山陽沿線 まちガイド

レトロな近代建築が点在する「高砂」へ!

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街なかにレトロな近代建築が点在する「高砂」。今回もいろいろと紹介します!



まずは銀座商店街の西側出入口にある「旧高砂通運本社屋」。昭和14年に建てられ、現在は1Fが浜名湖産の鰻が名物の「浜名湖鰻 うな高」、2Fが「高砂町歴史資料館」として活用されています。



見た目には分かりづらいですが、なんと木造建築!近代建築によく用いられる、外側に溝が入ったスクラッチタイルが特徴的。レトロな雰囲気は今でも健在です。



すぐ北側には昭和の風情漂う銭湯「梅ヶ枝湯」が。西側に廻ってみると…



これは凄い!ここだけ戦前で時代が止まったような佇まい。築年は不明ながらレンガの煙突や木造の趣が味わい深い激渋銭湯で、しかも左をよく見ると薪がチラリ。梅ヶ枝湯どうやら薪風呂が健在のようです。



かつて加古川の河口に栄えた港町の風情が街の至る所に。



この「セイエイカン」もシンプルながら戦前の雰囲気が残っていて、かつては同名の「清栄館」という映画館だったようです。



よく見ると細やかな装飾が。高砂を象徴する、水路を進む小舟をイメージしているようにも見えます。現在は1Fでレトロな古道具の販売やカフェがあるようで、ちょうど撮影日が定休で残念!面白そうな店舗なので、機会があれば紹介します。

他にもまだまだ近代建築があるようです。また高砂へ取材へ行くことがあれば随時紹介していきますので、お楽しみに!