楽しいむ〜さん一家

【マイクロエース】山陽電車3050系Nゲージ鉄道模型 第2弾を発表!

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昨年発売され、大好評だった山陽電車初の本格的Nゲージ完成模型であるマイクロエース社製3050系。このほど第2弾の製品化が発表されました。

模型店などに掲示される製品化予告のポスター。山陽電車3050系1次車旧塗装と、ニューアルミカー試作車3066号現塗装の2種類で、基本的に昨年発売の第1弾に手を加えてバリエーション展開を図るものです。「楽しいむ~さん一家」では第1弾発売時に製品の紹介を企画していたのですが、発売直後、関西の模型店では店頭に並ぶこともなく瞬く間に完売してしまったため、その機会を逃してしまいました。

そこで今回、せっかく第2弾登場が予告されましたので、前回製品を復習し、今回の製品ではどう変わるのか、ポスター内容から推理してみましょう。

これが第1弾の鋼製車3054編成とアルミカー3072編成の先頭車です。一見色違いに見えますが、車体そのものが作り分けられています。ヘッドライトケースの幅も違うでしょ!
今回の製品では旧塗装版は右の3054編成をベースに、3066現塗装版は左の3072編成をベースにするものと思われます。

1号車(神戸寄り先頭車)。3054(上)は金属バネ台車、3072(下)は空気バネ台車となっているのが分かります。また電動空気圧縮機(コンプレッサー)が金属バネ車は2基、空気バネ車は1基(容量が増加したため、もう1基を姫路寄り先頭車に分散して搭載)となっている部分も作り分けられています。今回の製品でそのまま使えますが、旧塗装車は3054では撤去後の姿としている屋根上の通風器(ベンチレーター)を復活させる必要がありそう。

同じく1号車の反対側。3054(上)の補助電源装置がMGなのに対し、3072(下)はSIVに交換された後の姿としています。今回製品化されるアルミカーの3066はMGなので、この面から見れば2種類とも3054(上)と同じ床下機器配置になるはず。

さて、こちらは4号車(姫路寄り先頭車)。実はこの面から見ると3641(下)の床下機器は1号車3072と同じことが分かります。実車は少しだけ配置が違うのですが、ここは割り切って同じものを使っているようです。今回製品もこれと同じ配置になることでしょう。ただし3066の姫路寄り先頭車3638は鋼製のため、車体は上の3632をベースとするものと考えられます。

2号車(パンタ付き車)の屋根を比較。鋼製車3055(上)は予備ヒューズ箱を撤去した後の配管がまっすぐなのに対し、アルミカー3073(下)は元の配管形態を残しています。今回、アルミカーである3067はこの3073と同一ですが、旧塗装を再現する3051の場合はヒューズ箱そのものの形態が異なる上に予備ヒューズ撤去前の姿となるはずですので、この辺りの配管が変わらないといけません。また避雷器も登場時の形にしてもらわないといけませんね~。


いろいろと注文を付けましたが、前回製品があまりにも良く出来ていたため、つい期待値が高まってしまうのです。マイクロエースさんには頑張ってもらわないといけません。

次回は今回製品化される実車をご紹介します。クリックにもご協力を!
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