楽しいむ〜さん一家

む~さん一家の初詣2018(その3)秋祭りの中心地を巡る

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さてさて、山陽沿線に戻って来たむ~さん一家。秋祭りで有名な神社へ詣でてみようと思います。

まずは曽根天満宮(山陽曽根駅北側すぐ)。大宰府に左遷される菅原道真が途中、伊保の港から上陸し松を植えたというお話が由来。松は現在5代目と言います。須磨の天神さまもそうですが、大宰府までのルートである瀬戸内沿岸には有名な天満宮が多く鎮座しています。

天神さまに牛は付き物。む~さんもた~さんもこの牛に取り付いていますが、お勉強は出来るようになりますでしょうか・・・?天神さまは学問の神様。努力する人には応援してくれそうですが・・・。

御朱印をいただきました。

次は毛獅子の舞で有名な大塩天満宮(大塩駅南側すぐ)。こちらは元あった神社に天神さまを合わせて祀ったもののようで、曽根天満宮とは由来が異なります。1998(平成10)年に大塩駅北側から現在地に移りました。

やはり牛に取り付くむ~さんとた~さん。不思議です。天神さまが怒るとも思えないので放っておきましょう。

御朱印には「毛獅子の宮」とあります。おなじみ梅鉢の家紋は菅原家の紋章です。

大塩駅から一駅、的形駅最寄りの湊神社。お祭りのときはこんな感じですが、初詣は1日に済んでしまったのか3日ともなると普段と変わらない静かな境内に戻っていました。

実はむ~パパ、お祭りの日にしか来たことはなく、その日は近寄れない本殿に今日は初めてお参りします。石段の手前にある賽銭箱は、ここでお参りしてもOKということなのでしょう。お年寄りには少々きつい上りですし、当然バリアフリーにはなっていませんから。

拝殿には「歳太鼓」なるものが。む~さん、もちろん叩きます。見た目小学生ですが14歳なので5回。他にもう一組来られましたが、む~さん一家以外は巫女さんと宮司さんだけ。

御朱印をいただきました。

本日最後に訪れたのは松原八幡神社(白浜の宮駅南側すぐ)。言うまでもなく「灘のけんか祭り」で知られる神社です。人出は今日お参りした沿線神社では最も多かったのですが、やはりこの地域は盆や正月より「祭り」なのでしょうね。


もちろん、御朱印をいただきました。

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【曽根~妻鹿】播州の秋祭りをぶらぶらと

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10月のこの時期、山陽電車沿線で繰り広げられるお祭り。「播州の秋祭り」と一括りにしてしまうのはもったいないほど、あちこちの神社で華やかに催行されています。む~パパ、10月14日、「灘のけんか祭り」で有名な白浜の宮駅を中心に少し散歩してみました。

白浜の宮駅改札口。普段は無人駅ですが、10月14・15日の「灘のけんか祭り(松原八幡神社)」開催中は駅員さんがたくさん。シャッターを開けるとガラス張りの窓口が現れます。この両日は直通特急が臨時停車します。

今年、白浜の宮駅では南側の歩道橋をエレベーター付きの新しいものにする工事が進行中。む~パパ、祭りそのものではなく盛り上がる町の雰囲気を楽しもうと、ぶらぶら妻鹿駅方向に歩くことにしました。

↑こうなるそうです。

松原八幡神社門前の練り場にある立派な観覧台。人でごった返していますが、年に1度だけ使われるための施設です。

白浜小学校には警察車両がずらり。大勢の人が訪れるだけに警備も大変ですね~。

御神灯。あちこちの家の玄関に掲げられ、祭りの雰囲気を盛り上げます。

もう少し妻鹿駅方向に歩くと御旅山に到着します。15日の本宮の日に練り合わせが行われる場所。観覧台だけでなく日頃は畑になっている山の斜面がすべて観覧場所となります。当日は人で埋め尽くされるのですが今年は残念ながら雨予報。電車の窓から見えれば良いのですが、ちょうどこの区間はトンネルに入っています。

妻鹿駅に到着。シデ棒や御神灯が良い感じです。宵宮の日に屋台は御旅山まで来ないので、人通りもまばらでした。日暮れも近いです。

さてさて、妻鹿駅から曽根駅まで電車に乗ります。この日が本宮となる曽根天満宮へ。

さすがにここは大勢の人で境内が埋まっていました。

曽根の屋台は大型で数も多いです。ずらりと並んだ屋台の前で練るのは子供屋台。人が多すぎて、ちょっと散歩気分ではこれ以上前に出ることが出来ませんでした。

曽根天満宮の鳥居と山陽電車。

さてさて、最後は的形駅へ移動。駅から7台練り合わせを見てみます。
昨年の様子はこちら


写真だけ見ると去年と同じようにも思えるのですが、それにしてもすごい人出。的形に住んでいる人がみんな集まっている気がします。いや、実際集まっているかも・・・。

夜10時。屋台が各地区へ帰り、見物のみなさんも屋台と一緒に帰ってしまいました。さっきまでの喧騒が嘘のように、いつもの静けさを取り戻した的形駅。

まだまだ続くお祭りの観覧は山陽電車で。クリックにもご協力を。
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曽根界隈を歩く

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曽根といえば曽根天満宮のお祭りが有名ですが、天満宮の北側に古い街並みが残されているのはご存じでしょうか。高砂駅近辺の古い街並みはPRも盛んで最近有名になってきましたが、曽根はまだまだかと思い、む~パパ、何度か歩いてみたのです。今日ご紹介する写真の季節がいろいろだったりしますが、ご了承ください。

・曽根天満宮本殿
山陽曽根駅を降りてすぐ曽根天満宮の参道があります。天神さまの敷地の東側道路を北に向かい旧国道250号線を越えると、何の変哲もないような住宅地に入ります。入り組んだ路地を歩くと、少し開けたところにお屋敷がありました。旧入江家です。

・旧入江家正面
高砂市ホームページによると、曽根町は古くから海上交通の要所として栄えていましたが、のち製塩業も盛んになったそうです。入江家は製塩で財を成したお宅ということで、そのお屋敷は兵庫県指定重要文化財にも指定されています。通常は非公開で、む~パパ中に入れませんでしたが、保管されているお宝とともに公開される日もあるので、次は内部リポートも出来たらと思います。ただ、お屋敷の保存状態は残念ながらあまり良くないようです。古い日本家屋の保存にはお金がかかりますが、貴重な建物でもあり何とか綺麗にしていただきたいところです。

・旧入江家の裏側。長い蔵が道路に面しています。
旧入江家を過ぎたあたりから西側は江戸~明治時代から建っていそうな古い商家の建物があちこちに残っています。建て替えられたと思しき区画もありますので江戸風情というほどではありませんが、それでも結構な数が残っています。

・なかなか情緒ある街並みです。

・古い時計屋さんを見つけました。

・高砂の3連蔵にはかないませんが、2つの蔵が並ぶ立派なお店です。

さて、日も傾いた頃、小腹がすいたので曽根の街からは天川をはさんで向かい側にある和菓子屋さんに寄りました。

・安田大納言 本店

とりあえず名物という「あん玉」を食べてみました。非常にあっさりした”あんドーナツ”です。歩いた後はほどよい甘さが体に染みました。

A:山陽曽根駅
B:曽根天満宮
C:旧入江家
D:古い時計屋さん
E:2つ蔵のある商家
F:安田大納言

大きな地図で見る


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