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【1997年】5030系登場時の記録【東二見】

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1997年3月と言いますから今から27年前のこと。現在も直通特急で活躍する5030系がデビューしました。当時は「鉄道フェスティバル」もなく工場見学の機会はあまりありませんでしたが、車庫内の見学は手続きを踏めば可能だった時代に、む~パパ、東二見車庫で写真を撮っていました。ピカピカの新車だった5030系の姿をご覧ください。

まだ本線に出ていない搬入直後の5631号。6号車となる姫路寄り制御車です。山陽電車ではすでに6両編成の特急が走っていましたが、最初から6両編成として登場したのは5030系が初めてとなります。
検車庫から半分出ている5号車5250号。まだシートにビニールがかかっています。車体もピッカピカの銀色で、無塗装ヘアライン仕上げのアルミカーがこのような姿なのは新車のときだけでしょう。Nゲージで発売された模型もここまでの輝きはなく、灰色っぽくなった現在の姿を再現しているようです。
2号車5230号。当時のことはよく覚えていませんが、こんなにピカピカだったかな・・・。今から思うと信じられない反射ですね。
1号車5630号。神戸・大阪寄りの制御車です。こちらに向いた先頭車がモーターのない制御車となったのは山陽電車史上初(戦時中の混乱期はともかく)でしょう。
写真撮影時は、まだ追加部品を付けたりしていて本線に出たのはもう少し後だったかと思います。直通特急が登場し、大阪で山陽電車が見られるようになるのは、この翌年2月のことでした。

次回は東二見車庫で見かけた、この頃の山陽電車の姿をお届けします。

【1997年】5030系登場時の記録【東二見】” への2件のコメント

  1. む~パパ お久しぶりです。私、この車両を試乗会で乗せてもらったことがありました。山陽初のVVVF制御の車両はどんな感じやろと期待感いっぱいで乗り込みました。他の会社のとはまた違う走行音がよかったです。阪急電車が近く有料座席の列車を営業しますけど、有料か無料かは置いといて、5030系は新製時から2+1の座席配列で、そういう面から言えばすでに先陣をきっていた車両ですね。

    • 村雨堂さま コメントありがとうございます。
      山陽5030系の制御器は富士電機製の珍しいもので、確かJR四国の7000系にも付いていたと思いますが現在は無いとのことで、あの音を聞けるのは山陽電車だけということになります。2+1の座席配置は阪神線内の混雑対策だったと思いますが、先頭車は現在の5000系のようにロングシートでも良かったかも知れません。

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