のんびりウオーキングdiário

木工体験教室 竹中大工道具館Part2

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3月25日のブログでご紹介した

竹中大工道具館



気になっていた木工体験をどうしてもやってみたくて

またも行ってきました^^

 

体験メニューは数種類あって

簡単なものから最後は椅子までいろいろshine.gif
 

でも

いきなりグレードの高いものに挑戦するより

少しずつレベルを上げていった方が良いとのアドバイスで

友人は、卵を

私はお箸をチョイスしました

 

卵は、こんなきれいなオブジェ風



材料となる樹の種類で、色味や風合いも

それぞれです

 

お箸は、ヒノキを使いました

最初はこんな棒きれを



面の区別がつくように数字を書き込んで



ひたすら鉋で削ります





なんとかお箸の形になったら、

角をとって整えて、くるみオイルを塗って

できあがりshine.gif


家族に写真を送ると

「割りばしとの違いがわからない」と酷評を受けましたが

実物は、綺麗な照りとすべすべの手触りなんですよ~

これを、1週間乾燥させて

晴れて実用化です(^^)

あ~、楽しかった!

次は、パズルかえんぴつ立てを造ろうhappy02.gif
 

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竹中大工道具館

神戸市中央区熊内町7-5-1

TEL 078-242-0216

休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)

 



 

ジブリの世界へ 竹中大工道具館

投稿日:

 

三宮からのんびり坂を上って20分ほど

新幹線 新神戸駅のすぐ近くにある

竹中大工道具館



竹中工務店ゆかりの地に建つ数寄屋造りの建物は

こじんまりとした庭園もあり、落ち着く佇まいです



いま、ここでジブリ映画に出てくる建築物を取り上げた

企画展が開催されていて

テラスでは、「千と千尋の神隠し」のパネルと写真撮影ができます



ジブリの企画展は撮影禁止でしたので写真がないのですが

「となりのトトロ」のサツキとメイ家族が住む家の一部分が再現されていたり

「千と千尋の神隠し」に出てくる油屋の構想図があったり

「もののけ姫」のたたら場の下絵などもflair.gif
 

それぞれの映画のシーンが脳裏によみがえってきて

なかなか楽しい空間でした

ジブリ好きの方にはおすすめ^^

 

 

この博物館は日本唯一の大工道具の博物館とのことですが

建物の設えも素晴らしいです

 

これはロビーの船底天井



 

館内も、ふんだんに木が使われています

 



 

展示のメインは、その名の通り大工道具の紹介なのですが



道具以外にも、古来の木造建築の柱の組み方についての説明や

実際に触って確かめられる展示物がたくさんあるのが

なかなか楽しい^^

 

竹中工務店で請け負われた唐招提寺金堂の木組みのレプリカに圧倒されるほか



「和の伝統美」コーナーの美しい障子に目を奪われました



建物地下には、体験コーナーもあり

簡単な木工作業の体験をすることもできます

今度やってみようhappy01.gif
 

こんなに楽しい博物館が三宮にあったとは!

みなさんも、ぜひどうぞshine.gif
 

※ジブリの企画展は、5月6日(日)までです(^^)

denim.gif竹中大工道具館 続編denim.gif
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竹中大工道具館

神戸市中央区熊内町7-5-1

TEL 078-242-0216

休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)

湊川隧道

投稿日:

 

先月のNHKブラタモリは

2週間連続で神戸特集でしたね

その中で存在を知った 湊川隧道

月に一度の一般公開があると知り、行ってきました

 

湊川公園のあたりは、不自然に広い高台になっていて



どうしてこんな地形なんだろう?と思っていましたが

川底が周囲の平地より高いところを流れる「天井川」という地形の名残だそうです

 

そして、この湊川隧道は

現在の新湊川の一部が、実際に流れていたところ。

これが入り口です



日に日に春らしく暖かくなるこの頃ですが

隧道の内部は、かなりひんやりとしていました



石造りのトンネルは

ただ水を流すために造られたなんて、もったいないほど

レンガの色褪せ方や質感がなんとも言えない雰囲気です





 

 

この日は、隧道内部で尺八の演奏会が開催されていて

独特の反響効果の中で聴く演奏も、また一興でした



 

全長600メートルほどのうち、実際に歩く事ができるのは一部のみですが

ずっとこの先も歩いてみたい気持ちになりました



年に1度は、通り抜けイベントも開催されるようです

今度行ってみようconfident.gif




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湊川隧道

神戸市兵庫区湊川町9-1





 

旧木下家住宅

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舞子公園駅からすぐにある

登録有形文化財

旧木下家住宅



先日、先輩ブロガーの内膳正さんが舞子を歩かれた際に少し書かれていましたが

建物をじっくり見てみたくて、行って来ました(^。^)

 

門から建物までの道の長さに

どれだけ広い敷地なんだろう?と驚いているうちに





 

玄関に着きました



入り口すぐの受付で入場料(100円)を払ってお座敷に進むと

立派な雛飾りが



迫力…

3月26日まで飾られているそうです

 

そして長い廊下に出ると



古い木造家屋ならではの、この美しい色合いと温かみ

古い建築物好きには、たまりません…

 

広いお屋敷には、お座敷のほかに応接間、書院、お茶室などがありますが

それぞれのお部屋の、ちょっとした細部の意匠に心惹かれます

 

これはお座敷の横の小さな部屋の欄間飾り





お部屋ごとに趣向が異なるそうです

 

