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【山陽タクシー】ツートンのJPN TAXIが登場!(その1)

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車椅子に乗ったまま利用できるユニヴァーサルデサインタクシー(UD TAXI)として、東京では普通に見ることが出来るトヨタ・JPN TAXI(ジャパン・タクシー)。みなさんは見たことがありますか?

写真は日本交通の車両。派手なカラーリングが印象的な東京のタクシーですが、JPN TAXIは「黒」「深藍(こいあい)」「白」の3種類のみ。写真は深藍のものですが、見た目はほぼ黒です。(2018.8.14 東京都内)

このように塗装が統一されたのは、東京オリンピックに合わせ、タクシーのイメージを一新したいと考えられたようなのですが、逆に事業者の個性を失わせる結果となりました。

これに対し、その他の地方ではまだまだカラーリングで他社と差別化したい事業者も多く、メーカーに頼らず自社で塗ってしまう会社も現れました。写真は京都のヤサカタクシー系の車両。白を選択し下部を塗装したものです。(2019.6.16 京都市内)
こちらも白をベースに屋根部分を緑色に塗った名鉄タクシーの車両。電車は「赤」のイメージが強い名鉄ですが、タクシーはこのカラーが伝統色。(2020.10.18 名古屋市内)
む~パパ、旅先でオリジナルカラーのJPN TAXIを探して撮影していたのですが、沖縄で見つけたのは車体全体を自社カラーに塗ってしまった車両。全面塗装車は岡山や金沢でも見かけました。(2020.2.13 那覇空港)

さて、「白+青」のツートンカラーがトレードマークの山陽タクシー。当初導入された車両は「深藍」。恐らく青をイメージしたものと思われますが、ぱっと見は黒にしか見えません。舞子神姫タクシーからの引継ぎ車は黒と深藍の2種類がありましたが、近くでよく見ないと色の違いが分からないものでした。これでは山陽タクシー「らしさ」が発揮できないと考えられたのか、今年3月に伝統のツートンカラーをまとったJPN TAXIがついに登場。さっそうと垂水の街を走り始めました。

左が従来入っていた深藍の車両。ツートンカラーはやはりインパクト大です。(2022.3.24 舞子営業所)

山陽タクシーのツートンカラーも白をベースに自社で塗装したものです。次回、取材させていただいた塗装作業を公開しましょう。

【山陽タクシー】ツートンのJPN TAXIが登場!(その1)” への2件のコメント

  1. こんにちは。楽しく拝読しています。
    山陽ツートンのJPNタクシー、いいですね。
    この車種は乗降のしやすさと、足元が広く、多少荷物が多くても置きやすいところが良いと思います。
    旅先で見つけられたという沖縄の自社カラー車、西鉄の電車カラーリングを連想してしまいます~。(^^)

    • easylistenersさま コメントありがとうございます。
      垂水では山陽タクシーのツートンが地域に溶け込んでいるため、JPN TAXIで再び黒系の単色塗装になってしまうのかと少々残念でしたが、今回よりツートンになるとのことで喜んでいます。確かに乗ってみると足元が広くてタクシーという感じはしませんね。沖縄交通のタクシー、言われてみれば西鉄みたいですね。他にも面白いカラーがあればまた記録しておきたいと思います。

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