楽しいむ〜さん一家

さようなら3004号・3200号 ③3004号を追え!(後編)

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(前編より続く)

3004号に乗って妻鹿駅下車、市川橋梁にてスタンバイしたむ~パパ。

それにしても気持ち良い天気です。遠くに姫路城が見えます。

こういうときは何分も前に来て準備し練習をしておくものですが、練習台に来てしまったのは3000号。こちらもまもなく引退が予想される3000系のトップナンバー。登場当時の細い帯に復元されてから俄然人気を集めています。特に狙ってはいませんでしたが、こちらもしっかり記録しないといけません。

さて、その次の普通車としてやって来たのが3004号。少々日が高くなり顔が少し陰ってしまいましたが、まずまずの順光でした。

姫路寄り。旧塗装をイメージさせるヘッドマークが”アツい”です。

さて、電車はこのまま東へ。ちょうどお昼だったので昼食を兼ねて休憩・・・。


午後はここから。的形~八家間、妻鹿トンネル西方です。最近柵が高くなって撮影できる場所がほとんど無くなり、定員1名というところでしょうか。む~パパ、1時間前から場所取りしてしまいました。

まずは下り列車。ケーブルの影が車体に入りますが止むを得ません。

上写真の折り返し列車を同じ場所で。この日は東二見駅で車両交換し入庫したそうです。

撮影はマナーを守りましょう。通過列車に注意しホームでは黄色い点字ブロックの内側に下がってください。また利用されるお客さま・沿線のみなさまに迷惑をかけないよう、お互いにご協力をお願いします。

ここまで追い回すとお腹いっぱい。乗り降りに便利な「三宮・姫路1dayチケット」がおススメです。クリックにもご協力を。
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なぜか同じ日に国府山城址を

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あまQさんが妻鹿駅で電車を撮影し御旅山に登っていた、その数時間後。む~さん一家が妻鹿駅に降り立ちました。本当は天気が良かったので市川で山陽電車を撮ろうと思っていたのですが、途中で曇って来るわ雨は降るわで戦意が消失していたのです。

本当は南側から国府山をバックに電車が撮れるかどうかを試したかったのですが、どうも列車全景を入れて撮るのは難しそうだ、と。曇っていたので日光を気にする必要がなくなり、山側(北側)から撮ってみましたが・・・。3000系の3078号。21年に渡って製造された3000系のうち1985(昭和60)年に製造された最終編成です。当初3両編成でデビュー、のちクロスシート化改造を受け、6両編成として特急にも使用されましたが、現在は4両編成で活躍しています。翌1986(昭和61)年からは5000系の製造に移行しています。

すっかり有名になった「黒田職隆」のお墓を経由して国府山城址への登山道の入口、荒神社へ。国府山城はご存じ黒田官兵衛が秀吉に姫路城を譲った後一族を移らせた場所。実はむ~パパ、別件で以前来たことがあるのですが、その際荒神社の清掃をしていた地元の方からは「年代的に官兵衛は忙しい時期で国府山城に住んだことはないはず。一族がいるので立ち寄ったりしたことはあったでしょうが。」と聞いていました。目薬で財を成したという話も懐疑的で「利益があったとしても膨大な数を売らねばならない。」とも。しかしながら、武士としては隠したほうが良いような目薬売りの話が伝わっている以上、何らかの形で目薬や広峰神社との関係があったんだろうな、とは思います。

妻鹿城(国府山城)址の立派な石碑。ふとそれを囲む柵に刻まれた寄進者の名前を見ると、左に「黒田長禮」の名が。すでに故人となっておられますが福岡藩最後の藩主黒田長知のお孫さんで、黒田家14代当主。鳥類学者だったとのことです。姫路との縁が現代までつながっていることに少し感動しました。

実は雨上がりに山登りするのは危険です。整備はされていますが山道であることは変わりません。きちんと晴れた日に行きましょう!頂上ではごく最近整備されたと思われる写真看板がありました。

美しい姿を現した姫路城が遠くに見えます(黄色丸印のところ)。姫路市街、眼下には市川が流れています。もう少し回り込めば御着のほうも望めることでしょう。

南側は市川河口から瀬戸内海、小豆島がよく見えます。交通の要所が効率良く監視できる戦略上のポイントだということが分かります。

ところで、下山するときにも滑って何度か転びそうになりました。ご訪問される場合は足元に十分注意してください。それにしても「官兵衛効果」でしょうか、こんな天気の日でも訪れる人をちらほら見かけました。中には「福岡」ナンバーのクルマで来られている方もいて・・・(官兵衛ゆかりの地を「地元民」として訪れているのでしょう。)。

もちろん電車で来ていただきたいんですけど!

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