楽しいむ〜さん一家

神戸市交通局は100周年!

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今年は神戸市交通局発足(当時は電気局)から100周年。正確には神戸市電は民営の神戸電気鉄道(現在の神戸電鉄も以前は「神戸電気鉄道」でしたが、それとは別です。)が1910年に開業していましたが、これを市営にした1917年から今年が100年ということです。神戸市役所2F市民ギャラリーで8月1日(火)~6日(日)にかけて「懐かしの写真パネル展」が開催されていましたので、む~さん&む~パパ出動しました。

地下鉄の駅名にもなっている神戸の花時計。市役所北側にありますが、これは日本初の花時計とのこと。1957(昭和32)年に設置されました。神戸には「日本初」がたくさんありますが、この花時計もそうなんですね~。ちなみに今は交通局100周年を記念して局章がデザインされています。写真ではちょっと分かりにくかったです・・・。

花時計の脇に説明文があります。

パネル展ということで、市内各所を走っていた市電の懐かしい写真が展示されています。会場中央には市電や地下鉄各形式の模型を展示。この模型、通常は市民の目に触れない場所で保管されていますので、じっくり見る良い機会ではあります。

市電700形。1935(昭和10)年、長田車両工場で製造された車両で、窓を大きく取ったデザインとともに、車内に設備された転換クロスシートなど斬新な設備が話題となった戦前の日本を代表する路面電車の一つです。戦争で半数近くが失われましたが、最後まで残った車両のうちの1両が名谷車庫に保存されています。

市電1150形。戦後全国でブームとなった高性能市電の一つですが、神戸では使いこなせずに旧式に戻されています。ワンマン化された車両は全車広島電鉄に移籍し現在も残っている車両があります。1155号はワンマン化されずに神戸に残り、本山交通公園での保存を経て現在は小寄公園というところで保存されています。一時荒廃していましたが、関係者の努力もあって最近きれいに修復されています。

パネル展でむ~パパ注目の1枚がこれ。市電時代に走っていた花電車を引継ぎ「神戸まつり」で走っていた花バス。この制作風景です。初代の花バスは日野製で床下にエンジンがある車両を使って車体上部を取り払ったものでした。神戸市バスを使用していることが分かります。2代目(1983年~)は同じ日野製ですが、神戸市に床下エンジンのバスが無かったため、大阪市営バスの車両を使用していました。

神戸市電も山陽電車も最初の営業開始は同じ1910年です。
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