2月10日、神戸電鉄鈴蘭台工場で、目下絶賛クラウドファンディング中のデ101がバレンタインデー装飾となって一般公開されました。バレンタインデーにちなんだ装飾は昨年も実施されましたが、工場内での公開は初めてとなります。
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【神戸電鉄】バレンタイデー装飾のデ101
神戸電鉄「デ101」復元プロジェクトが始動!
神戸電鉄「デ101」。2019年のクラウドファンディングにより解体の危機をいったん脱し、入換車時代の姿ではありますが、美しく整備されました。
以前の記事はこちら(リンク先に飛びます)
→ 【神戸電鉄】クラウドファンディングでよみがえった「デ101」
しかしながら、現在の姿はあくまで現役引退後、鈴蘭台工場の入換車としてのもの。完全に登場時の姿に戻せなくても、現役時代の姿に戻して残すほうが良いに越したことはありません。「デ101まもり隊」では正面窓や側扉・側窓を段階的に復元するため、クラウドファンディング第二弾を実施中。期限は2024年3月4日。まずは正面窓復元に必要な200万円が第一目標だそうです。
クラウドファンディングの詳細はこちらまで(外部リンクに移動します)
→ 「神戸電鉄「デ101」を現役当時の姿へ!昭和初期の車両を次代に繋ぐサポーター募集!」
【鈴蘭台】神鉄トレインフェスティバル2023
10月14日は「鉄道の日」。各地で関連イベントが開催されます。今年の「山陽鉄道フェスティバル2023」は事前抽選なし。10月28日(土)、東二見車両工場へGO!
【鈴蘭台】神鉄トレインフェスティバル2022
検車庫に保存される旧デ101号車。現在走行することは出来なくなっていますが、有志「デ101まもり隊」クラウドファンディングが成功して補修されました。入換車当時の外観ではありますが、今後営業車時代の姿に戻すべく引き続き活動されるとのことです。一般向けとしては初公開だったのでは?
このほか、別会場の見津車庫での電車撮影会もありましたが、む~パパ、よんどころない事情により参加できず少々残念でした。
さて、10月29日(土)は東二見車両工場で3年ぶりの「山陽鉄道フェスティバル」が開かれます。抽選制ということで、当選者はすでに発表されているようですね。当たった!という方はお楽しみに!
【神戸電鉄】クラウドファンディングでよみがえった「デ101」
神戸電鉄のデ101形は、同社の前身である神戸有馬電気鉄道が開業翌年の1929(昭和4)年に製造した車両で、開業時に用意されたデ1形の増備車です。トップナンバーであるデ101号は1971(昭和46)年に引退後も鈴蘭台工場に残され入換用車として余生を送っていましたが、2016(平成28)年に使用終了となりスクラップになる運命が待ち構えていました。
痛みが目立つ車体。誰もがこのまま解体されるものと思っていました。
が、ここに立ち上がったファンの団体がありました。有志で集まった「デ101まもり隊」により神戸電鉄の協力を得てクラウドファンディングを実施、集まった資金で保存に向けた修理工事が始まったのです。そして今年、2022(平成4)年4月23日、予定された工事が完了し一般公開(ただし申込み多数のため抽選)されました。
この角度から見ると、埋められた窓がよく分かり、現役時代の姿が想像できます。(2022.4.23 鈴蘭台車両工場)
「デ101まもり隊」の次の目標は、入換車ではなく本線で走っていた現役時代の姿に戻すことでしょう。神戸電鉄創業期の貴重な姿を残す車両を後世に残すのは技術遺産としても意義のあることと思われます。
【神戸電鉄】鈴蘭台から旧線跡をたどる(その1)
週末のウォーキングがすっかり楽しくなってしまったむ~パパ。近場の廃線・旧線・未成線は全部訪ねてしまおうという「スタンプラリー」みたいになっていますが、今回は神戸電鉄有馬線・旧菊水山駅~鈴蘭台駅間の旧線を訪ねました。
スタートしたのは神戸電鉄鈴蘭台駅。北区役所と一体になり面目を一新。あまりの変貌ぶりに驚かされます。
鈴蘭台と言えば近隣の足として活躍する神鉄タクシー。伝統の青と白のカラーリングは山陽タクシーとは上下が逆。山陽よりやや鈍いトーンの青色は、タクシーのカラーとしてかつてよく見かけた懐かしい色調です。
鈴蘭台駅から南、湊川方面へ歩いて行くと、鈴蘭台工場・車庫に達します。間近で電車が見られる絶好のポイント。模型化資料に必要なパンタグラフ回りも撮り放題(?)です。
この先、廃止となった菊水山駅までの間、石井ダムの建設に伴い1995(平成7)年に線路が付け替えられた区間となります。
上が鈴蘭台側。黄色が現在線。点線部はトンネル。赤色が旧線となります。
(出典:Google Map)
