楽しいむ〜さん一家

【神戸元町】乙仲通を歩く・後編

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乙仲通で建物ウォッチングするむ~パパ。西へ向かって歩いて行きます。

またまた古そうなビル「栄町ビルディング」を発見。隣や裏側の一見別棟に見えるビルも一体で、結構大きいビルです。
正面から。なかなか良い雰囲気です。中央の廊下両側に店舗や医院が入居しています。
廊下部分を撮影。モノクロにしてみましたがいかがでしょうか。映画のロケに使えそうな雰囲気ですね。
同ビル右半分の正面。こちらは廊下ではなく、中央入口からは階段がつながっていました。
さらに西へ歩くとこれまた古い店舗建築が。かなり老朽化が進んでいますが、壁の装飾が魅力的です。
横から見てもなかなかのもの。現在は上下とも店舗ですが、元は海運会社のオフィスとして使われていたものと推測します。昭和初期のものでしょう。
(おまけ)近代建築ではありませんが・・・。電気メーターや湯沸器などがこれでもかと壁に取り付けられています。無秩序に見えつつ不思議なほど整理され美しささえ感じる配線。素晴らしい!
上写真の表側。お洒落なお店が入っていました。よく見ると建物もかなり古そうですね。

表通りから外れたところは意外に面白い発見がありますね。まだまだ掘り起こせるものはありそうです。

【神戸元町】乙仲通を歩く・前編

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元町の近代建築と言えば海岸通の大規模なビル建築が知られていますが、海岸通と栄町通の間にある「乙仲通(おつなかどおり)」もレトロなビルがたくさん建っている近代建築集積エリア。お洒落なカフェやいろんなお店がたくさんあったりして話題の観光スポットではありますが、む~パパ、お店より建物ということで、少し散策してみました。

神戸を代表するビジネス街、栄町通。かつては市電が走っていました。乙仲通はこの南側の通りです。ちなみに「乙仲」とは戦前の海運組合法で定期貨物を取り扱う「乙種仲立業」が多く集まっていたから、だそうです。
南京町から乙仲通へ入るとすぐ目に付く近代建築「昭和ビル」。昭和初期の建築と思われます。
入口から中をのぞくと、タイムスリップしたかのような昭和の空間。
「昭和ビル」南側から。こちらの入口もなかなか魅力的。建物本体も面白い形をしていますね~。
海岸通に面する「海岸ビル」ですが、乙仲通側にひっそりとフランス料理店の入口がありました。む~パパ、こんなお店の常連になってみた~い!
この「海岸ビル」表側は石積み。裏側がレンガ積みだとは知りませんでした。
正面のアーチ入口から一気に3階まで登る階段。日本ではないような空間が広がっています。
KISCO神戸営業所。旧岸本産業本社ビル。ケーキのような段々に積み重なったスタイルが特徴的。昭和初期のものです。西隣にもレトロなビルがあったのですが、取り壊されて駐車場になってしまいました。こういった近代建築は老朽化や耐震性の問題から、少しずつ消えていくのが実情なのでしょう。

全部は紹介しきれませんが、あとは後編としましょう。

【近代建築】内藤多仲が構造設計 商船三井ビルディング

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いきなり内藤多仲と言われて「誰やねん?」と思われる方も多いと思われますが、東京タワーをはじめ全国で多くの塔を設計し「塔博士」と呼ばれた建築構造技術者です。塔で有名なのは言うまでもありませんが、ビルの構造設計にも多く関わっておられ、この内藤博士が構造設計したもので現存する最古の建築が神戸にあります。


それが元町・旧居留地にある商船三井ビル(旧大阪商船神戸支店)。1922(大正11)年に竣工。設計は渡辺節。冬らしい澄んだ青空が美しいです。

この角度からの写真はまさに神戸の近代建築群という感じ。商船三井ビルの隣は海岸ビル。阪神大震災で内部が大きく損傷し、現在は外壁を残して建て替えられています。外壁には米軍機の機銃掃射痕が生々しく残り、戦争の傷跡を今に伝えています。
北側から。当時の7階建は相当な高層建築だったようです。同時期の大規模なオフィスビルは東京の丸ビルや大阪のダイビルがありましたが、いずれも取り壊され現存するのは神戸の商船三井ビルだけになりました。近代化産業遺産に指定されています。
週末にはライトアップされるというので、日没後にまた行ってみました。
海岸ビルとのコラボも良いですね。


昼間とはまた違う石造りの重厚な感じが伝わってきます。って、おお寒~!

