神戸電鉄粟生線に来たならお隣も回ってみようということで、む~さん&む~パパ、北条鉄道にやって来ました。
む~パパはホーム端から。
神戸電鉄・JRからは粟生駅で接続。神戸・姫路から比較的近くに位置しながら、昔のローカル線の風情を色濃く残す北条鉄道で小旅行はいかがでしょう。
神戸電鉄粟生線に来たならお隣も回ってみようということで、む~さん&む~パパ、北条鉄道にやって来ました。
む~パパはホーム端から。
神戸電鉄・JRからは粟生駅で接続。神戸・姫路から比較的近くに位置しながら、昔のローカル線の風情を色濃く残す北条鉄道で小旅行はいかがでしょう。
では、車内に入ってみましょう。
東北で走っていた姿を残すキハ40。北条鉄道も是非訪ねてみてください!
姫路海軍航空隊。現在は加西市内である鶉野(うずらの)飛行場に駐留した旧海軍の部隊で、沖縄戦で特攻実施部隊となりました。この飛行場は現在も比較的当時の姿を残していますが、2022年4月、海軍機2機の実物大模型を展示する施設として「soraかさい」がオープンしたこともあり、む~パパ、早速訪れてみました。
まっすぐに伸びる滑走路跡。現在も田園地帯のためはっきりと残っています。
地上にある状態を再現したのが「紫電”改”」。「紫電」の改良機で翼の位置が変更になった二一(にいいち)型以降のモデルを指します。元々鶉野飛行場は川西航空機姫路製作所組立工場の専用飛行場として建設されたもので、ここで「紫電」「紫電改」が製造されていました。この模型は屋外で展示されることもありますので、HPを要チェック。
飛行状態で展示されているのが九七式艦上攻撃機。1機には3人が搭乗します。姫路海軍航空隊に配備されたものは沖縄戦特攻に参加し搭乗員とともに全て失われています。ちなみに九七艦攻は国内に現存せず、実物大模型とは言え当時の姿を再現した非常に貴重なものだと思われます。
「歴史ゾーン」では姫路海軍航空隊の歴史やその末路、数々の遺品などが展示されています(撮影禁止エリア)。現在の平和な社会の礎が彼らの尊い犠牲によって成り立っていることを決して忘れてはなりません。
開館当時は予約制でしたが、現在は予約なしで入館できます。ぜひご訪問ください。
神戸電鉄・JR加古川線の粟生(あお)駅から北条町を結ぶ北条鉄道。旧国鉄線を引き継いで運行する第3セクター方式の鉄道です。いささか旧聞ではありますが、今年から4両目の車両としてJR東日本から譲り受けたキハ40形気動車が営業運転に投入され、人気を集めています。
網引駅を後にするキハ40。レールバスとは違う重厚感がありますね。ローカルムード満点です。
昔の雰囲気をそのまま残す北条鉄道。先日ご紹介した高砂線とともに加古川線の支線として建設されたものですが、同じ支線であった鍛冶屋線、三木線(のちの三木鉄道)が廃止された現在、支線では唯一残された存在です。今回キハ40形には乗車しなかったので、是非実際に乗車してからまたリポートしたいと思います。
「LE-Car」かつて富士重工(スバルですね)が開発した軽快気動車で、一般には「レールバス」と呼ばれていました。国鉄から転換した第3セクター鉄道などが多く導入し、兵庫県では三木線と北条線(いずれも三木鉄道・北条鉄道として独立)向けとして1985(昭和60)年に登場しましたが、いずれも老朽化により姿を消しています。三木鉄道は残念ながら2008(平成20)年に路線自体が廃止となってしまいました。
このLE-Carですが、兵庫県内にまだ2両が残っています。む~パパ、久しぶりに状況確認のため出動しました。
三木鉄道ミキ180形 ミキ180-101。最初に投入された2両のうちの1両です。2002年に廃車後、飲食店の駐車場に置かれていましたが閉店により放置され、経営者が変わった現在では物置になっています。ご覧のとおり状態はあまり良くありません。
車輪は2軸で、単体の鉄道車両としては最小単位と言えます。車体はバスをベースとしているため、各部が同時代の富士重工製バスボディと同じパーツとなっています。
(参考)同時代の富士重工製バス。正面部分はほぼLE-Carと同一なのがお分かりいただけるかと思います。バスとしてもほぼ消滅したと思われます。(写真:群馬バス 高崎駅で撮影)兵庫県内では主要な事業者が採用しなかったため、あまり見かけなかったタイプの車体です。
こちらは三木鉄道車両の近所にある自動車工場に置かれている北条鉄道のLE-Car。フラワ1985形といい、こちらは開業に際し3両(フラワ1985-1・2・3)が製作されています。同時期の三木鉄道ミキ180形と同仕様ですが、側窓が観光バス仕様の連続窓となっています。3両のうち2両(1・2)は紀州鉄道に移り、うち1両(2)は廃車後有田川町鉄道公園で(和歌山県)動態保存されているため、驚くべきことに3両とも現存します。
どうやらこちらは鉄道好きと見え、信号機や遮断機が設置されています。お店の営業日は車両の見学も可能とのこと。パテで補修中のようで大事に保存されています。ひょっとしてエンジンが掛かる状態?なのかも知れません。
このお店にあった三菱初代ミニキャブ。子供の頃に見たことはありますが、まだあるとは・・・。
2軸レールバスの現存例は少ないため貴重な存在です。クリックにもご協力ください。
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