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【鉄道模型】山陽電鉄3050系Nゲージ第2弾ついに発売!(その1)

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発売が大きく遅れ、一部の店舗では予約取消しになったという話まで出た山陽電鉄3050系の鉄道模型Nゲージモデル第2弾が3月2日、突然発売となりました。今回のモデルは前回発売の3050系鋼製車新塗装およびアルミカーの仕様変更とも言えるものですが、そこは製造したマイクロエース社、単なる色違いではありません。今回は前回モデルとの違いを徹底的に検証してみましょう。

左から今回発売の旧塗装3050・前回発売3054・今回発売3066・前回発売3072。模型に恵まれなかったひと昔前の山陽電車を思えば、何と贅沢なことでしょう!感動です。

今回の「本命」。発売前から話題になっていた旧塗装の3050号。待ち望んでいたファンも多いことでしょう。

今回はこの旧塗装3050号と前回発売現塗装の3054号の模型を比較してみましょう。

前面。ライトケースは中まで車体色。当時ライトケースにガラスがはまっていませんでした。まずまずうまく表現されていると思います。細かいところですが、ワイパーの色が違います。

先頭車の屋根。旧塗装のほうはクーラー脇の通風器(ベンチレーター)が撤去前の姿となっています。また旧塗装は前頭部の列車無線アンテナの横に信号炎管ケースが表現されています。これは現在でも一部に残っている車両がありますが、3054号は撤去されています。

2号車の屋根。ここが単なる色違いではない強いこだわりを感じる部分。新塗装では現在見られるヒューズボックスや避雷器が付いていますが、旧塗装では登場時の姿を完全再現!避雷器隣のヒューズ箱は現在撤去されており、新塗装の模型では撤去跡が再現されていますが、旧塗装では堂々と載っています。

再現した時代の差により屋根上に違いがあることが分かります。いかがですか?
(左:登場時 右:現在)

モーター部分を覆うため、どうしても変な空間が出来てしまうカバーですが、今回不要な部分は黒塗装され、リアルになりました。

旧塗装は側窓に保護棒が再現されています。そうですね~。欲を言えば今回の旧塗装、側面の車番がやや低いです。もう少し上について入れば完璧。また、中扉の下についている▽印が赤いですが旧塗装時代は白かったんですよね~。ここは目をつぶりましょう。うまく写真が撮れなかったのですが、旧塗装のほうは車内のシートが緑色なんですよ~。

旧塗装に付属するシール。今は見られない白地の懐かしい行先幕、「=急=(ヒゲ急)」もありますね!

発売されて1週間も経っていませんが、すでに売切れ続出とか。特に旧塗装は入手難になりつつあるそうで。クリックにもご協力願います。
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