楽しいむ〜さん一家

【阪神電車】最後の赤胴車が武庫川団地に【7890号】

投稿日:



先日引退した阪神電車の「赤胴車」1両が、武庫川団地内「赤胴車のある広場」に保存されました。

団地内に作られたホームへ据え付けられた7890号。最後の「赤胴車」として武庫川線で活躍した車両です。ちなみに最初の「赤胴車」は1958(昭和33年)登場の3301形と3501形。当時の人気漫画「赤胴鈴之助」にちなんで、こう呼ばれるようになりました。当時の特急は下半分があずき色の301形(3011形)が使用されていましたが、この「赤胴車」は主に急行に使用されたことから現在に至るまで「急行系」と呼ばれることとなります。
この7890号は元は3801・3901形と言い、1974(昭和49)年に登場しました。当時は西大阪線(現在の阪神なんば線)難波延長を見越し抑速ブレーキを装備して登場しましたが、難波延長は果たせず本線や西大阪線で使用。山陽電車須磨浦公園駅までの乗り入れにも使用されていました。その後、先頭車2両が改造により武庫川線用とされました。
ホーム側から見ると、本当に電車が到着しているようです。
駅名標が阪神電車と同じスタイル!路線は「UR」(笑)、「258」は団地のコードとのことですが、こうした遊び心が楽しいですね。
車内は一部の座席が撤去されていますが、雰囲気はよく保たれています。む~パパ世代には阪神電車と言えば薄緑色の壁とえんじ色のシートなんですが・・・。

「ホーム」上に設置された7890号仕様の自動販売機。飲料とともに紙おむつも販売されています。お子さま連れで来られたお母さんにも心強いですね。


あれだけ親しんだ「赤胴車」もこの1両のみとなりました。クリックにもご協力を。
にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 兵庫県情報へ
にほんブログ村