとふくらんだシールで、3000系や5000系の前面・側面と駅名板をセットにしたもの。これは電車をマニアックに再現したものではなく、デフォルメキャラクター化したもの。鉄道マニアさんには少々物足りないかも知れませんが、こういうソフトな方向性も必要かと思います。

こちらでも販売しています。


ここにご紹介した商品は数に限りがあります。お求めはお早めに!
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快走!官兵衛号【妻鹿隧道編】

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「快走!官兵衛号」シリーズ第3回目。今回は「姫路ウィーク」ということで姫路市内の撮影地に出かけました。ファンの方にはよく知られた場所です。

トンネルを出てくる3000系を激写!ここは白浜の宮~妻鹿間にある妻鹿隧道(トンネル)の東側。ちょうど両駅の中間付近で、白浜の宮駅から国道250号線を姫路方に歩いて10分くらいのところ。順光はもちろん午前の上り列車。む~パパ、ちょっと寝坊したので現地到着が昼過ぎになってしまい、この写真では正面はもう陰になっています。はっきり言って失敗。もっと早起きしないと・・・。ここ、妻鹿隧道東踏切道から20mほど姫路方の線路際なんですが、この踏切道から下り列車を撮ると・・・、

こ~んな感じで6両編成がキッチリ収まるんですね。このアングルの撮影可能時間帯は昼以後。側面は陰になります。(阪神8000系)

これに味をしめ、ちょっと油断しているうちに「官兵衛号」が来てしまいました。やむを得ず、そのまま踏切道から狙いましたが・・・、

うわ~、顔ばっかり。3両目までしか入りません。見事に失敗です~。

後追いで1枚。もはや敗北感でいっぱい・・・。

「バスまつり」ヘッドマーク付きの山陽5000系直通特急。理想としては背景にトンネルと緑を入れたこのアングルで「官兵衛号」を撮りたかったわけですが、後の祭り。

ここで撮ると、6両編成だと4両くらいがトンネルから外に出ていて、後ろはまだ中です。昔、山陽電車が最大4両編成だったころは、結構このアングルで撮られる方も多かったようなのですが、特急が6両編成になり、一部がトンネルの中なのを嫌われたのか、最近ここでの作例は少なくなりました。

昼を過ぎると下り列車が順光になるので、こういう写真を撮ったりもしますが、これでは妻鹿隧道のそばにいる意味が無いのではないか、と。



またチャレンジするのだ!

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快走!官兵衛号【名残の桜編】

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今年の桜は短かったですね~。満開になったと思った週末が荒天おまけに花冷え。気がついたら散ってしまっているではないですか!「いつ花見するねん!」という感じですが、こればかりは仕方ありません。

む~パパ、今年は「山陽電車と桜」の写真を撮るぞ!と気合を入れていたのですが、結局何もしないうちにままになってしまいそうな・・・。世間でも花見はもう終わりみたいな雰囲気の中、貴重な満開の場所が見つかりました。林崎松江海岸駅から西側の線路際がいけそうです。

4月12日(土)の様子。散りかけてはいますが、まだまだ大丈夫。この桜を背景に「官兵衛号」シリーズ第2回目の写真を撮ることにしましょう。

林崎松江海岸駅ホーム西端から狙います。順光ならば午前しかありません。側面は昼頃にならないと日光が回り込みませんが、仕方ありません。 遠方から望遠で。桜並木が綺麗に写りました。いかがでしょう?

もう1枚。踏切脇の1本がひときわ大きく目立ちますので、強調してみました。

官兵衛号の撮影は終わったので、しばらくその辺を散歩してみました。


西松江踏切を南側から。暖かい春の空気を感じる写真になりました。(桜の木の下にいるのはむ~さんです。)


こんな感じはいかがですか~?(上の写真にいる場所からむ~さん撮影)


菜の花も綺麗に咲いています。

と西松江踏切に来てみると、そこにはカメラを構えた「同業者さん」が。「おはようございます!」ということで、いろいろとお話をしました。そこで教えていただいた撮影ポイントで梅田から戻って来た官兵衛号を撮ったのが下の写真。 桜と菜の花と官兵衛号。なるほど~。
沿線のファンの方は長い時間をかけていろいろな撮影ポイントを開拓しておられます。一朝一夕に撮れるものではありません。む~パパ、これからも出来る限りそうした諸先輩方にお伺いして自分で足を運び、撮ってみたいと思っています。

同業者さんと楽しくお話をしているうち、またまた官兵衛号が姫路から上ってくる時刻。今度は南側から後追いで狙ってみました。この日の天候は一応晴れでしたが、ぼんやりと薄く曇った感じで、実は順光も逆光も関係なく撮れたわけで・・・。



最初で最後の桜と官兵衛号の取り合わせ。気に入った方はぜひクリックを。
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山陽電車の”マニアックすぎる”春の新グッズ

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前回より大幅にパワーアップした山陽電車グッズ第2弾がついに登場!先日より発売されています。ここはむ~パパらしく「マニアック」に紹介します。さてさて、コアなファンのみなさまにも満足できる仕上がりになっているのでしょうか?検証してみましょう。

