楽しいむ〜さん一家

【ペーパークラフト】姫路城をわが手に(その1)

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姫路城をわが手に!といっても征服するわけじゃありません。絶賛修理中でまもなくその姿を現す天守閣ではありますが、今回はミニチュアのお話。プラモデルではありません。「姫路城を紙で作ろう!」という企画です。もちろん1から作るのではなく、インターネットで見つけたペーパークラフトを作っちゃおうというものです。

今回、利用するのはキヤノンさん(「ヤ」は小っちゃな「ャ」じゃないんですよ!←もちろん受け売りですが。)のホームページに公開されている無料のペーパークラフト。わが姫路城がラインアップされています。(名古屋城や大阪城もあります。)

キヤノンさんのペーパークラフトページはこちら。 http://cp.c-ij.com/ja/contents/1006/

む~パパ、最初はむ~さんに作らせてその模様をここで紹介しようと思っていましたが、ちょっと小学生に作れるレベルではなさそう。まさに「オトナの工作」の領域だと分かって、む~パパ直々にチャレンジすることにしました。

まずは印刷です。   
 
説明書(中央)は絶対必要です。これは普通のコピー用紙か何かに印刷すれば良いです。カラーにする必要はありません。しかし、本体はきれいなインクジェットプリンタ専用の厚紙を使いました。一般的にはペーパークラフト用みたいな感じで売られています。クルマなど、つやのあるものは写真用紙を使っても良いのですが、今回の姫路城はつや消し(マット紙と呼ばれるもの)を使うべきでしょう。

それにしてもA4にして12枚。ちょっと大変な作業になりそうです。

次に工作道具を用意します。
ペーパークラフト作成用具
まずはカッターマット。机を傷付けないために必要です。切る道具はカッターナイフとはさみ。はさみは有名メーカー品を使います。”弘法は筆を選ぶ”ものです。快適な工作には良い道具がどうしても必要になります。接着にはスティックのりが適していますが、強度を必要とする箇所には木工用ボンドも併用します。スティックのりは紙が伸びませんが、木工用ボンドは水分で紙がふやけるので、少量を要領良く使うことが必要です。最後に千枚通し。折り目を付けるときに使います。先は鋭くなくて良いので、インクの出なくなったボールペンも有効です。


準備が出来たら工作開始!
説明書によると上層階から組み立てるらしいです。説明図には従いましょう。勝手に作ると後で部品が付けられなくなったりしますので、これは重要です。まず部品を切り抜きますが、最初から線に合わせて切るのではなく、写真のように周囲を大まかに切り取ります。


細かいのりしろはカッターナイフを使って丁寧に切ります。カッターナイフは切れ味が鈍ったらすぐ刃先を折って、常によく切れるようにしておきます。もちろんカッターナイフの刃は予備を常に用意しておくと安心です。

のりしろなどの折り目に千枚通しでスジを付けているところ。

本当は裏面からスジを付けるほうが表面の印刷を傷付けなくて良いのですが、なかなか難しいので、はっきりと分かるところだけ裏面から付けるのが正解だと思います。

正直言ってシャチの切り取りは難しいです。ちょっと部品が小さすぎて腹ビレなんぞ「どうやって切るんだ!」状態。写真のように屋根はこのような構成です。いきなり接着せず、部品の合いを確かめます。この部分には唐破風(からはふ)が付いています。「唐破風って何?」という方は下の写真を・・・。


というわけで、直線的な千鳥破風よりカーブした唐破風のほうが難しいであろうとは容易に想像が付きます。これ、大天守に8箇所、小天守にもあります。もう勘弁してください・・・。

上の写真は何をしているかと言うと、紙の断面が白く目立つので灰色のペンで塗っているところです。これをするかしないかで、実は出来上がりに大きな差が出ます。それにしてもカーブしている部分、難しいな~。

部品を合わせてみます。接着する手順を考えましたが、まず正面を先に付けて左右は後から接着するほうが良さそうです。
最上部の屋根が半分完成しました。屋根瓦はもっと緩やかなカーブを描いてつながっているはずなのですが、紙でそこまで要求するのは難しいです。

ここまでで1時間経過。このペースだといつ完成するか分かりませんが・・・。

(以下、続く・・・。不定期連載になりそうです。下のバナークリックにもご協力を!)
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