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【8月5日はタクシーの日】塩屋・望海台でデマンド型乗合タクシー「のぞみ」実証運行中!

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8月5日は「タクシーの日」ってご存知でしたか?1912(大正元)年のこの日、東京・有楽町の数寄屋橋でT型フォード6台を使用し、日本で初めてメーターを使ったタクシー営業がスタートした(諸説あり)そうです。今から110年前のお話。

さて、神戸市垂水区を主な営業エリアとする山陽タクシーでは、塩屋地区でコミュニティバス「しおかぜ」を運行中。しかし、この「しおかぜ」さえ乗り入れることが困難な地域「望海台」について、タクシー車両を使用したデマンド型コミュニティバス(乗合タクシー)「望海(のぞみ)」の実証運行(2回目)を8月1日より開始しています。

山陽塩屋駅のタクシーのりばに掲出された時刻表。普通のバスと同じように1時間に1本ずつ望海台行きが設定されていますが、こちらは予約があった便のみ運行(デマンド運行)されます。また複数人が乗り合えば運賃が割安となります。
「のぞみ」運行時、前面には「乗合」、サンバイザーを使用した「のぞみ」表示を付けて走ります。塩屋の海をイメージした表示は、そのまま山陽タクシーのツートンカラーでもあります。
望海台を走行する「のぞみ」。歩くのが困難な急傾斜が続く住宅地で、道も狭いためバスも入れず長らく公共の足はタクシーだけという状態が続いていました。(写真提供:山陽タクシー)
急坂に挑む「のぞみ」。背景の山は鉢伏山で、意外なほど近くに須磨浦遊園の回転展望閣が見えます。
(写真提供:山陽タクシー)

タクシーでもバスでもない公共交通の新しい姿。全国各地でいろいろな取り組みが進められています。

詳しくは↓こちら。
神戸市:垂水区望海台地域の取り組み(望海台コミュニティバス「望海(のぞみ)」) (kobe.lg.jp)