1985(昭和60)年頃。石井ダム建設前。神戸電鉄がほぼ地上を走っているのが分かります。通勤・通学の乗客を楽しませた六甲山系の四季は、残念ながらトンネルによって見られなくなってしまいました。(出典:国土地理院)
鈴蘭台車庫からしばらく線路に沿って歩くと、神戸電鉄はトンネルに入ります。ここが旧線との分岐点。
ここから旧線は右へ。線路を越えて気軽に歩けるウォーキングコースになっており、結構人に会いました。広場ではお湯を沸かしてカップラーメンを作る人も・・・。
歩いているとすぐ正面に石井ダムの巨大な姿が見えてきます。写真の右下にダムへ伸びる遊歩道が見えますが、これが線路跡です。
ダム側から。中央を通る廃線跡を撮ってみました。
未だに橋台が残っていました。
石井ダムの上から南側を望むと、現在線を走る神戸電鉄の電車とその右側に旧線のトンネルを見ることが出来ます。
旧線のトンネル(旧烏原トンネル)。現在も当時のまま残されています。
振り返れば石井ダム。自然とそそり立つ人工物との対比がダムの魅力と言えましょう。
続いて旧菊水山駅から烏原貯水池を目指します。クリックにもご協力を!
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神鉄トレインフェスティバル2019
今年もやって来ました!神鉄トレインフェスティバル2019。
神戸電鉄車両を保守する心臓部、鈴蘭台工場の公開です。今年は少し遅めの開催で、近鉄五位堂、京阪寝屋川、神戸新交通の公開が重なったので昨年より来場者は控えめな感じ。このため実際はお子さまがさほど待つことなく、各種イベントを楽しめたと思われます。
リバイバルカラーの2編成が留置された車庫。昨年と同メンバー。昭和世代のむ~パパはやはり真ん中のグレー+オレンジの旧塗装で育ったので思い入れもひとしおです。
HOゲージ鉄道模型。プラ板で自作された車両が並び壮観です。製作者にお話を伺いましたが、まだまだ神鉄車両を増備中とのこと。来年以降も楽しみですね!
鉄道ファンのお宝、部品販売コーナー。廃車車両の妻開戸(貫通扉)には上下2段の方向幕が。山陽電車と同スタイルですが上下が反対ですね。
もちろん我らが山陽電車も出店!復刻旧塗装のミニチュア方向幕を初めて販売。前面用・側面用各1600円でしたが、両方ともすぐに完売してしまいました。
いろんなコーナーがある中で「デ101まもり隊」のブースを見つけました。鈴蘭台車庫で保管されている神戸電鉄創業期の車両デ101(1929年製)を、クラウドファンディングにより少しずつ補修し、次代に引き継ごうというプロジェクトです。
旧デ101号。この写真は昨年の撮影会でのもの。現在は非公開で、神鉄トレインフェスティバルでも見ることは出来ませんが、この時代の車両で実際に走行できる状態にあるものは国内にほとんど無く大変貴重な存在です。が、写真のとおり状態は決して良いとは言えません。
返礼品の数々。2000円からデ101の補修に参加することが出来ます。皆さんも文化財とも言える貴重な電車の保存活動に参加しませんか?
↓詳しくはこちらからどうぞ。
https://www.makuake.com/project/de101support/
今年の「山陽鉄道フェスティバル」は10月26日㈯開催です‼ クリックにもご協力を。
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【開業90周年】神鉄トレインフェスティバル2018
台風一過の10月8日、開業90周年を迎える神戸電鉄の「神鉄トレインフェスティバル」が鈴蘭台工場で開かれました。
この写真ではちょっと空いているように見えますが、実は来場者が多すぎて入場制限している状態なのです。
我らが山陽電車も、もちろん出店!グッズや部品、古いダイヤグラムなどを販売していました。
クッキー缶にも山陽電車。みなさま、もう買いましたか?
工場内。運転体験シミュレータ。かなり本格的なものですが、担当者によるともう少し機器とのマッチングを工夫したいとのこと。いや、この状態でも普通のファンにはリアル過ぎるんですけども~。
鉄道模型コーナー。80分の1・16番(いわゆるHOゲージ)の神鉄車両が走り回ります。工場の奥にあり気付かなかった人も多いのでは?全て手作りの車両に感嘆!実はここで走っている車両たちが、そのまま山陽鉄道フェスティバルでも活躍している・・・らしい・・・です。
「ミュージアムトレイン」6003号。お子様連れの記念撮影に引っ張りだこ。
今回は見津車庫より鈴蘭台の車両のほうが充実していたような・・・。5000系「Happy Train」に6500系。
メモリアルトレイン第1弾、第2弾の揃い踏み。
む~パパ世代にはたまらなく懐かしい旧塗装。やはり神鉄はこうでないと!
