楽しいむ〜さん一家

【須磨浦公園】今年も敦盛桜

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NHKの中継にも登場した須磨浦公園の「敦盛桜」。金曜日以降5日間くらい雨が続くという、お花見のシーズンにとんでもない予報となっているためか、晴れの日は最後と予測し、たぶん今日は大勢のみなさまが昼間や仕事帰りにお花見に出動されたことと思います。む~パパ、ちょっとは空いていた3月31日火曜日に早目の「敦盛桜」へ行って来ました。


須磨浦公園駅前から西側へ進むと、「敦盛桜」のゲートがあります。

4月9日まで直通特急が臨時停車します。(停車する時間帯は曜日により異なります。事前にご確認を。)

地面には「敦盛桜」ロゴ入りの灯が置かれ、会場へいざないます。ムード満点!

なかなか良い写材になります。考えることはみな同じと見えて、一眼レフのカメラを持ち歩く人の多いこと・・・。

この日は朧月夜でした。菜の花ではありませんが・・・。

こちらが入口。桜のトンネルがお出迎えです。

桜を見に来ているのに、どうも「小道具」が気になるむ~パパであります。

「敦盛桜」としてライトアップされるまでは、須磨浦公園の桜は知っていても、この辺りにこんな見所があったとは、正直知りませんでした。

各種イルミネーションも毎年微妙に変化して楽しませてくれます。今日以降は雨の予報です。せっかくの週末が台無しと嘆いている人も多いことでしょう。まったく同感ですが、こればかりは・・・。

「敦盛桜」雨でも開催しています。週末にそぞろ歩きをお楽しみください!
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【発掘】山陽電車に乗り入れる阪急電車

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神戸高速鉄道が開業した1968年から1998年まで30年に渡って続いた、阪急電鉄と山陽電車の相互乗り入れ。む~パパ、小学校の時から撮っていた写真が出てきましたので、少し公開したいと思います。小学生ゆえ撮影技術が未熟なのはご容赦を・・・。山陽電車の線内を走る阪急電車の姿です。

「ポートピア81」のヘッドマークが付いていますので、1981年であることは間違いないとして、東須磨駅に進入する阪急梅田行き特急。今は亡き5200系です。阪急初の冷房車で、深い屋根が印象的でした。当時、三宮で連結・解放する運用は6000・7000系に替わっていましたが、昼間は5200系だけでなく、3000系や5100系も須磨浦まで乗り入れていました。

上の写真の続きです。5200系が東須磨駅に到着しています。隣には山陽電車の特急待ちでしょうか?須磨浦公園行きの阪急特急が停車しています。こちらは当時最新鋭の7000系7001号の編成。6両編成で山陽電車に乗り入れていた期間は短く、ほどなく8両編成となり新開地以西には乗り入れなくなりました。

東須磨~月見山間を走る須磨浦公園行きの阪急特急。当時は現在のように貫通扉中央にヘッドマークを取り付けるための器具は無く、「ポートピア81」用に仮設の取り付け枠が設置されていました。写真の7003号の編成は登場直後は6両編成で山陽電車への乗り入れに使用されていましたが、こちらも後に8連化されています。現在は久しぶりの6両編成に戻り、今津線で活躍しています。

今津線で活躍する最近の7003号。山陽電車乗り入れ時代と同じ6両編成に戻っています。屋根部分が白く塗装されて久しいですが、む~パパ個人的に、マルーン一色時代のほうが好みではあります。

地下化工事が進む東須磨~板宿間を走る阪急6000系。1988年の撮影。6000系が山陽電車乗り入れに使用されるようになったのは1977(昭和52)年のこと。1998年の乗り入れ中止まで使用され、山陽電車線内ではお馴染みの存在でした。神戸線の6000系、乗り入れ中止後は宝塚線に転属したり、甲陽線や今津線でのワンマン運転に用いられたりと仲間はバラバラとなり、神戸本線でその姿を見ることも無くなりました。

地下化工事で仮線となった西代~板宿間を走る阪急7000系(1988年)。バブル絶頂期の当時、阪急電車で増備が進んだ7000系の増結用車です。新製直後にはなぜか山陽電車への乗り入れに多用されていました。

