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【廃線跡】兵庫臨港線をたどる(後編)

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兵庫臨港線もいよいよ終端。比較的新しい第3突堤へ伸びる線路跡をご紹介して終わりとしましょう。実は前回までの取材で日没となったので、後日第3突堤だけ見に来てます。
前編はこちら
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空中写真で見ると、第3突堤へ分岐するカーブに沿って三角形の建物が残っているのが分かったので、現地へ。この建物は食堂で、表からみるとさほど違和感はありませんが、裏側は線路跡に沿ってきれいにカーブを描いていました。
その後、車道でも歩道でもない空間として廃線跡は続くのですが・・・、

ん・・・?


何となくレールの形でアスファルトにひびが・・・。恐らくレールを撤去せず、そのまま埋めてしまったようです。掘り返したらレールが出て来ること間違いなし・・・。
(注:とは言っても決して掘り返しに行ってはいけませんよ。)
実は空中写真で見ていて「レールがある」ことに気付いていたのですが、さらに進むと事務所脇から突然レールが現れます。これは埋めてあるわけではなく、恐らく当時からこのような形状だったものと思われます。
よく見ると、駐車しているハイエースの向こうに、もう1組レールが敷かれていました。すぐ近くで分岐し、引込線は2本に分かれていたのでしょう。さてここに10m程度のレールを確認したわけですが、その先は「立入禁止」ということで・・・。港と鉄道が密接に
つながっていたことを示す遺跡。そうした時代背景を感じながら街中を歩くのも、結構楽しいものです。

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【廃線跡】兵庫臨港線をたどる(後編)” への1件のコメント

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