阪神・淡路大震災から間もなく22年。その教訓を学び、災害に備え、防災・減災の心構えを日頃から持てるようにしたいですね。
沿線から少し足をのばせば、その想いを発信する「人と防災未来センター」があります。震災に関する資料や体験談の展示はもちろん、震災直後の街並みを再現したリアルなジオラマ模型やシアターによる追体験、防災・減災ワークショップなども行われます。震災から年月が経ち、震災を知らない世代も増えた今だからこそ必要とされる場所かもしれませんね。
館外には「神戸の壁」ベンチが設置されています。
まさに震災があった証であり、何か私たちに訴えかけてくるような無言の語り部のようです。ベンチに座るというよりただその場で立ち尽くして、あの日を思い出さずにはいられませんでした。未だ被害が見えるところ見えないところにある中で、ここはまさにあの日から学び、備える、よりよい未来を築く礎とすべき場所かもしれません。
毎月17日は入館料が無料になります。震災から22年を機に足を運んでみてはいかがでしょうか。「人と防災未来センター」の詳細はこちら。