須磨浦公園駅で並ぶ阪急と阪神の特急。む~パパ的には、つい昨日のことのように思えるのですが、この光景が見られなくなって17年。若いファンの方には想像も出来ないことなのかと思うと、「オッサンになったな~」と感慨にふけってしまいます。

「ちょっと懐かしい」はずが実は「かなり昔の」光景になってしまいました・・・。
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神戸マラソンより~マラソンってこうやって終わるんだ~

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去る11月23日、約2万人ものランナーが参加した神戸マラソン。クォーターマラソンのゴール地点だった須磨浦公園でむ~パパ、偶然というか何となく「マラソンの終わり」を目撃?したので、ここで報告しましょう。

とは言え、まずは朝の風景。

朝8時15分の須磨浦公園駅前です。黄色いジャンパーのスタッフさんが大勢集まっています。ボランティアの方も含め、大勢の方々の支えで神戸マラソンが無事実行されています。みなさま、お疲れさまです!

と、時刻は13時過ぎまで飛びます。すでにクォーターマラソンは終わり、フルマラソンも大半が過ぎ去って・・・。実はマラソン末尾の光景です。

国道2号の須磨浦公園入口。む~パパ、初めて見たマラソン最後尾の風景です。最後のランナーが駆ける後ろから何台かパトカーやバスが見えます。バスの後ろのコーンはどんどん取り除かれています。

「収容指導車」。しゅ、しゅ~よう(収容)を「指導」するクルマなんですね。メガホンで何やら「指導」しています。いわゆる「足切り」になりそうなランナーを励ましているようです。

次にやって来たのは「医務車」。む~パパ、お医者さんが乗っているかどうかより、最近珍しくなった100系トヨタハイエース(要するに旧型だったので)を喜んで撮ってしまったわけですが・・・。

「先導後方」いまいち意味が分かりませんが、パトカーです。12代目のゼロクラウンですね~。そろそろ記録していかないと、そろそろ消えゆく運命・・・。(すっかり電車のブログであることを忘れていますが・・・。)

「収容」車です。リタイアしたランナーを収容してゆくバスでしょう。扇観光の短い日野セレガです。目撃者によると須磨駅前でもっと大きなバスが待機していて、この収容車数台からランナーを集約していたとか。

次にやって来たのが「撤収確認車」。最後に「規制解除広報車」が現れておしまい。午前から続いた交通規制が解除され、国道2号がいつもの日常に戻り、「祭りのあと」の不思議な感覚とむ~パパだけがそこに残されました・・・。

む~パパ。こういう風景を初めて見ました。知らなかったな~。
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純米吟醸「敦盛桜」を家飲みで!

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みなさま、敦盛桜はご覧になられましたか?
atsumorizakura_02 幻想的な夜桜ライトアップ。金曜日からは花冷えが厳しく、おまけに土曜日は雨となってお出かけには少し残念な天候となってしまいましたね。それでもグッズは好評で、電車やバスのショートケーキは早々に売り切れてしまったそうです。追加発売はあるのでしょうか?

さて、む~ぱぱ。須磨浦公園駅の売店で限定発売の日本酒「敦盛桜」を今年は手に入れました。昨年手に入れられずに口惜しい思いをしたもので・・・。桜の下で空けても良いのですが、今回は「家飲み」で楽しんでみたいと思います。

敦盛桜のラベルが美しい青色瓶に入った「福壽」の純米吟醸。ノーベル賞晩餐会でも振る舞われたという評価の高いお酒です。

ここは酒器にもこだわりたいもの。用意したのはぐい呑み2つ。いずれも丹波立杭焼きです。観光バスのガイドさんが「日本六古窯とは?」みたいなクイズを車内でやったりしますが、そのうちの一つですね。って全部すぐには答えられません。調べてみましたが、丹波のほかは備前、信楽、瀬戸、常滑、越前だそうで。まあ、しばらくは覚えているでしょうけど。窯元のサテライトショップが集まった「立杭陶の郷」で購入。右のは「丹京窯」左のは「丹山窯」の作。いろいろと見て歩いて「目が合った」ものを選んだのですが、まあ、目が合ってもあまりに高価なものはパスしています。
 
それはさておき、アテはあらかじめ入手していた天ぷら(平天)です。香川県産で現地ではスーパーや讃岐うどんの店で普通に置いてあるものなんですが、この手のものは神戸では見かけません。姫路にはあるのでしょうか?

