野球にまったく興味がありません
ルールもろくに知らなければ、名前と顔が一致する選手も片手に余るほど。
そんな私が、甲子園に行ってきました
阪神巨人戦の、ナイター
雰囲気だけは、なんだか楽しそうだなあと前から思っていました
チケットがあるからと声をかけてもらい、お祭りを見にいく感覚で降り立った甲子園
もう甲子園球場の建物自体が、エンターテイメント施設なのですね
大がかりな、ミュージカルやサーカスの専用テントのような感じ(建物ですが)
各選手の、かっこいい旗が外周にはためいています 異世界。。。
唯一わかった、この方(笑)
この夜の目的は、対巨人戦のスタンドの雰囲気を楽しむことと、甲子園名物の食べ物(^^)
まじめなファンの方には、怒られそうな動機ですね
仕事で到着が少し遅れ、試合開始後1時間ほど経過した球場内に入ると、熱気と声援にわくわくが高まります
知らないことだらけなので、何を見てもおもしろいです
こんな応援団長のような人が等間隔に設けられたお立ち台に立って、音頭をとっています
大人数の声援やメガホンのリズムが合っているのは、この方々のおかげなのですね~
ぎっしりと埋まった外野席
球場はほとんど黄色い色で埋め尽くされ、巨人のオレンジ色は肩身が狭そうでした
もちろん私も
このメガホンを打ち鳴らすのが、良いストレス発散になって気持ちいい!
暑いので、ビール片手に応援です
応援の手順は合理的に決まっていて、阪神が攻撃の間は、メガホン、太鼓、トランペット、旗、そして歌で全力応援!
反対に、巨人が攻撃の時は、ビールと食事と適当にヤジ、そしてトイレ休憩ということのよう(笑)
それぞれけっこう忙しいので、あっという間に時間が過ぎていきます
この大きな旗、Jリーグでも見ますが、きっとこちらの方が元祖?なのでしょうね
阪神側スタンドには、いろんなおもしろいメッセージが書かれた法被やユニフォームを着た人、髪の毛も黄色と黒のストライプ、イヤリングから何から全身タイガース色のおばさま、ラジオで熱心に実況中継を聞きながら実際の観戦も楽しんでいるおじいさんなど、見ていて飽きません
選手ひとりひとりにもそれぞれの応援歌が作られていて、バッターボックスに立つとそのメロディーが流れ、みんながちゃんと歌詞を覚えて歌っているのにもびっくりです
阪神の歌は、六甲おろしだけだと思っていました あまりに無知な私。。。
さて、7回裏が近づいてきました
これがしたかったんです(^^)
7回表は試合そっちのけで、風船ふくらまし作業に没頭
息を吹き込むことに集中し過ぎて、おそらく脳内酸欠状態になり、途中でめまいがする始末でした
7回表終了!
たのしい!!!
このころになると、メガホンのリズムも覚え、掛け声のタイミングもつかんできたため、思い切り叩いて叫んで、気分爽快です(^0^)
・・・ただ9回表になるころには、負けが濃厚に。
すると、さっさと見切りをつけて帰り始める観客多数
私も関西人ですが、応援の熱狂ぶりとは対照的なこの見切りの良さ、笑えるギャップが良い感じで好きです(笑)
結局そのまま阪神が負けてしまったので、試合後の六甲おろしもヒーローインタビューも無し
せっかく行ったので、ぜひその場面も見てみたかったのですが、やむなしです
ちなみに連れて行ってくれた友人は、マウンドはろくに見ずにほかの物や人を見て、しきりに感心している私の反応が面白かったようです
阪神巨人戦は、最近増えた外国人旅行者にも、人気の観光イベントなのだとか
きっと、おとなしくてきっちりまじめな日本人のイメージとは180度異なる雰囲気が、面白いのでしょうね
また、私は到着が遅かったので見ることができませんでしたが、球場内にいくつかあるタイガースショップも、小物からお土産用のお菓子までいろいろあって、楽しそうでした
このほか、球場に隣接して「甲子園歴史館」という施設もあり、様々な展示物があって野球好きにはたまらないそうです
試合より早めに到着して、いろいろ見て回るのも楽しそうですね(^_^)
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阪神甲子園球場
西宮市甲子園町1-82