まずは今回の新アイテム。5030系ペンケースです。1個750円。

どうやら阪神電車や阪急電車で発売されているペンケースの柄違いのようです。山陽電車の1両の長さは阪急・阪神と同じ19mなので、同じ型を使うのは合理的。おまけに以前発売されたもののようにデフォルメされていないため、デザイン的に鉄道車両としての正しいバランスを保っています。阪急・阪神のペンケースと並べても違和感なし。これは3社全部揃えるでしょう!(何に使うのか・・・、そうそう、家族みんなに1つずつとか。)


台車部分のアップです。付随車用KW-94A台車が忠実に再現されています。赤い川崎マークや黄色のブレーキシュー、薄緑色のATS受電器は新造時の姿としてあります。今は全部ねずみ色になっていますので違和感を覚える方がいらっしゃるかも知れませんね。

さて、2つ目の新アイテム、チャームストラップです。電車の顔と側面の行先方向幕がセットになったストラップです。各500円。

このストラップは山陽電車のうち、3000系のクリーム色&銀色と5000系の3種類を発売。細かいことを抜きにすれば今走っている全てのバリエーションと言えます。クリーム色の3000系は、現在1日1本しか走っていない「S特急 須磨行き」です。「S特」の書体まで実物通りに再現されています。直通特急のほうは5030系ではなく5000系になっていますが、これは5030系の側面方向幕がLED式なので、あえて幕式の5000系にしたものと思われます。このあたりマニア対策はバッチリです。

3つ目は駅名看板キーホルダー。1個500円。

今回は49全駅がコンプリートされていますので、みなさんの利用駅がかならずありますよ!。とりあえず最寄駅をゲットしましょう。特急の停まらない中間駅は数が少ないみたいなので、購入はお早めに!

以下は前回発売されたグッズのバリエーション展開です。
ICカードケース「タッチアンドゴー」(各600円)。第1弾の5632号に続き3000系アルミカー2種を。3066号はアルミカーなのに1編成だけクリーム色に塗装されている珍しい編成です。イラスト的にこの2種は「色違い」なのですが、正面中央部の車体下部とか、正面窓下の手すりなど3074号とは細かい違いがあり、単なる「色違い」ではないコダワリを感じさせます。ちなみに、このカードケース、む~さん本人のICカード紛失防止に役立っています。

フェイスタオルも「板宿」「滝の茶屋」が登場。各1,000円。

なんと、今や全国的に有名となったブランド「今治タオル」を使用しています。

いかがでしたか?
これらのグッズは山陽電車の駅売店などのほか、阪神コンテンツリンク・オンラインショップでも販売しています。


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快走!官兵衛号【塩屋編】

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今年1月から走り始めた「官兵衛号」。大河ドラマで主人公黒田官兵衛を演じる岡田准一さんを車体にあしらった5030系が、直通特急として姫路~阪神梅田間を毎日行き来しています。沿線にはカメラを持ったファンの姿があちこちに見られ、久々に山陽電車の話題を提供しています。

そうなると、む~パパもカメラを持って沿線へ電車の写真を撮りに行きたくて、うずうずしてきます。今年は沿線の撮影ポイントで「官兵衛号」を捉えたシリーズでご紹介したいと思います。

第1回は塩屋。言わずと知れた山陽電車の撮影名所の一つです。異人館をバックに走る電車を撮るも良し、線路際でSカーブを曲がってくる躍動感あふれる姿を撮るのも良し。隣を走るJRの列車を眺めながら、チューハイでも飲みつつカメラを構えましょう。
※「官兵衛号」のダイヤは山陽電車ホームページで公開されています。撮影前には必ずチェック!!

場所を決めるために「官兵衛号」が通過する30分前には行きました。同じようにカメラを持った方がおられたので「おはようございます!」と挨拶。何本か試し撮り。阪神8000系が来ました。これはこれで貴重な旧塗装。今や山陽電車の線内には3編成しか乗り入れない貴重なカラーリングです。標準レンズでパチリ。ちょっとシャッターを切るまで粘りすぎたようで、画面右側に余裕がありません。かと言って前に余裕を持たせると、ここでは後ろまで入らないようです。

ちょっと東寄りに移動・・・。


塩屋東第1踏切の少し東側から望遠レンズで狙ってみました。「官兵衛」ヘッドマ-ク付きの3000(3050)系アルミカー。4両編成なので後ろ2両がよく写っていませんが、6両編成の「官兵衛号」ならばきれいにS字を描くはず。場所はここに決定!

場所選定に時間を使ってしまい、すでに次の列車が「官兵衛号」のはず。

おっ、時間通りやって来ました!焦らず十分引き付けて・・・。


「パチリ!」まあまあ、こんなもんでしょう。

目標の列車を見送った後「終わった」感に浸りつつ、しばらく撮影を継続。

「後追い(向こうへ行く列車を後ろから撮ること)」で5000系トップナンバーの直通特急を。


3000(3050)系アルミカー。ちょっと”狙って”みました。いい雰囲気でしょ!


踏切のすぐそばにある異人館「旧グッゲンハイム邸」。

今度はこの建物をバックにして撮影チャレンジしようかな、と。

今回撮影したのは☟ここです。


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暖かくなったらカメラを持って出掛けましょう。
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