楽しいむ〜さん一家

JR大阪駅に「うめきた地下口」がオープン!(後編)

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前編はこちら→ JR大阪駅に「うめきた地下口」がオープン!(前編)
山陽沿線じゃない!というご意見もありますが、連絡他社線の範囲はお許しください。なにせ関西のビッグプロジェクトですので。

人ごみの中、ようやくホームに降りてきたむ~さん&む~パパ。最近多くなったLED駅名標。スタイリッシュなデザインが新駅に似合います。
そしてもう一つ、今回話題の新設備、21番線に設置されたマルチフルスクリーンホームドア。車両に合わせて開口部位置が変化するというスグレもので、写真に撮るとドア部分が開くだけのように見えますが、案内表示の付いた液晶パネル部分も可動します。む~パパ、どうなっているのだろうとよく見てみましたが、途中で分割されており、いくつかの自由に動く区画を組み合わせて長くしているようです。それにしてもホームドア、ここまで来ますか!
列車の扉位置に合わせて開口部位置も変わるため、乗車口案内はフルカラーLED表示がベルトのように長く取り付けられ、どの場所でも表示できるようになっています。また、カーブしたホームにもうまく対応しています。
うめきたにある新ホームは2面4線。22~24番線にホームドアはなく、普通の構造です。
ホームはカーブしていることもあり、車掌用モニターがこれでもかと取り付けられています。
特急「はるか」「くろしお」のほか、今まで新大阪止まりだったおおさか東線の電車が、この日から大阪駅に乗り入れました。
さて、この地下ホームですが改札内で地上(高架上)のホームと結ばれています。連絡通路の入口にある地上ホームの案内表示。ここから1分なんかで走っても乗れないので、ある程度余裕を見て次表示になるものと思われますが、ダイヤ乱れ時等どのように表示されるのか興味津々・・・。
他の地下部分をくぐるためか、地下通路でも移動は平面ではありません。写真中央は恐らく津波対策の防潮設備と思われます。
どこに出るのかと思ったら、西端部にひょっこり出て来ました。乗換えの感覚からすると東京駅の京葉線地下ホームなんかよりずっと近く、横須賀線地下ホームほど深くもないので、それほど「歩かされる」ものでもないかな、という印象を持ちました。

ちょうど山陽電車のライバル、姫路行き新快速が到着。む~パパ、223系は2000番台ではなく、この1000番台がお好みです。12両揃っていることを期待しましたが、後ろの4両は225系100番台でした。

今回の地下駅、将来なにわ筋線が開通すると南海電車や阪急電車の狭軌新線が乗り入れる計画。とてもにぎやかな駅になることでしょう。そうなると今はあまり縁のない山陽沿線からも、関西空港へのアクセスとして重要な存在になりそうです。

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JR大阪駅に「うめきた地下口」がオープン!(前編)

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関西の鉄道では久々の大きな話題となったJR大阪駅「うめきた地下口」が3月18日にオープンしました。かつての梅田貨物駅の跡地は開発中で、一部がグランフロント大阪として完成していますが、元々の貨物線だった地上線を今回地下化し「新駅」を開業したものです。「新駅」として違う駅名になるのかと思っていましたが、あっさり「大阪駅」となりました。む~さん&む~パパ、開業初日に見学です。

JR大阪駅から北側、グランフロント地下へ連絡するエスカレーターを降りたら左へ向かいます。
すると突き当りに「うめきた地下口」改札への連絡通路が出来ています。
通路を抜けるとうめきた改札口へ。開業初日とあって大勢の人が見物に訪れています。
「一体ここはどのあたりかな?」と思い、改札口から地上に出てみるとそこは工事現場。囲いに阻まれ大阪駅桜橋口の北側に誘導されてしまいます。もちろん旧地上線に沿っているだけなので大体の位置関係は分かりますが・・・。梅田スカイビルが見えていました。
周囲にはどんどん新しいビルが建設中で、非常に活気があります。何といっても関西の中心地、元気になってもらわないと困ります。
さて、改札口に戻って来ました。今回話題になっているのが実証実験中の「顔認証改札機」。事前に登録しないといけないようで、セキュリティゲートのようでもありますが、む~パパ、普通にICカードをかざして入場してみました。む~さんが通ると、側面に大きく「定期券が切れています」と表示されました。なるほど、というか通常の改札機でも表示される「あれ」ではあります。処理未了になるように瞬間タッチで通って出る表示を見るというのも面白かったかも。(周囲にはひんしゅくを買いますが・・・。)
うめきた北口は従来の大阪駅とは番線が分けられ、21~24番線が割り振られています。地下ホーム完成により今まで大阪駅を通過せざるを得なかった「くろしお」「はるか」が停車するようになり、梅田エリアからの関空・南紀方面への利便性が大きく向上しました。
ちなみに、この案内表示は全て液晶モニターがはめ込まれており、番線表示や乗換え案内に切り替わっていくようになっていました。
このほか、キャッシュレス専用の駅弁自動販売機があったり・・・、
壁を使って映像を流していたり・・・。

ホームに降りるまでにうろうろと楽しんでしまいました。(後編へ続きます)

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