阪神・淡路大震災から2024年1月17日で29年。当時は電気・ガス・水道などのライフラインが寸断され、厳しい状況を何とかしようと奔走する日々。山陽沿線でも水を求めて列をなす場面がありました。
こちらは須磨寺駅から徒歩数分の須磨寺参道沿いにある交差点。酒店の東側にある湧水スポット「須磨霊泉」も震災時には水を求めて行列となり、多くの人々が救われた命の水。
今も絶えず水がこんこんと湧き出す「須磨霊泉」の左側には石碑が。1924(大正13)年建立とあり、それ以前から地域の湧水として大切にされてきたようです。
いつ訪ねても清潔に維持されています。
少しヒンヤリとする水は飲用時の煮沸が必要ですが、地域の方が水を汲みに今日も足を運びます。須磨寺におでかけの際、少し立ち寄ってみてはいかがでしょうか。