書院の美しい障子





 

月夜の晩に眺めてみたくなる 待合室の障子



 

今はほとんど見ない網細工のような簾戸



 

外から見た、面格子



「なぐり加工」 というそうです

 

唯一、洋風の応接間



暖炉があって



 

装飾ガラスと



 

木製の床と、テラスのタイルのコントラストの美しさに目を奪われました



 

庭には、もう梅の花が開いていましたconfident.gif




お庭で見たこの水瓶 彫られている動物は何なんだろう・・・

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旧木下家住宅

神戸市垂水区東舞子町 舞子公園西地区

TEL 078-787-2050



 

 

 

 

 

 

旧三井家下鴨別邸

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京都 下鴨神社の参道入口近くにある重要文化財

旧三井家下鴨別邸



昨年(2016年)秋から一般公開されました

私が訪れた日は特別公開の期間中で、通常公開されている1階部分に加えて

2階と3階も見学することができました

 

この別邸は、もとは木屋町にあったものが移築され、増改築を経て現在に至っています

1階には庭を臨む広いお座敷





そして2階は 1階よりもこじんまりとした和室と、

庭を見下ろす広めの縁側



春先など、ここで庭を眺めながら日向ぼっこしたら

気持ちよかっただろうなあ・・・

 

3階は 望楼となっており、360度のパノラマを楽しむことができます

残念ながら写真撮影禁止だったのですが

東山の大文字もよく見え、大文字焼きの時は特等席だっただろうなと思いました

 

庭に出て建物を横から見上げると

重厚な木造建築の味わいに見とれました





庭園は広く池もあります







 

屋根には三井家の家紋「四ツ目結」が



目の保養になりました^^

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旧三井家下鴨別邸

京都府京都市左京区下鴨宮河町58-2



 

京のお散歩 〜京都御所・杉本家住宅

投稿日:

 

夏の終わりに出かけた京都

今回は、先日の朝ごはんのブログの続きを これ以上、寒くなる前に急いでcoldsweats01.gif
 

 

お腹いっぱい朝ごはんを食べた後は

京都散策へ出発です

まずは、京都御所

今年の7月から、通年公開されていて、予約なしで見学ができます

しかしやたらと広い御所の敷地…

道路から敷地内に入って、砂利道をてくてくてくてくてくてくてくてく…

歩けど歩けど、指定された「清所門」にたどり着きません

真夏なら、途中で日射病になる人も出るんじゃないかという遠さsweat02.gif
やっと着いた門で、簡単な荷物チェックを受け、首から下げる訪問者カードをもらって、中へ入ります

入ってすぐの建物では、ロッカーに荷物を預けたり、たくさんある椅子で休みながら、流れているビデオで御所見学の予習もできます

矢印に従って、建物を見ていきますが、建物内に入る事はできないので、外から眺めながら周ります





何もかもが大きいなぁという感想のほかは、「あ、この御殿の名前は、源氏物語に出てきたな」という程度の知識のなさ…
挙げ句の果てには、「これだけ敷地が広くて建物も大きいと、昔の動きにくい着物姿では、「ちょっと隣の〇〇の局さまに会いに行きたいけど、もういいか〜」なんて思う人もいただろうなあ」などと、つまらない事を考えてしまいました

それより私の興味をひいたのは、杉戸絵や欄干の意匠







昔のまま残るこうしたものを見ると、これらを描いた人、彫った人を想い、少しだけその時代に近づくことができたような気分になります

余談ですが、杉戸絵は、養源院の俵屋宗達のものが素晴らしいです

今回は行かなかったので写真は掲載しませんが、またいつかご紹介できたらと思います

 

という事で、御所見学を済ませた後は、楽しみにしていた町家見学(^。^)

重要文化財の「杉本家住宅




町家を改装したカフェやお店はよくありますが、こちらは、生活空間がそのまま残された貴重な町家です

江戸時代の呉服商が建てたもので、日時限定で公開されています

事前に友人が調べておいてくれたおかげで、公開日時に合わせて見に行くことができました

京都の町家は、四季折々で部屋のしつらえも変えていくとのことで、私がお邪魔した日は、まだ夏の装いでした

部屋を仕切る障子は簾戸になっており、縁側には涼しげな簾が

竹細工の和の感じが、きりっとして涼やかで、なんとも言えません







お座敷からの庭の眺めも涼しげです



こちらは台所



当時は、竈が7つもあったそうです

お正月に使用する御膳なども展示されていました

春慶塗りの立派なものです







杉本家には、代々伝わる書き付けの帳面があり、季節ごとの行事や決まりごとについて、細々としたことがしたためられています

お座敷に、その一部が公開されていました



古いしきたりや昔から伝わる智恵など、少しずつ忘れられがちなものが、こうして伝えられていることを知ると、なんとなくホッとします

家の奥には、立派な洋間もありました



時間が許されるなら、いくらでも庭を眺めながら座っていたいような町家でした

これからも、大事に受け継がれていってほしいと思います



 



いくつもの時代を経て今につながるものに触れる時間は、情報過多で目まぐるしいスピードで流れていく今の生活から少しだけ離れることができ、心が休まります

ほかにもご紹介したいお寺や街並みがあるのですが、今回はこの辺で・・・(^^)

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杉本家住宅

京都市下京区綾小路通新町西入矢田町116

電話  075-344-5724

入場料  1000円