楽しいむ〜さん一家

【3年ぶり開催】鉄道模型とあそぼう

投稿日:


バンドー神戸青少年科学館で開催されてきた「鉄道模型とあそぼう」。2020年の開催を最後にコロナ禍で中止されていました。2023年の今年、ようやく再開。待ちかねたかのように多くのお客さまで賑わいました。

会場は以前と同じ最上階。今回は2月11日㈯・12日㈰でしたが、例年同時期の開催です。
鉄道模型を走らせるのは4団体。「ゼネラルトレインズクラブ」は一般的にはHOゲージと呼ばれる縮尺80分の1の模型。欧米では最も普及しているサイズですが、日本の家屋事情ではややサイズが大きいのと、完成品は普通のサラリーマンにはとても手の出せない高価格帯の商品が多いことから、一般的には鉄道博物館などで見るだけのことが多い鉄道模型です。
こちらは「JORC関西」。HOゲージよりさらに大きいOゲージと呼ばれる縮尺45分の1の模型です。(HOゲージはハーフのOゲージという意味)かつて日本では主力だった規格ではありますが、現在こうした運転会以外で接する機会はほぼないと思われます。手前を走る貨物列車が牽いているコンテナ車は百均のセリアで入手できるものを線路上を走れるように加工したもの。細かいディティールにこだわるも良し、百均で入手できるもので楽しむのも良し。Oゲージにはこうした大らかさがあります。
こちらは「Group9 KANSAI」。日本の鉄道模型の主流となった縮尺150分の1「Nゲージ」です。本来はジオラマを作って楽しむ模型ですが、車両も豊富なラインアップを誇りコレクションされる方も多いです。価格が最近高くなってきましたが、まだ手の届くところにあります。
もう一つが「日本トロリーモデルクラブ」。路面電車の模型を楽しむクラブで、写真にあるのは北海道から鹿児島まで全国の路面電車。製品化されているのはわずかですので、ほとんどが紙・木・真鍮版による手作り車両です。縮尺は80分の1、HOゲージで統一されています。
今回の特別展示。全国高等学校鉄道模型コンテスト(というのがあるんですね!)文部科学大臣賞を受賞した灘中学校・高等学校の作品。シカゴの高架鉄道を再現したもので、ビル群の間に複雑な平面交差の線路配置が、いかにもシカゴらしいです。(む~パパ、一度ここに行ってみたいと思っています。この線路を見下ろすビルの一室で一日中電車を眺めていたいものだ、と・・・。)

コロナ禍を脱してイベントも平常運転に戻りつつありますね!