工事用車両が使う線路の移転など、工事が着々と進んでいた大塩駅ですが、今年に入って利用されるお客さまにも分かる変化が現れ始めました。
橋上駅化されると姿を消すと思われる現在の駅舎。今のうちに記録しておきましょう。
来年3月末日に完成予定だそうですね!
2020.2.11撮影。まず変化が現れた下りホーム。西側では1番線出発信号機が左に移り、2番線出発信号機も西に移すためか、すでに新しい信号機がカバーを付けられて建っています。
2020.2.26撮影。元の2番線出発信号機が撤去され、ホームが延長されました。1番線の線路に注目!工事の過程と思われますが、レールが「ぐにゃっ」と曲がっています。
2020.2.11撮影。こちらは下りホームの東側。ホームの途中から構内踏切へ向かう階段が付く特異な構造です。
2020.2.26撮影。西側へ延びた反対に構内踏切から東側のホームが取り壊されています。
2020.2.26撮影。東側の先が無くなった下りホーム。
周辺を歩いていますと、駅すぐ西の踏切(大塩西踏切)の隣に古びた架線柱が。「あれっ、ここレール柱やん。」
詳しくは以前もご紹介したので省略しますが、これは路面電車用の溝付きレールを再利用したもの。兵庫~明石間は路面区間が多かったので、そのどこかで使われていたレールなのでしょう。明治時代のものであれば日本製ではないかも。姫路市内にもあるのですね。駅舎改良工事後も残るのでしょうか・・・?
溝付きレール。亀山駅の柵にも使われているという情報を得ましたので、また取材しておきます。
ご参考までに。レールを使った電柱(須磨浦公園~塩屋)
これからも工事は進みます。クリックにもご協力を。
にほんブログ村