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【1997年】車庫で見かけた車両たち【東二見】

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5030系が登場した1997年。車庫では今では見られない車両たちが写っていました。む~パパの記録からご紹介します。

当時は普通列車用として活躍していた3000系3000号。山陽電車の社内では「3000ちょうど」と呼ばれていました。前面の帯は冷房が付く前から太くなっていました。
同じ編成を姫路寄り3600号から。引退前、前面は方向幕が付いた直後の時代に復元していましたが、今から思えば、写真のこのスタイルで活躍した時期も結構長かったと思います。
リフレッシュ工事前の3020号。冷房改造と新塗装化が同時に施工された編成です。3020号と3204号は集中型クーラー搭載ながら妻面に開閉式の窓がある原型スタイルでしたが、これ以降(3014号など)は冷房改造と同時に固定式に変わっています。この3020号はリフレッシュ工事の際には固定式に改造されたため、現在区別は付きません。写真の3両目には2000系から改造された3550形の姿が見えます。「潮干狩」ヘッドマークが懐かしいですね。
3550形3558号。元は2000系2003号で姫路寄り先頭車でした。2扉のロマンスカーでしたが、付随車となり車体中央に扉を増設しロングシート化、により3000系に組み込まれています。元の運転台部分がそのまま残っており、非常に魅力的です。写真は山側。
3558号。こちらは浜側。2000系時代は隣の車両と広幅貫通路で結ばれていましたが、3000系に合わせ狭く改造されています。こういった改造車両が鉄道ファンの心をくすぐるのです。このとき2000系から外した6両分のモーターが3200形へ流用されています。
当時は廃車になった車両が車庫に並んでいる姿を見ることができました。写真の2000系2010号もその一つ。登場時は転換クロスシートを配置したロマンスカーで、車体はステンレス製(外板のみステンレスのいわゆるセミステンレスカー)。山陽電車ではこの2010号と2014号がステンレス製でした。この車両については別途ご紹介します。
山陽電車ではかつて貨車も多く保有していました。すでに廃車後の写真ですが、この「クト60」は無蓋貨車で運転台が設けられており、写真の60号は、救援車10号と編成を組んでいました。元々は電動貨車と同じ茶色で塗装されていましたが、救援車となった際、10号と合わせてブルーに変更されています。同型で61号もいましたが、一足先に廃車になっていたと記憶します。

【1997年】車庫で見かけた車両たち【東二見】” への2件のコメント

  1. 5030系がデビューした当時、2300系によく乗った記憶があります。
    2編成しかなく、山陽電車では最後まで残った低運転台車両でしたね。

    • E7系とW7系さま いつもコメントありがとうございます。
      2300系が冷房改造・新塗装化されたときはさすがにびっくりしました。私はよく見ていたのですが乗った記憶はあんまりありません。吊り掛け車が無くなってから少し興味を失っていたのかも知れませんね。

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