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【神戸元町】乙仲通を歩く・前編

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元町の近代建築と言えば海岸通の大規模なビル建築が知られていますが、海岸通と栄町通の間にある「乙仲通(おつなかどおり)」もレトロなビルがたくさん建っている近代建築集積エリア。お洒落なカフェやいろんなお店がたくさんあったりして話題の観光スポットではありますが、む~パパ、お店より建物ということで、少し散策してみました。

神戸を代表するビジネス街、栄町通。かつては市電が走っていました。乙仲通はこの南側の通りです。ちなみに「乙仲」とは戦前の海運組合法で定期貨物を取り扱う「乙種仲立業」が多く集まっていたから、だそうです。
南京町から乙仲通へ入るとすぐ目に付く近代建築「昭和ビル」。昭和初期の建築と思われます。
入口から中をのぞくと、タイムスリップしたかのような昭和の空間。
「昭和ビル」南側から。こちらの入口もなかなか魅力的。建物本体も面白い形をしていますね~。
海岸通に面する「海岸ビル」ですが、乙仲通側にひっそりとフランス料理店の入口がありました。む~パパ、こんなお店の常連になってみた~い!
この「海岸ビル」表側は石積み。裏側がレンガ積みだとは知りませんでした。
正面のアーチ入口から一気に3階まで登る階段。日本ではないような空間が広がっています。
KISCO神戸営業所。旧岸本産業本社ビル。ケーキのような段々に積み重なったスタイルが特徴的。昭和初期のものです。西隣にもレトロなビルがあったのですが、取り壊されて駐車場になってしまいました。こういった近代建築は老朽化や耐震性の問題から、少しずつ消えていくのが実情なのでしょう。

全部は紹介しきれませんが、あとは後編としましょう。

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