楽しいむ〜さん一家

【今年は珍車が!】スルッとKANSAIバスまつり2015(その2)

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9月27日(日)に開催された「スルッとKANSAIバスまつり」。毎年参加する各社は新車を展示することが多く、実はむ~パパ、年々同仕様になり単なる「色違い」になってしまう新車に実は「飽きて」きていたのです。

ところが。
今年は「新車」ではなく「珍車」を展示した社局が現れました。これはかなり冒険とも言えます。なぜなら「珍車」はマニアさんは喜ぶけれども、普通のみなさんには区別が付かず、場合によっては「ただのボロいバス」でしかないかも知れないからです。ともあれ、む~パパが着目した「珍車」3両をご紹介しましょう。

まずは1台目。山陽バスで2両在籍のキュービック観光マスク。前後扉で観光マスクを持つ車両は関西では滋賀県の江若交通くらいしか例がなく、む~パパの知る限り全国的に見てもJRバス関東と那覇交通にあったくらいで、実は大変珍しい車両です。山陽バス名物とも言える非常に貴重な車両にもかかわらず、その説明が全く無かったのはもったいないことです。


貴重な車両が山陽バスだけかと思ったら、伊丹市バスもとんでもない車両を持ち込んでいました。いすゞエルガのツーステップ前後扉車です。基本的にエルガの路線バスはノンステップかワンステップが基本であり、このような前後扉のツーステップ車は極めて珍しいものです。そもそもこの車両にしても、む~パパ、走っている姿を見たことが無いというくらいで・・・。こういう仕様で作られたバス、全国でも数両というレベルだと思われ、山陽バスキュービック観光マスクに匹敵する珍車でしょう。

と、思ったら和歌山バスも・・・。日野ブルーリボンシティのツーステップ前後扉車です。これは阪神バスから移籍してきたものですが、ブルーリボンシティの前後扉ってこれまた非常に珍しく、他には明石市バスに数両いたのは記憶していますが、その他に採用例を知りません。やはり全国に数両というレベルなんだろうと思います。

こういう「全国に数両」という珍車。せっかく1ヵ所に集まっているだけでも貴重な機会なのですから、3台をきちんとした解説付きで並べて欲しかったかな、というのはバスマニアであるむ~パパの意見。ほとんどの来場者には「普通のバス」に見えていたことと思いますが・・・。

たまには珍しいバスに、それと気付かず乗ることもあるかも知れませんね。
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