楽しいむ〜さん一家

山陽6000系快走!と言っても模型の話ですが・・・。

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雲一つない秋晴れの下、「山陽鉄道フェスティバル2015」が開催されました。

今年の目玉は何と言っても3000号(右端)のお顔に付いている赤帯が細くなったこと。む~パパが子供の頃はこの顔でした。とは言ってもこんなにピカピカ光っている姿は見たことがないわけですが(笑)。登場時は方向幕が無く貫通扉に車番が入っていましたが、さすがにむ~パパ、その頃は知りません。やはり図鑑や当時の子供向け「私鉄特急」みたいな本に登場するのは方向幕付きの顔であり、多くのファンにとって最も馴染み深い姿であると言えるでしょう。

ところが、目玉はもう一つあったのです。

それは「関西最大級・私鉄だけのHOゲージ鉄道模型運転会」会場でした。

山陽電車をはじめ阪神・近鉄・阪急・神鉄・大阪市・神戸市の車両で埋め尽くされた会場。そのほとんど全てが紙や木による手作り作品とのこと。年々車両数も増えて行き、今年は300両に迫る勢いです。

今年の新作。山陽200形の流線型3扉車。現役末期の姿を再現。なかなか魅力的なデザインの小型車両です。ちなみに東二見車両工場の正門すぐのところに保存されているのは、同型ですが2扉のものです。

そして、今回の真打ちは!

おおっ!!6000系じゃないですか!実物が登場する前に走ってしまう、まさに模型ならでは。そう言えば数年前、近鉄「しまかぜ」も実車より前に東二見でデビューを果たしていましたが・・・。

にしても、素晴らしい出来!

「おまけ」です。
今日ちょっと川崎重工まで行って来ました。6000系、完成間近のようですね!早く山陽沿線でその姿を見たいものです。(公道から撮影しています。)

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【山陽電車模型の聖地】レールクラフト阿波座

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山陽電車の鉄道模型は、まもなく発売されるというマイクロエース製品以外では一般的なお店では発売されていません。残念ながら山陽電車は日本の鉄道の中では実はかなりマイナーな存在であり、鉄道模型になりにくいという事情があります。大手私鉄はともかく、地方ローカル私鉄の電車までが次々と模型化されて店頭に並ぶ現在、山陽電車や泉北高速、北大阪急行といった「準大手私鉄」が全く見向きもされないというのは、本当のところなぜなのか?む~パパ、一定の回答を持っているのですが、今日はその話をしているのではありません。

さてさて今回は「レールクラフト阿波座」という鉄道模型店をご紹介します。山陽電車や泉北高速といった、今まで模型化されていなかった車両を積極的に発売することでマニアさんには有名なお店です。

大阪市営地下鉄阿波座駅。3番の出口を出ます。そこから少し東方向へ。

とあるマンションに「レールクラフト阿波座」の看板が掛かっています。

1階のマンション入口から入り、一番奥の部屋。このドアを開ける勇気はありますか?「営業中」の看板が見えますね!

中は普通の模型店。基本的にNゲージ専門で、いろんなパーツの取扱いもあります。

これがレールクラフト阿波座の自社開発製品、山陽電車3000系アルミカーと5030系です。5030系は「姫路菓子博2008」のラッピング車両を再現。3000系のアルミカーは冷房化後の最近の姿(下)と、非冷房時代の姿(上)を。よく見ると台車も時代によって違うことが分かります。いずれも基本的には組立キットの状態で発売。このような完成状態の模型は1編成10万円以上(!)もします。

山陽電車3000系アルミカーの屋根。山陽電車の特徴である赤い配管が見事に再現されています。す、素晴らしい!量産品ではなく、手作りの工芸品的な良さが感じられます。

店のガラスケースには、かつて活躍した歴代の山陽電車が飾られていました。(非売品)今や、このカラーリングが「山陽電車」であると感じられる方が少なくなる中、模型でもこうした車両に会えるのはうれしいことです。

もちろん、山陽電車だけではありません。神戸市営地下鉄や近鉄ビスタカーの姿もありました。



珍しい山陽電車の鉄道模型がたくさん!是非足をお運びください。
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