楽しいむ〜さん一家

【滝の茶屋】海を背景に下り列車を撮る!

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山陽電車は「SEASIDE EXPRESS」の名の通り海沿いを走っているのですが、意外に海の見える区間は多くありません。また、路線が東西に走っているので順光で撮ろうとすると必然的に上り列車を浜側(南側)から狙うことになり、海を撮ろうとすると山側(北側)に回る必要があるので車体側面は陰になってしまうのです。

しかし、太陽の通るルートが北へ回るこの季節から夏場にかけ、海を背景に順光で撮れる時間のある有名撮影地があります。それが「滝の茶屋」です。

とは言え、最適撮影時間帯は16時以降ですので、それまでの間、言わば時間つぶしに霞ヶ丘駅にやって来ました。

霞ヶ丘駅を出発して姫路に向かう普通車3070号を迎え撃ち。下り列車を順光で撮ることができる数少ない撮影地の一つ。歌敷山踏切から少し東側の線路際です。浜側に引き込み線があり、側面がすっきり写せますが本線との間にご覧のようなトラロープが張ってあり、正直言って「邪魔!」です。こればかりは仕方ありませんが・・・。

上り直通特急5018号を後追いで。背景には新緑と青空の間に最近開発された住宅地、オレンジ色の屋根が映えます。午前中は上り列車をもう少し霞ヶ丘駅寄りで撮れます。こちらは昼過ぎまでとなります。

とまあ、しばらく撮っていたのですが、気分を変えて東垂水駅へ。

東垂水駅上りホーム東端から。背景に建物が写りこまないのですが、肝心の海も写りません。高さが足りないのだと思います。3030号。3000形の4両編成は2本しかない貴重な存在です。

次の普通が6000系!滝の茶屋に移動したかったのですが時間がありませんでした。日が陰ってしまったので、移動してまで撮るかというと「・・・」という感じで。

6000系の去ったあと、太陽が顔を出すんですよね。そうなると滝の茶屋へ行かざるを得ないかな、と。

山側から日が当たり、海を背景に順光で撮れる唯一の場所がここ滝の茶屋駅東端(駅外)3054号です。架線の影が電車の顔にかかっていますが、7月、8月とだんだんかからなくなるとか。しかし、その頃は暑さに耐えなければなりません。ここで6000系を撮らないと!
※実際、ファンのみなさまにはよく知られた撮影地です。

「海を背景に」という主旨からは外れますが、視点を下げると上り坂を駆け上がる電車が力強い印象になる写真が撮れます。5022号。さきほどの撮影地より少し塩屋寄りです。

山陽電車と海。撮るなら今から夏まで。”季節限定”撮影名所のご紹介でした。

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【滝の茶屋】海を背景に下り列車を撮る!” への4件のコメント

  1. 初めまして

    いつも楽しみに拝見しております

    滝の茶屋駅 東垂水駅 を利用して育ちました
    根っからの東垂水っ子です
    現在はアメリカに住んで もう 30年になります

    ほんとに ほんとに 素敵な所で育ったんだ! と
    しみじみ懐かしく拝見しました

    これからも Seaside Express沿線からのお便り楽しみにしております

    • ミミさま、こちらこそ初めまして!アメリカに30年ですか!まさに故郷は遠くにありて・・・、ですね。可能な限り沿線を素敵に撮影したいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします!

  2. 毎度、山陽電車の魅力を引き出す写真を撮られていて楽しませて頂いてます!5022号は迫力があって素晴らしいです!

    • Yさま。コメントありがとうございます。うまく魅力を引き出せているかどうか自信はありませんが、沿線で生まれ育った自負で、みなさまに魅力を少しでもお伝えできればと思っています。5022号、5000系の最終編成で私は幌付きの顔がお気に入りです。ありがとうございました。

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