山陽沿線 まちガイド

再開発が進む三宮を照らす「神戸キャンドル」

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再開発が進む神戸三宮エリアで、今日もさりげなく私たちを照らしています。



こちらは阪急神戸三宮駅の北側から南向きを撮影した様子。阪神・淡路大震災後に仮設で営業を続けてきた駅ビルが「神戸三宮阪急ビル」として昨年新たにオープン。さらには「パイ山」の愛称でも知られた広場も生まれ変わり、少しずつ街が変わりつつある三宮。そんな三宮エリアでさりげなく街を見守る明かりがあります。画面の左奥にご注目。



百貨店「神戸阪急」の南側、神戸国際会館の最上部に「神戸キャンドル」と呼ばれる明かりがあるのをご存じでしょうか。阪神・淡路大震災後に神戸国際会館が再建された際、犠牲者への鎮魂と復興・発展の想いを込めて設置されました。ロウソクのような明かりが、再開発が進む三宮を照らしています。

阪神・淡路大震災から27年。変わりゆく街で、今日も私たちを見守り照らし続ける「神戸キャンドル」。お出かけの際に是非ご覧ください。

☆神戸ルミナリエ☆

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今年も「神戸ルミナリエ」が始まりました!



今年で25回目。阪神・淡路大震災犠牲者への鎮魂、都市復興・再生への希望を託した光が神戸の街を彩ります。玄関部分は高さ約22mの「フロントーネ」が圧倒的!



光の回廊「ガレリア」も見応えがあります。



大部分はLEDですが、第1回目のルミナリエをイメージした「メモリアルゾーン」では、白熱電球の温かな光に包みます。



東遊園地会場では高さ約21mの巨大なドームが登場!



まるで大聖堂に来たような美しさ。色とりどりの光に酔いしれます。



そして「1.17 希望の灯り」にも白熱電球が。

神戸ルミナリエ会場の最寄駅は元町駅。詳しくはHPをご覧下さい。

「くらしとすまいの安全・安心 未来展2019」で学ぶ!

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阪神・淡路大震災から24年を迎えた街で、地震をはじめとした自然災害への備えを訴える催しが始まりました。



神戸市役所1号館2F市民ギャラリーで開催中の「くらしとすまいの安全・安心 未来展2019」。パネルや映像、実物展示などから学び、安全・安心な暮らしの実現へ。



フロアは「備える」「守る」「助ける」の3つで構成。全て日頃から意識しておきたい、とても大切な心構えですね!



ドローンや防災ベッド、消防局のブース、非破壊検査の機器、備蓄品など様々なモノや解説は知らないことばかり。しっかり学んでおくことをお勧めします!



耐震クイズにもチャレンジ。耐震で安心を!台風や土砂災害、そして南海トラフ地震への備えも今から始めなければならないと実感!

「くらしとすまいの安全・安心 未来展2019」は1/25(金)まで開催。会場に是非足を運んでみてはいかがでしょうか。詳しくはこちら

電飾が「KOBE 1.17」に

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1/17で阪神・淡路大震災から24年を迎えます。あの日から24年、震災を風化させないための取り組みが各地で進んでいます。



その一つがこちら。神戸三宮から北野異人館街へと続く北野坂の様子ですが、六甲山系堂徳山にある電飾にご注目下さい。普段は「KOBE」が灯りますが…



よく見ると「KOBE 1.17」に。今年から始めた試みだそうで、1/10~1/17に点灯。震災を知らない世代の方にも震災の記憶を伝えていくきっかけとなります。1/16は通常だと23:00消灯のところ、翌1/17の日の出まで点灯するようです。

神戸三宮へのでかけの際、堂徳山の電飾をご覧下さい。

水の大切さを実感!市民を救った湧水「須磨霊泉」

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阪神・淡路大震災から23年が経過しました。様々な困難があった当時、身に染みたことの一つが水の大切さでした。



須磨寺駅より須磨寺参道を歩くこと数分の場所にあるのが、古くからこの地に伝わる湧水「須磨霊泉」。震災でも枯れることなく、貴重な水源として多くの市民を救ったことで知られています。身近な水源の存在を知っておくことは大切ですよね。



やや温めで透明度の高い綺麗な水ですが、飲用時は煮沸が必要なのでご注意を。味はかなりまろやかで、クセがなく身体にスッと溶けていくような味わい。



普段は生活の場として地域で大切に管理され、水汲みだけでなく洗い物などをすることから「上洗」「下洗」と用途によって分けられているのが特徴的。

須磨寺へお出かけの際は、是非「須磨霊泉」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。須磨寺では毎月20日21日は「お大師さんの縁日」で、参道や境内に多くの屋台が出てにぎわいます。詳しくはこちら

 

三宮を照らす灯り「神戸キャンドル」

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阪神・淡路大震災から22年を迎えました。

神戸キャンドル

震災後は新しいビルが出来て、街の風景も大きく変わりましたね。平成11年5月に再建された「神戸国際会館」もその一つ。神戸三宮の新たな時代のランドマークとして、ファッションテナントや最新ホールを備えた魅力スポットに生まれ変わりました。今回はそんな神戸国際会館の最上部にご注目下さい。

神戸キャンドル

ゆらめくロウソクのような灯り「神戸キャンドル」が設置されてことをご存じでしたか?阪神淡路大震災の犠牲者への鎮魂と復興・発展の想いが込められた灯りで、地上116mの塔屋部分に54本の蛍光灯を設置。乳白色の合わせガラスで八角形に覆っています。派手に主張するのではない、さりげなく照らされた灯りが神戸らしいもの。最上部から毎日ひっそりと、行き交う人々を見守り続けています。

震災から22年、見上げれば今日も「神戸キャンドル」が三宮を優しく照らしています。

希望をその手に「光と影のアート~神戸の輝き~」

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ノーベル賞授賞式後のパーティーで振る舞われたと話題の日本酒「福寿」。その蔵元に沿線から足をのばしてお出かけしてみませんか?

