楽しいむ〜さん一家

【神戸・うつりかわる町とくらし展】山陽電車の姿もあります。

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現在開催中の神戸市埋蔵文化財センター企画展「神戸 うつりかわる町とくらし~昭和ノスタルジー~」に行ってみました。恐らく山陽電車の何かもあるはず。期待は膨らみます。
神戸市営地下鉄西神中央駅からほど近い西神中央公園内に「神戸市埋蔵文化財センター」があります。文字通り常設されているのは埋蔵文化財です。

昭和ノスタルジーと副題が付いていますが、最初に目に飛び込んでくるのが「神戸市大水害絵巻」。1938(昭和13)年にあった大水害の様子を当時記録したもので、氾濫した河川と被害の様子がよく分かります。む~パパ、三ノ宮駅前が川のようになり市電やバスが流されている写真を見たことがありますが、山陽沿線も大きな被害を受けた様子。
須磨区付近。中央下の鉄道工場は鉄道省(のちの国鉄)鷹取工場。茶色の濁流が流れる川は右が妙法寺川、左が天井川。よく見ると東須磨の権現さん(證誠神社・・・む~パパの氏神さまです)が描かれています。権現さんの右上にあるのは山陽電車の板宿駅でしょう。
こちらは絵巻の左端。濁流は須磨寺方向から流れてきています。駅は須磨寺駅か須磨駅と思われます。ポールを付けた1両の路面電車のような車両が描かれていますが、これが当時の山陽電車の姿でした。
1919(大正8)年の神戸市街地図も数点。山陽電車は当時兵庫電気軌道。明石まで開業した2年後の地図で、明石~姫路間はまだ開通していません。この地図によると兵庫駅起点の次の「大開通」、権現さんの裏にあった「大手」、「一の谷」「敦盛塚」「東塩屋」など、現在は無くなった駅がたくさんあります。

神戸市電。1971(昭和46)年に全線廃止。真ん中の模型は700形ロマンスカー。1935(昭和10)年に長田工場で製造され「東洋一の市電」の不動のものとした名車です。

神戸の過去の鉄道の一つ、臨港線。廃線跡取材も進めていますので、またご紹介しましょう。

この他にも山陽電車兵庫駅や地上時代の板宿駅など、貴重な写真や地図資料が数多くあり、なかなか見ごたえがありました。


昭和の給食。む~パパ世代の間で今でも話題になる「クジラ肉のノルウェー風」!



3月7日(日)まで。入場無料。月曜日休館。

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