楽しいむ〜さん一家

【撮影地】新緑の須磨付近で電車を撮る!

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いや~、新緑が鮮やか。1年で一番さわやかな季節となりました。もうこんな日は「電車撮ろう!」ということで、先日6000系を撮りに行ったときに撮った他の写真を。

かつてJRの須磨~塩屋間は人気撮影地として知られ「スマシオ」と呼ばれていましたが、昨今の安全対策でフェンスが張り巡らされて気軽に撮れる場所ではなくなってしまいました。山陽電車でも塩屋駅東方は有名撮影地で同じく「スマシオ」と言えますが、大阪方面から来られるファンにとって須磨駅も根強い人気があります。

順光は午前。下りホーム端から鉢伏山を望むこのシーン。昔から数えきれないほどのファンが写真を残してきた「超」有名撮影地ですが、新緑の今が一番美しく撮れるのではないでしょうか。

ホーム端ぎりぎりにある「6」。6両編成の停車目標でしょうか。ホーム端が狭いので撮影定員は多くありません。須磨駅を通過する列車はありませんが、事故防止のため列車の出発時には必ず点字タイルの内側へ下がってください。これからもみなさんの良い撮影地であり続けますように。

む~パパ、「逆光で撮ると面白いよ~」などと言える技量はないため順光で素直に。背景が緑に包まれる場所はそれほど多くはないでしょう。阪神8000系による直通特急。小さいクーラーが並ぶ初期型は3編成ありましたが阪神大震災で1編成が被災して他の編成に分割され、きれいに揃った6両編成は2本だけ。これ以降の編成は屋根断面が違うので少し顔つきが異なります。

知らない間にむ~さんが東側を向いて望遠レンズで撮っていました。

縦位置で。5030系下り直通特急と3000系3次車の上り普通車。

実は須磨駅で6000系を撮る予定はなかったので撮影の合間に海へ出ました。JRの線路に沿ってぷらぷら散歩。電車を撮ろうと思ったら歩くのを嫌がってはいけません。

そうこうするうちに須磨浦公園に到着。駅東側のこの位置もよく撮っておられる場所。阪神9300系下り直通特急。手すりが低いので転落しないよう注意が必要です。また意外に自動車がよく通るので周囲に気を付けましょう。

須磨浦公園駅の東側線路際から。以前は写真集などでよく出てきたカットですが、阪神大震災であちこち崩れて復旧時に入れなくなったり、最近人の手が入らないのか草や木が生え放題で荒れており、なかなか良い場所は見つからなくなってしまいました。この写真を撮った場所も夏には草ぼうぼうで入れなくなってしまうと思われます。5000系上り普通車。2本しかない5000系の4両編成です。「5000ちょうど」と呼ばれるトップナンバー。

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【ただいま解体中】須磨駅旧信号所

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須磨駅のホーム西端に古びた2階建ての建物があります。

先日新聞で報道されていましたが、この建物が取り壊されると聞き、早速撮りに行ってきました。一体何の建物かというと「信号所」なのです。かつてポイントのある駅では信号士さんがいて、この信号所でポイントを切り替えたり信号を変えたりしていました。もちろん今は全部自動化されていますので、信号所は何かトラブルがあった時の非常用なのですが、老朽化したと見え隣に新しく信号所を建てて機能はそちらに移っているようでした。

直通特急と旧信号所。2階部分が窓ガラスで占められており、一見洋館のように見えますが、これは駅構内を見渡せるようにするためで、実際は木造モルタルの和風な建築物みたいです。鉄道模型のジオラマなんかに出て来そうなスタイルをしています。終戦後すぐの1947(昭和22)年に建ったとのこと。震災でも壊れませんでした。

奥が新しい信号所の建物。真四角で近代的ですが、いわゆる「味」はありませんね~。こればかりは仕方ないですけど。

さてさて、どうやら今週から本格的に解体作業に入ったらしく、すでに建物は囲いが作られ見えなくなってしまいました。


信号所をフルで使用していた1975年の須磨駅。立っている子供はむ~パパなのですが、それはともかく。もう少し西側が写っていれば建物も入ったのですが、微妙なところで切れていまして残念です。電車は今は無き阪神7801形と宝塚線に移ってしまった阪急5100系です。今より随分屋根が短いみたいですね。

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