かねてより内装を中心とするリニューアル工事を受けていた3072号がこのほど完成し、試運転を経て先月末より営業運転を開始しています。久しぶりの大きな話題にむ~パパ、早速取材してきました。

(2023.9.2 須磨浦公園~山陽塩屋)
加古川橋梁で1両ずつサイドビューを狙ってみました。




各車とも屋根に付いていたベンチレータ(通風器)が外されています。ドアは全て新品に交換されていますが、ステンレス製で未塗装のため元のイメージを保っています。側窓もユニットサッシごと交換されています。従来のリニューアル車同様、車端部は1枚ガラスの固定窓となりました。ドア間は上段下降・下段固定とされていますが、鋼製車のように黒く塗装されていないため、こちらも元のイメージのまま。写真で見ると上段より下段が広くなったのが分かる程度です。床下機器には変化は見られません。
(2023.9.2 尾上の松~高砂)

(2023.9.2 尾上の松~高砂)

(2018.1.13 須磨浦公園~山陽塩屋)

それでは次回、車内を見てみることにします。
こんにちは!
たて続けに山電ネタ、特に今回の3072号は興味深いです。元々のアルミ地に塗装が施されたのは今回が初めてではないでしょうか?それ以外にも色々な改修がされてまだまだ走る姿を見ることが出来そうですね。と同時に銀色に輝く3050形アルミカーは姿を消すのではと心配でもありますね。
Toshiyuki iwaiさま コメントありがとうございます。
ちょっと連続してしまいましたが、偏らないようにしつつも適度に電車ネタは仕込まないといけないかなと思っています。元々のアルミ地に塗装されたのは実は初めてではなく、3500・3501号がクリームに塗装され3060・3062に組み込まれていた時期がありました。のちに塗装をはがして銀色に戻っていますが・・・。塗装されたと言えば国鉄301系がアルミ地から灰色9号になった例があります。偶然なのか3619号や今回の3072号と同じ色です。301系の塗装時期は1978(昭和53)年のようで、山陽電車より早いため3619を塗装するとき参考にしたのかも知れませんね。
去年現役を退いた3500号、3501号にそんな過去があったとは…S60~R1まで兵庫を離れてたので全く知りませんでした、益々興味津々です!灰色9号、301系はよく知らないのですが明らかにホワイトエンジェルを意識したのでしょうね、山電見に行く楽しみがまたひとつ増えました。(その2)、楽しみにしてます。
3500・3501ですが、元々アルミ地で使用することを前提としているため、塗装をはがしたら元に戻ったというものです。3066号や阪急・京阪といった塗装前提のアルミ車体は塗装をはがしてもきれいな銀色にはならないそうです。国鉄301系は東京メトロ東西線と総武線との相互直通用の車両で、3619号より前に灰色塗装となりました。もし意識したとすれば山陽電車のほうが真似をしたのでしょうね。
京急電鉄でも、関東の鉄道事業者でも珍しくアルミ車でも塗装していますし、最近はステンレス車でも無塗装(フィルムを一部または全体に貼り付け)から全面塗装に回帰していますね。
E7系とW7系さま コメントありがとうございます。
京急電鉄さまはステンレスカーでも塗装されるようになりましたね。スポット溶接の凸凹をパテ埋めして平滑にした上で塗装してますので結構大変な手間がかかっているようです。今回の3072号はそこまで凝ったことはしていないようで、溶接部分の肉やせがよく見ると分かります。
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