風邪をひかない程度に散策を。クリックにもご協力ください。
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今年のルミナリエは「神戸開港150年」

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神戸開港150年という記念の年にあたる本年、ルミナリエはどうなっているのでしょうか。む~さん一家、もちろん出動です!

スタートはいつもの鯉川筋から。入口では雑踏警備の警察車両が。女性警察官が車の屋根で整理しておられます。

む~さん一家の訪れた10日(日)の夜は暖かく、しかも比較的空いていました。いつもは大丸の1本北の筋をかなり東まで回るのですが、この日は途中でショートカット。朝日会館の前で折り返し。

近代建築のライトアップは今やどこでも「定番」ですが、やはり神戸は本家本元って感じがしますよね~。なにせ旧居留地ですもん。

おお~!今回は左右に塔のような装飾が。公式HPによると『会場の入口は巨大な塔とそれに続く光の壁、さらにその奥にアーチ状の装飾による玄関作品「フロントーネ」を配置します。』だそうです。なるほど。いつもより凝った感じがしますね。

塔から続く光の壁。なるほど~。

「ガレリア」やはり、この通りに続く光の回廊こそがルミナリエの真骨頂でありましょう。

終点の東遊園地。150周年のイルミネーションがあるのはお約束として、今年は

「ガレリア」が東遊園地にも出現。これは圧巻です!素晴らしい!

感動したので、もう1枚!

そして「ガレリア」を支える柱には我らが「山陽電車」の文字が!(地元協賛企業の一つですので・・・。)今回は北西角の柱でした。

噴水と水面に映るイルミネーション。幻想的です。

東遊園地内には神戸のいろんなお店が出ています。洋風どて焼き?フランスパンのオリーブオイル添え!ホットワインを出す店が増えてますね~。お洒落なメニューが並んでいます。必見。

表を通りかかった山陽バスも「神戸開港150周年」記念ラッピング車両でした!

実はもっと寒いほうがイルミネーションを観たりホットワインを楽しんだりするのには向いているのかも。などと勝手なことを言っていますが・・・。クリックにもご協力を!
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【神戸市役所】今年は上からルミナリエ!

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毎年恒例の「神戸ルミナリエ」。会期が短いので気が付くと最終土日だったりするのですが、む~さん一家も最後の土曜日になってしまいました。

いつもは順路の通り元町から並ぶのですが、今年は趣向を変えて神戸市役所1号館へ。24階の展望スペースから東遊園地の会場を眺めてみようというわけです。エレベーターは長い列ですが、比較的スムーズに進みます。待ち時間は10分も無かったと思います。

上から見た東遊園地の会場。その南には神戸税関のライトアップされた姿が。たくさんの人で写真では暗く見えるところもいっぱいです。

王冠のようです。いつもは近くで見上げるばかりで、この角度から見るのは初めて。

こちらは北側。いつもと同じ夜景です。む~パパが子供の頃から市章山と錨山はありましたが、夜間にイルミネーションが点いていたのは市章山だけでしたよ。

さてさて、市役所の後は東遊園地会場へ。来年2017年1月1日に神戸開港150周年だそうで、このイルミネーションは今回限りの特別バージョンでしょうね!

飲食コーナーも充実。今年は「東洋ナッツ」さんのコーナーで売られていたホットワインを。甘いワインにレーズンを沈め、オレンジを浮かせたなかなかお洒落な飲み方です。

というわけで、今回はメインストリートのほうは歩いておりません。あしからず。
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やっぱり今年もルミナリエ!

