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【鉄道模型】山陽3000系のNゲージ第3弾が登場!【マイクロエース】

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鉄道模型のマイクロエース社から新製品予告の広告が発表されています。

模型店の店頭に掲出されたりする、あのポスター(知っている人は知っている)です。

今回発売されるのは3050形3052号の旧シンボルマーク時代と、3100号現行シンボルマーク仕様だということです。
※ちなみに3050系、3100系という呼び方はありません。正しくは3000系3050形です。もっと言うと3100形という形式はありません。あくまで3050形の3100号です。念のため。

以前発売分についてはこのブログで検証していますので、詳しくはそちらを見ていただくとして。
【ニュース】山陽電車の鉄道模型が発売!(2014.7.19)
【模型発売】山陽3050系ってどんな電車?①(3054の場合)(2014.7.31)
【模型発売】山陽3050系ってどんな電車?②(3072の場合)(2014.8.6)
【マイクロエース】山陽電車3050系Nゲージ鉄道模型 第2弾を発表!(2016.10.11)
【鉄道模型】山陽電鉄3050系Nゲージ第2弾ついに発売!(その1) (2018.3.7)
【鉄道模型】山陽電鉄3050系Nゲージ第2弾ついに発売!(その2) (2018.4.21)

と、実に6本も記事を書いているわけですが、今回の製品についてご紹介すると

3052号の旧シンボルマークですから、この写真3054号のようなスタイルになるはず。「なんか変だ!」と思ったあなたは正解!実は3054号はシンボルマーク位置が他の車両より高く、マーク上辺が扉の上辺と揃っていました。本来は客室窓の上辺です。

これが正解(3026号)。3054号とはクーラーの向きが反対だ!って気付いた人は相当な山陽電車フリークです。

3052号の場合は前回3054号の新シンボルマークのマーク違いなのですが、ベンチレータ(通風器)の有無やヒューズボックス、避雷器をどの時代に設定するかがポイント。まさにメーカーと山陽電車の担当者が「どこまで知っているか」が勝負となります。

もう一つは3100号。言わずと知れた「ホワイトエンジェル」組込み編成ですね。

3100号。貴重な旧シンボルマーク時代の写真を。1・2号車3100-3101は以前発売した3072号の3072-3073をそのまま流用するはずですが、実はSIVが異なります。3072号は3100号と同時に竣工した同型車ですが、元は補助電源がMGだったのを140KVAのSIVに交換したタイプなのに対し、3100号は山陽電車初のSIV搭載車でこれが120KVAのものなのです。実は外観が異なるので、ここを再現できるかどうかが重要ポイント。意地悪な見方をすれば、再現しなければ3072号と全く同じになっちゃいます。

一方、3号車3619号ですが、大勢の山陽電車ファンに人気のホワイトエンジェルをどこまで再現できるかに注目が集まっています。

3619号。メーカー的には前回の3054号に入っていた3632号を塗り替えれば良いだろうという感じですが、結構相違点があります。写真の面すなわち山側にはCPが付いています。さらにクーラーの向きおよび配置が異なります。また前面の幌形式が異なるため幌吊り金具が付いています。(3050形には付いていません。)

3000形と3050形ではクーラーの向きだけでなく配置も異なっています。

こちらが3000形冷房改造車のクーラー配置。

こちらが3050形。3000形も3050形もクーラーは4つとも等間隔なのですが、3050形のほうが全体的に連結面(運転台の反対側)に寄っているのがお分かりいただけるでしょうか?

さてさて、マイクロエース社、どこまで山陽電車マニアの期待に応えることが出来ますでしょうか・・・?

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【鉄道模型】山陽3000系のNゲージ第3弾が登場!【マイクロエース】” への2件のコメント

  1. 3100Fは今年引退する可能性があると騒がれていたこともあり、記録しておきたい編成です。3100形+3050形6連計画が実現していれば、5000系も柴田式密連を装備して作られたかもしれませんね。いや、無いでしょうかね?(笑)
    昨年末まで名古屋に住んでいたこともあり、瀬戸線転属直後の名鉄6000系も期待していますが、よく見てみると山陽3000系とそっくりな前面形状をしていますね。もっとも、名鉄6000系は幌が元々ないのですが。(瀬戸線仕様の幌は転属時に付いたもの)

    • 山陽沿線出身の名古屋市民さま コメントありがとうございます。5000系は当初電連付き密連を搭載する計画で、そのためスカート形状も切り欠きの少ないすっきりしたものだったと聞いております。その際は現在の6000系のように3+3で特急運用するつもりだったようです。名鉄6000系は山陽3000系とと同系統の顔ですが平面ガラスですね。平面でも曲面でもあの部分に窓が付いていると格段に視界が良くなりますので、EF60以降の電気機関車はさぞ視界が広々していたのだろうと思いますね。

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