楽しいむ〜さん一家

【堺】クラシック自転車に乗る!自転車博物館

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堺市は大仙公園にある「自転車博物館」に行ってきました。まずはその前に仁徳陵古墳(大仙古墳)のほうへ。

仁徳陵と言えば日本最大、世界でも最大級の陵墓です。あまりにも大きすぎて前に立ってもその全容はよく分かりません。

堀が3重(だったかな?)に巡っており、余計に中の本体の様子を伺い知ることは出来ません。今となっては新緑がまぶしい小山の状態ですが。

さて、自転車博物館ですが、仁徳陵に隣接した大仙公園にあります。自転車産業は堺の地場産業であり、この博物館も地元の部品メーカー「シマノ」さんが設立したものです。自転車博物館というのは日本ではここだけの存在です。

貴重なコレクションにより、自転車の発明と現在の姿に発達する過程が示されています。3輪の自転車にエンジンを付けたものが最初の自動車(これがベンツ1号車です)です。自動車は自転車が発展したものだということ、そう言われれば納得です。

さてさて、この公園にある自転車ひろばで、1800年代に作られたクラシック自転車のレプリカに乗れるというので早速参加。もちろん日本でここだけですよ!

た~さんが乗っているのは「ドライジーネ」という世界最古の自転車。ペダルは無く、足で蹴って進むものです。実物は木製でした。

こちら、む~さんが快調に乗っているのは「オーディナリー」という自転車。競技にも使われ速く走れるようにどんどん前輪が大きくなりました。しかし前輪に直接ペダルが付いているので不安定です。む~パパも乗ってみましたが、走り始めると止まれない、みたいな自転車で、転倒しなかったのが不思議なくらいです・・・。

この他にもいろんな形の自転車があり、結構楽しめました。

堺といっても山陽沿線のみなさまにはなじみが少ないかも知れませんが、いろいろと見どころも多いですよ!ぜひ足をお運びください。

自転車博物館ホームページ
http://www.bikemuse.jp/index.php

山陽沿線からは阪神なんば線にご乗車のうえ、大阪難波で南海電車にお乗り換えください。
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【旧塗装】さよなら南海7000系

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山陽電車に6000系新型車がデビューするとアナウンスされ、沿線のみなさんの期待が高まっている今日この頃、徐々に姿を消すであろう3000系車両に名残りを惜しむ時期となってきましたが、同じ関西に9月末で姿を消す車両が注目を集めています。それは南海7000系。南海電車なんて山陽電車の沿線からは遠く離れた存在と思われがちですが、今や阪神なんば線で山陽沿線と直結し、気軽に乗れる電車になりました。
南海7000系は1963(昭和38)年に登場した電車で90両が製作され、長年南海本線で活躍してきました。山陽3000系の1年先輩に当たります。側面には今や珍しくなった片開き扉が1両に4枚付いていますが、このスタイルを残すのは南海電車だけかと思います。
この車両、とうとう9月末に引退することになり、わずかに残った1編成4両が懐かしい旧塗装に復元され最後のお勤めをしています。

南海電車が「緑色」だと思うのは、すでにむ~パパより年上の方かも知れませんが、この緑色の7000系、最後の雄姿をカメラに収めようと大勢のファンが沿線に繰り出しています。もう良い撮影場所はなかなかの混雑だそうで、一種のブームです。個人的には昔より少し明るいというか、鮮やかな緑かな、と思ったりします。

旧塗装の7000系と組んで「サザン」で使用される10000系も1編成4両が登場時のカラーリングに戻っています。この車両は来年3月まで運行されますが、そもそも10000系は旧塗装時代2両で1単位になっていて、このような4両固定編成は存在しませんでした。いわば実物による「ウソ電」です。

同車の現行カラー時代。む~パパ、登場時を知っているだけに緑色のほうに愛着がありますが、現代っ子のむ~さんは「銀色のほうがカッコ良い!」だそうで・・・。ちょっぴり残念かも・・・。

それぞれの会社には、それぞれ代表する「顔」があり、南海本線ではこの7000系が「顔」であったと思います。懐かしい旧塗装で活躍する姿もあと20日ほど。山陽電車の3000系も叶うことなら、あの旧塗装をもう一度見たいファンも多いのではないでしょうか?

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