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すでにあまQさんに先を越されておりますが、この季節の神戸はルミナリエ。開催期間が短いので、今紹介しないと意味がありません。

スタートは元町駅から大丸が見える「鯉川筋」から。明石や姫路のような城下町らしい町名こそありませんが、ちょっと古そうな通りの由来は鯉川の暗渠上を通る道路だからだとか。川は見えませんが、今も下は「鯉川」が流れているんですね~。

旧居留地部分は古い重厚な建物が多く残ります。最近はお店になっているところが多く、以前とは比べものにならないほど賑やかで人通りの多いところです。ガス灯のようなデザインの街灯がお洒落ですね。

まあ、ここでの写真はお約束ということで。

終点の東遊園地で。柱に協賛企業のプレートが付いていますが、今年も山陽電車の名前を発見してしまいました!(「探した」というのが真実です・・・。)

今年は新しい試みとして、東遊園地の南端にある噴水の周りにもイルミネーションがありました。ルミナリエ本会場とは異なり、点滅やブロックごとの点灯などプログラムされた演出が噴水の水面に反射して幻想的な雰囲気。

スローシャッターとズームレンズを使って遊んでみました。「目が悪くなりそう」とは言わないでくださいね・・・。

飲食ブースは年々充実してきました。む~パパ、む~ママ共に「ホットワイン」に目は釘付け。のんべえ夫婦で申し訳ございません。

週末は荒れ模様のようです。ルミナリエへのお出かけはお早めに。
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【セットで訪れたい】古代エジプト展とルミナリエ

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寒波が日本中を覆い、本当に冬らしい寒さになった日曜日。む~さん一家、神戸は元町にやって来ました。

昼見るルミナリエの電球枠。それなりに絵になります。

やって来たのは旧居留地にある神戸市立博物館。

来年1月12日まで開催されている「古代エジプト展」メトロポリタン美術館の所蔵品を公開するもので、全てが日本初公開。エジプトの政治・文化に大きな影響を与えた女王や王妃に焦点を当てた展示内容となっています。む~さんはまだ歴史を習っていませんので、たぶんサッパリ分かっていませんが、む~パパも実はこの辺の歴史には非常に疎いので、結構時間をかけて解説を読みふけっていました。そりゃまあハトシェプストとかクレオパトラとか、名前だけは聞いたことがあるんですけど、どういう時代のどんな方なのか、まったく知識がありません。しかし3000年前に作られた数々の道具や楽器、装飾品や棺などの精緻な彫刻や美しい彩色に目を奪われます。見る価値大。

当然館内は撮影禁止ですが、1階のエントランスロビー部分のここだけは撮影OK。む~さんとむ~さん妹、なり切っています。なんでミイラがこの姿をしているかというと、死んだけれども復活してきたオシリス神のポーズだからだそうで。二人とも、復活なり何なりしてください。

博物館を出てくると16:30。今日はルミナリエの点灯が17時からということで、すでに交通規制が敷かれ、大勢の人が歩いています。まだ大混雑という状況ではありません。急いで大丸の前までやって来ると、大丸の一本北側の通りを東に誘導されました。いつもの迂回ですが、まだ人通りはまばらです。

折り返し地点はこの先。西へ向きを変え大丸の東側の通りへ誘導されます。そうこうするうちに日が暮れてしまいました。

え~と。立ち止まって撮影してはいけません。む~パパ、ここは歩きながらでも撮る技術は一応身に付けているので。この日はそれほど押し合いへし合いでもなかったので、比較的楽に歩けました。混み具合はちょっと予想できませんので運が良かったかな、と。

終点はいつもの東遊園地。む~さん、妹を激写中!柱には協賛企業の名札が付いていますが、偶然にも(?)山陽電車の名前がありました。

東遊園地には食べ物の屋台がたくさん。シチューやスープ、ホットワインなんかもあって、寒い夜には欲しくなります。こういう買い食いが楽しかったりしますね。

神戸市立博物館とルミナリエ。両方セットでおトク感満載です。
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