いつになく気合の入ったフェスティバル。好天に恵まれ多くのお客さまで賑わっていました。
「山陽鉄道フェスティバル」は10月27日開催です‼ クリックにもご協力を。
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【山陽電車も出店】神鉄トレインフェスティバル2016
10月14日は鉄道の日。この時期は全国各地で鉄道関連のイベントが開かれますが、む~さん&む~パパ、10月2日(日)に開催された神戸電鉄の「神鉄トレインフェスティバル」に”今年も参戦”しましたので、その様子をお伝えしましょう。
神戸電鉄の鈴蘭台駅から歩くこと約10分。車両工場の入口に到達します。
実はその前に車両基地の周囲を歩かねばなりませんので、入場までにじっくり並んでいる電車を見ることが出来ます。昨年元気に走っていた1101編成ですが、とうとう運用からは離脱した模様。片方の先頭車はどこかに消え、残りの2両が留置されていました。
さて、会場に入るとすぐ各社・団体などのブースがあり、今年も山陽電車がグッズ販売。先日登場した6000系前面ボードもありますね!
工場内の様子。モーターカーと綱引き、ミニ電車、運転シミュレータ等々、定番かつ安定したコーナーがいっぱい。どれも順番待ちがすごいです。ちなみに新聞報道によると入場者は2,800人とのこと。
運転士・車掌体験には新型車6500系が使われていました。好天に恵まれたのは良いのですが気温もぐんぐん上がったので、む~さん&む~パパ、冷房の効いた車内で「ぐでれ~っ」としていました。ここにいると外に出たくありません・・・。
工場でチビッコと綱引きをしていたモーターカーは今年初登場。先代の旧101号車に似せた雰囲気が何とも言えません。なかなか頑張ったデザインでしょ?
HOゲージ鉄道模型コーナー。今年は「新作無し」とのことでしたが、プラ板から全部自作の車両群は圧巻。いつもながら素晴らしい作品に見入ってしまいます。
懐かしいデ300形の模型。む~パパ、2扉から3扉に改造され、デ310形を間に挟んだこの姿になじみがありますが、好みは旧塗装のほうかな~。
さてさて、またまた今年も同じ宣伝。
山陽鉄道フェスティバルは10月29日(土)、東二見で開催です。是非、お越しください!
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神鉄トレインフェスティバル2015へ行ってみた。
10月に入り、各地で鉄道イベントが目白押しになる季節となりました。そのトップを切る「神鉄トレインフェスティバル2015」へ、む~さん&む~パパ、昨年に引き続き参戦です。昨年の様子はこちら。
南側にある正面アーチ(↑)に入る前に、今回は北門のところに人だかりが。実は構内の入換用として残っている旧型電車のデ101(1929年製)の撮影会があるというのです。これは見ておかねば。
右の茶色い電車がデ101。最新の6000系との「出会い」です。こう見るとなかなかスッキリ撮れているように見えますが、実際は・・・、
ご覧のような人だかり。開場前から800人が行列したと言い、午前の見津車庫への見学列車は即満員になったそうですから、好天に恵まれたとは言え「鉄」が着実に増えているのは事実なのでしょう。
さて。工場内に入ります。
何やら部品や道具でいっぱいの工場の中。このごちゃごちゃした感じが「萌え」ます。
にしても、運転士体験・車掌体験も、
ミニ電車も、
沿線ご当地グルメの飲食ブースも大賑わいで、地域のイベントとして根付いていることが感じられました。
部品販売コーナー。「ウルトラマン電車」として有名なデ3000形電車のうち、廃車となった第1編成の車番です。
おとーさま方の注目を集めていたのが、この「神鉄親善大使」。みなさん美人揃いなんですけれども、ちょっとここでお顔を出して良いのかどうか分からなかったのでモザイクで失礼・・・。配布の「HAPPY NEWS LETTER」をご覧ください。
もちろん!山陽電車コーナーもありましたよ!
帰りに手軽に電車を撮れる有名撮影地「子安場踏切道」でしばらくカメラ小僧。デ1100のトップナンバー編成が来ました。新車6500系登場で去就が注目されます。
さてさて、今年も同じ宣伝。
山陽鉄道フェスティバルは10月24日(土)、東二見で開催です。是非、お越しください!
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