これを切って少しあぶって、わさび醤油でいただきましょう。


たまたま昼間行った蕎麦屋でもらった生わさびをおろして、刺身醤油を少し付けてみました。わさびの緑色が目にも鮮やか!醤油は明石の西海醤油の「お造り醤油」です。

前フリが長いですが、肝心のお酒の味。そうですね。はっきりと麹の香りがします。フルーティと言えばそれまでですが、果実系だけでない少し甘酒のような香りが混ざっているというか。味も純米と言えばあっさりしたものが多いように思いますが、予想以上にしっかりした味が付いていて美味しかったです。食事は酒に味がある分、白身魚なんかの淡白なもの、またはアサリの酒蒸しなんかが合いそうです。香川の平天はよく合っていましたけど、イカナゴの釘煮は合いませんでしたから。

あ、これはあくまで個人の感想ですので。

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レールを使った電柱(須磨浦公園~塩屋)

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下り列車で須磨浦公園を過ぎると、急に視界が広がり海のそばを走り始めます。その名の通り「シーサイドエキスプレス」。塩屋を過ぎると線路は高台に。天気の良い日には紀伊半島がはっきりと見え、関西空港も望めます。さて、このあたりに面白い形の電柱があるのをご存じでしょうか?電柱と言っても街中にあるものではなくて、電車を走らせる電気を送る架線を支える門型のもの。鉄道ファンには「架線柱」と呼ばれるものですが、正式には「支持物」というそうで。(ここでは分かりやすく「架線柱」と書きます。)
 
これは塩屋付近で見つけたもの。2本の柱は鉄製でなにやらレールのような・・・。
そう、これは古レールを使った架線柱なんですね。

みなさんはレールの断面がどのような形になっているのかはご存じですか?

そうです。大体こんなカタチです。

山陽電車や阪神電車の側面に付いているマーク(社章とか社紋とかいうものです。)には、このレール断面が表現されていて「鉄道」であることを示しています。
山陽電車のマーク
レール断面を「山」の文字(隷書などである真ん中の1本が二股に分かれたもの)で囲んでいます。円形になっているのは車輪をイメージするとともに会社の「和」を示していると言われています。

さて、少々脱線しましたが、この架線柱に使われている古レール、少々変わった断面をしています。



こんなカタチです。
これは「溝付きレール」と言って、普通の鉄道ではなく路面電車に使われるレールなんですね。なぜ路面電車のレールがこんなところに建っているかというと・・・。
昔、山陽電車のこの区間は道路上を走る路面電車でした。

現在は山側から海側にかけて山陽電車-国道2号-JR神戸線の順番に並んだ風景ですが、かつては山陽電車が真ん中の道路の上を走っていたんですね。

ここに建っている架線柱は道路上を走っていた開業当時のレールを転用したものだと考えられています。道路にあったレールを外して架線柱にしてしまうまで、さすがにある程度のタイムラグはあったと思われますが、そうなると、このレールは明治~大正時代のもの?なのでしょうか。このレール柱、ちょこちょこ残っていますので、みさなんも電車に乗られたときは、よく観察してみてくださいね。


このほか、須磨浦公園駅の少し西側、阪神特急などが折り返す引き上げ線(ファミリーレストランがありますね。)の辺りに線路から道路に降りる階段が一部残っています。昔、須磨浦公園駅がここにあったことを示す遺構です。須磨浦公園駅は1947(昭和22)年に設けられましたが、当初はこの場所でした。現在地に移ったのは1957(昭和32)年のこと。駅としてはわずか10年の短い期間でしたが、現在でもその痕跡を留めているのは興味深いことだと思います。

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