神戸酒心館

日本一の酒どころ「灘五郷」の蔵元として有名な「神戸酒心館」。昼間は福寿を求める多くの買い物客や観光客の方々で賑わい、最近では外国人観光客の姿も。

そんな酒心館も夜はひっそりとして幻想的な良い雰囲気。そして夜ならではの素敵な演出があるのですが、ご存じでしたか?

光と影のアート~神戸の輝き~

福寿蔵の白壁をご覧下さい。なんと光を包み込む両手が出現します!壁に金属片を設置して光を当てることで影絵が浮かぶ仕組みで、“光と影の魔術師”と称されるイタリアの現代芸術家ファブリツィオ・コルネーリ氏の作品「光と影のアート~神戸の輝き~」。あの阪神・淡路大震災からの復興を願い「希望」を手にするコンセプトで、コルネーリ氏の神戸市民への励ましが込められたものだそうです。

あの震災からもうすぐ22年。この作品は震災の苦しみが今なお続く街で美しい輝きと手の温もり、そして希望を示し続けています。この機会に是非一度、作品をご覧になってみてはいかがでしょうか。神戸酒心館の詳細はこちら

 

響け!!鎮魂と希望の太鼓

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もうすぐ阪神・淡路大震災から22年。今年も各地で追悼行事が予定されていて、神戸三宮駅周辺では今年も勇壮な太鼓の音が響き渡りそうです。

輪田鼓

太鼓衆団「輪田鼓」による「鎮魂と希望の太鼓」。毎年1.17の夕方5:46に太鼓を打ち鳴らし、犠牲者への鎮魂の思いが込められた和太鼓が演奏されます。太鼓に合わせて鼓動がドキドキ鳴りやまない、力強い圧倒的な太鼓の音が神戸の街を元気づけます!全身を激しく使った演奏でバチ捌きも巧み。

輪田鼓

演者同士のコミカルなせめぎ合いも見どころの一つ!今年も1/17(火)17:45~18:15、JR三ノ宮駅南側ロータリー付近で開催予定ですので、是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。寒い予報ですので、暖かくしてお出かけ下さいね!

震災の教訓を学び、備えよう

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阪神・淡路大震災から間もなく22年。その教訓を学び、災害に備え、防災・減災の心構えを日頃から持てるようにしたいですね。

人と防災未来センター

沿線から少し足をのばせば、その想いを発信する「人と防災未来センター」があります。震災に関する資料や体験談の展示はもちろん、震災直後の街並みを再現したリアルなジオラマ模型やシアターによる追体験、防災・減災ワークショップなども行われます。震災から年月が経ち、震災を知らない世代も増えた今だからこそ必要とされる場所かもしれませんね。

人と防災未来センター

館外には「神戸の壁」ベンチが設置されています。

人と防災未来センター

まさに震災があった証であり、何か私たちに訴えかけてくるような無言の語り部のようです。ベンチに座るというよりただその場で立ち尽くして、あの日を思い出さずにはいられませんでした。未だ被害が見えるところ見えないところにある中で、ここはまさにあの日から学び、備える、よりよい未来を築く礎とすべき場所かもしれません。

毎月17日は入館料が無料になります。震災から22年を機に足を運んでみてはいかがでしょうか。「人と防災未来センター」の詳細はこちら

 

☆神戸ルミナリエ☆

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今年も「神戸ルミナリエ」が始まりました。

阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込め、街の復興への夢と希望を託した光の輝きが人々の心に届けられた1995年12月。あれから今年で22回目を迎えました。

神戸ルミナリエフロントーネ

今年は紫や青が多いですね。点灯の瞬間はワッと歓声が上がり、荘厳な光の芸術に感動!

神戸ルミナリエガレリアコペルタ

光の天井「ガレリアコペルタ」にも圧倒されます。精緻な光はまさにアートですね。

神戸ルミナリエスパッリエーラ

東遊園地の「スパッリエーラ」は360°全ての方向から光に包まれ、その美しさは他では感じられない素敵なもの。

神戸ルミナリエソロピース

今年の神戸は「べっぴんさん」!物語のシンボル四つ葉のクローバーがルミナリエにも。

神戸ルミナリエ神戸開港150年

来年は神戸開港150年の記念の年。神戸は港と共に歩みを重ねてきました。

神戸ルミナリエは12/11(日)まで開催。阪神電車「元町駅」が最寄り駅ですのでご注意下さい。詳しくはこちらをご覧下さい。